ひろかずのブログ

加古川市・高砂市・播磨町・稲美町地域の歴史探訪。
かつて、「加印地域」と呼ばれ、一つの文化圏・経済圏であった。

地域(加印)の風を読む(33) 「加古川市広報」第1号を発行

2017-03-08 08:55:11 | 地域の風を読む

         「加古川市広報」第1号

 昭和25年(1950)6月15日、 旧加古郡の町村が合併により加古川市が誕生しました。

 そして、さっそくその年の12月20日に「加古川市広報」が発行され、市政のみえる化(透明化)を宣言しています。

 「ひろかずのブルグ」では、しばらく加古川市広報に、発行当時の加古川市を見ることにします。

 (古い漢字は新漢字に、一部漢字は「ひらがな」に変えています)

     発刊の辞  加古川市長 浅見久夫

 「百聞は一見に如かす」と云われていますが、私は「百聞は一読に如かず」といいたいと思います。

 昔は、いわゆる言い伝え、呼び伝えで総てが解決せられておったと恩います。

 現代は、印刷技術が発達して、いわんとする事、聞かんとする事が僅か数時間で印刷物となって総ての人に配布されます。

 このたび市の広報を発刊する主旨はここにある訳でありまして、市の運営状態、特に、財政状態等を正しく市民諸氏にお伝えする事が眼目であります。

 噂と云うものは、正しい事もあれば、誤った事もあります。

 単なる噂さをもって、市の実相と断定することは、まことに危険なことでありまして、どこまでも、正法を得たニュースでなければなりません。

 そういう意味で市は。今後責任ある広報を月々発刊して、全市民の正しい批判を仰ぎたいと思うのであります。

 施設は眼に見えますが、施設に要する費用は眼に見えません。

 市の運営に要する歳入がどんな状態であるか、また、どんな方面につかわれているかという事は、市民等しく知りたい事でありまして、かつ知つて戴かねばなりません。

 これらを知悉した時、初めて正しい市政枇判も出きる訳でありまして、五万市民の貴いご意見を得られると思います。

 ねがわくば、広報を熟読頑味して、加古川市発展に寄与せられん事を熱望する次第であります。

 広報発刊に際して愚見を述べて、大方諸賢のご賛同を衷心よリお礼申上げます。(no3502)

 *写真:「加古川市広報(第1号)」(昭和25年12月20日発行)

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