徒然奇

SoulHP日記

ギャングと腹巻

2006-09-28 20:56:12 | 徒然奇
水沢の姐さんは、腰痛持ちという点でも仲間だ

俺はこの季節からは首にタオルを巻くのを勧める

肩凝りだけでなく、不眠や風邪にも良いのだ

「腰痛には腹巻が良いのよ。sugaちゃんも腹巻をしなさい」

腹巻?

「内臓全体を暖めるのよ。それが良いんだって」

b

これなら可愛いが、

俺がしたら・・・

「sugaちゃん、サラシ巻きがにあうわよ。おほほほほ」

話が弾むと俺を本物にしたがる姐さん

姐さんは女性専用の服屋をやっているが、

俺が頼むと、東京に仕入れに行く時に

俺の分も買って来てくれる

とても個性的で良い

が、世間からは少し引かれる

「姐さんが俺の服を選ぶ基準は何ですか」

と前に聞いたら

「アメリカのギャング」

と答えが返ってきた

「その顔と体で普通のサラリーマンの格好をしていたら

かえっておかしいわよ

アメリカのギャングみたいにびしっとしなきゃ

sugaちゃんはギャングが一番」

なんとなく

聞かなきゃ良かった


翌日、接骨院で腰痛専用の腹巻があった

モデルは女性だが、

ko

一番大きいサイズでウエスト130までというのがあったので

「これは俺向きでは」

先生達も問題はないというので、早速買ってつけてみた


格好わりーーーー

おおっ

なんか昔袴を履いた時のような感じだ

歩きやすくて良い

しかも腰のところに内ポケットがついている

説明書きを読むと

“専用磁気パット”

ほほう

“カイロ”

なるほど。前の冬は貼るホッカイロを使っていたから良いな、これは

“お金入れなどにご利用下さい”

・・・

お金入れって何だ?


謎の筋肉痛

2006-09-26 22:33:38 | 徒然奇
頭の後ろで手を組んでいたら

腕の筋肉が邪魔でうまく頭を抱えられない

しみじみ腕を見ると

太くなっていた

いつの間に?

筋トレ禁止になってから数年

なぜか身長が伸び

そして筋肉が膨らんでいく

もう力が入らない体になってしまったが(見かけ倒し)

人よりずっと力はあるようだ

太極拳恐るべし

力とは何がなんだか分からない

肌年齢

2006-09-19 19:58:08 | 徒然奇
NOMANNE CONNNE?

n

ROMANEE・CONTIか?

