阪神大震災から16年
<4月14日、ちょうど仙台空港が再開した日に、取材で再び被災地を訪れました。
新聞やテレビは、空路の再開を機に、復興ムードの論調へ大きく転換したような気がします。しかし、被災地の方たちの心の問題は、目に見える復興とはズレが生じていると感じました。>
現実と理想のギャップが開く一方だ。
<被災地の外から支援に来る人や企業はクローズアップされても、地元で支援をする商店や企業のことが語られていません。むしろ、家屋も社屋も工場も被害から免れたため保障が受けられず、材料が入らない、お客さんが来ないという三重苦に喘いでいます。>
損害が軽微だと公は一切助けてはくれないのだ。
それを忘れてはいけない。
< 空港が再開した、仮設住宅の建設が始まったというニュースが入ると、被災地以外の人は復興が始まったと解釈すると思います。しかし現地に入ると、被災者にはそれぞれの事情があり、被災地と被災地の外との温度差はかなりあるように思えました。被災地は復興の段階に入ったなどと、軽々には言えないのです。>
弱者を見捨てて神戸は復興した。
どうやら今度もそうなりそうだ。
原発の事故でも賠償は小出しにしてはいけない。
日々の暮らしで賠償金が消えていく。
<ネット上で被災者に対する批判が見られるようになってきました。被災者がいま欲しい物を要求しただけで「何でももらおうとする」「要求が多い」というのです。
その被災者は、聞かれたから答えただけでしょう。
逆に、人をムカッとさせるようなことを言う被災者がいるのも事実です。>
詰まり人それぞれだという事。
色んな人がいるから 動じてはいけない。
<もちろん、震災のことを考え続ける人もいい。しかし、もしいまが辛い状況だと感じていたら、テレビやラジオやインターネットから離れて、震災のことを考えない日を作ってもいいと私は思います。>
人は誰もが聖人君子に成れないのだから
無理をせず出来る事を継続するのが大切だろう。
繰り返されるモノ
光景
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