本格焼酎と書いてある

俺がよく行く寿司屋「三寿司」でのカウンターだが、

「NOMANNE CONNNE?」

「面白いべよ」

大将のくにやんは同級生だ。

「面白いって、これはまずいだろう。やりすぎじゃないのか」

ネットにもない焼酎だ

で、わざわざ俺に飲ませようとする

結局飲んだけど


デトックス再び

ドロドロ
d


(参考)初めてやった後輩の状況
k


実は先日来、異様に肌がすべすべだ

赤ちゃんの肌のようにすべすべ

皆に頬摺りしたいくらいすべすべだ

ちょっと髯があるが
sube

朝会社に行く時に

「あ~あ、面倒くさいなあ」

と頬を触った瞬間に気付いた

「きっもちわりー」

更に肩(撮りづらい)
kata


これは前回接骨院の帰りに

余りに暑くてノースリーブだけになって歩いている時に

何気なく店のガラスに映った自分の体をみたら

異様に肩が輝いていた

触ってみると

すべすべだった

やっぱり

「きっもちわりー」

一通り鍼灸指圧を終えてデトックスに入ると

後輩に先生が

「女性は肌も綺麗になるんですよ」と言っているので

「俺も綺麗になったよ」

と言ったら

びっくりされた

「何この肌。触って良い」

気付いた先生、後輩が触ってくる

「肩も触ってみろよ」

Tシャツ一枚なので肩も触らせた

「うわあ、負けた」

先生も後輩も騒いだ

男の先生達も来る

触り放題だ

ついでに次の順番を待っていた女の子も触っていいですかというので

ちょっと恥ずかしかったが触らせた

「いや~ん。おじさん綺麗」

10代の女の子、ちょっと荒れた肌を気にしているようだ

「大丈夫だよ。俺よりもきっと毒が少ないから、これを続ければきっと綺麗になる」

と俺は言った

「本当ですか。おじさんみたいになれますか」

彼女は希望に輝く瞳で俺を見つめた

「なれるとも」

俺は彼女の希望を確信にするべく、

力強く答えた

・・・自分で言うのもなんだが、異様な会話だ

シェイクスピア・カンパニー誕生裏秘話~明かしてはならないバックボーン~

2006-09-18 16:22:46 | 徒然奇
caution
本編に関しては、善良な劇団員、主宰は全く関係ありません

>>>>>>

「ざけんなよ、このクソガキ」

とは10年前までの俺の

最後通告として有名な台詞だ

自分では気付かなかったが

この台詞のあと無言の説得が始まるという

大体の人が無言になる前に納得してくれるので

それ以上の説得は必要がない

なぜかこれ、

日本人だけでなく

外国人にも通じた

「気持ちは万国に通じるんだな」



20年前の話だ

シェイクスピア・カンパニーができるずっと前

俺は仙台国分町でたまたま関西人に絡まれていた

「われ、いてこますど、ぼけ」

「なんじゃわれ、日本人か(??)、こら」

さすが啖呵にかけては関西人

マシンガンのように出てくる

俺が口を挟む隙もない

"しかし、なんで相手の事を我というのだろう"

我・・・一人称、私

津軽弁の「わ」は「我」、「な」は「汝」である


連発銃のような関西啖呵を聞いていた俺は

いつも疑問に思っていた事を聞いてみたかったが


段々彼らの悪態がレッドゾーンにきたので

「おだづなよ、このクソガキ」

(後の「ふざけんなよ、このクソガキ」の原型。意味も同じ)

となった

「ぺらぺらぺらぺら喋りやがってこの野郎。やるなら一気に来い」

当時は75kgしかない俺だったが

相手の頭上を越える跳躍力で(正確には相手の肩を踏み台にして)

後ろに回ってケツを蹴った

実は彼らの後ろにある自転車が欲しかったのだ

国分町空手必殺の武器"自転車"だ

「ちょっと待ち、今何言うた」

奴らは慌てた

「おだづな、だ」

一応、ちょっとメジャーな方言を語る人たちにこっちの表現をつかったものだから

ちょっぴり恥ずかしかったので教えた

「なんちゅう意味やねん」

俺はそれには取り合わず自転車に手をかけた

「殺さんでくれ」

「はあ?」

ただ田舎に来たので、目立った奴をからかおうと思ったらしい

それが"おだづな"の迫力に負けて動けなくなった瞬間に

俺に易々と後ろを取られ

しかも"おだづな"の意味がわからないので殺されるのではと思ったという

あきれた

俺が手にかけなくても

地元の誰かがやるだろう

俺はそこから離れた


>>>>>>


シェイクスピア・カンパニー成立前夜

基地のあるとある町での話

深夜

一緒にいたスナックのママが

「日本の女なめるんじゃないわよ。女も簡単に股を開くな」

と怒り出した

何かと思うとでかい外人が二人に、路上にしゃがんでいる少女達

いつも店が入っているビルの前で屯しているという

外人の一人は2mを超えているだろう

しかも真っ黒だ

黒人の身体能力はもの凄いのだ

やばい


奴はにやにやして何事か話しかけている

俺には何を言っているのか分からなかった

だが、嫌な顔だった

「あんた。外人の二人くらいやっちゃいなさい」

綺麗な顔をして何を言う、ママ

どこでそういう発想になるのか

後から聞いたら、同じ位の大きさに見えたから大丈夫だと思ったという

同じ位の大きさでも充分危ないじゃないか

しかも職業軍人だぞ

大体何の根拠でやっちゃいなさいになったのだ

俺はサラリーマンだ

そんなのヤクザにやらせろ、ヤクザに


向かってくる黒人

すっごい上に顔がある


恐ろしさのあまり

「おだづなよ、このクソガキ」

が出た


奴がなぜか怯んだ隙に

俺は渾身のパンチを出すために腰を落とした

そして勝てないまでも奴の股間に思い切りパンチを喰らわしてやると思った
(腰を落としたら中段突きに丁度良い位置に例の場所があった)

ボクシングスタイルの奴と

腰をぐっと落とした俺

ちょっとの睨み合い

ふいに

「O.K.ブラザー」


そう言って奴は構えを解いた

俺は一歩にじり出た

奴は一歩引いた
(これで俺の勝ち・・・なのかな)


「O.K. イージー ウイ バック」(俺が聞き取れたのはこの程度)


奴らはタクシーに乗って去っていった

その時俺はやっと構えを解いた

危険なのだ、油断と云うやつは

奴の去りっぷりは油断のひとつもなかった

さすが職業軍人だ

俺は奴らのタクシーが角を曲がるまでみていた



そして

「"おだづなよ"って凄いな」

と活躍しないで本当に良かった拳をみながら呟いた



・・・俺は今の出来事でピンときた

先生が言っていたシェイクスピア・カンパニーの構想

その骨髄が今の瞬間にあったのではないか

真に迫った時に出てくる言葉は本当の自分の言葉

それは自分の田舎の言葉なのだと

それは全世界に通用するのではないのかと

俺は今晩を乗り切った事で

シェイクスピア・カンパニー構想の確かさを得たのだ

先生、俺たちできるぜ



おっと、ママが俺の腕にしがみついてきた

これは良いご褒美がありそうだ

と思った瞬間

「見てたぞ、hideちゃん。良い勝負だったなあ。飲み行こ、飲みに」

と人が集まってきた

「あっ、あんたら見てたなら協力しろよな。怖かったんだから」

「大丈夫大丈夫。良いモノみたよ」

酔っ払いめ(俺もだけど)

「ちょ、ちょっと、俺は用事が」

ママと引き離される俺

「ママも行こ、ママ、こっちだよ」

「あたし、帰るから」

「あっ」

俺の慌てぶりをよそに彼女は満面の笑みで手を振ってタクシーに乗った

「hideちゃん、焼肉行こ。疲れたろ。さっ、肉肉」

俺はこれから疲れる予定だったんだ

この、酔っ払いめーーー

【天界を支える柱】

2006-09-16 17:09:57 | 徒然奇
古代人は、天界は柱で支えられていると考えていたようだ

だから高い建造物を作れば、

やがては天界に達することができると確信していた

全人類が一つの共通の言語しかないとき、

人間達は力を合わせてある建造物を作り始めた

それを見た神はこれを中止させるために、

人類共通の言語を乱した

(それ以後、人類は全世界に広がって別々の言語を話すようになってしまった)

結局この建造物は、完成することはなかった

この建造物は『バベルの塔』と呼ばれている

今の時代、

技術を過信して『バベルの塔』を建てようとしている奴がいるんじゃないか!


*****************************

東京の定食屋で

俺と友人はカツ丼とラーメンを喰っていた

一人でカツ丼とラーメンだ

つまりカツ丼二つにラーメン二つ(本題に関係なし)

そこで餃子と野菜炒めとチャーシューをつまみに

酒を飲んでいた親父さんの声が聞こえた

「俺はあの地下鉄もあのビルの現場にもいた

俺はこの仕事にプライドを持っているよ

ただなあ・・・

壊せないものを作るって

危ないことだと思うよ

あんな高いビル、どうやって壊すんだよ

壊せないものが壊れたら

一体どんな事が起こると思っているんだ」

ニッカポッカの足袋姿

昔気質の土方の親父

聖書よりも説得力あり

仙台か~ら新幹線で沼宮内につ~い~た~

2006-09-13 07:19:54 | 徒然奇
乗り過ごしました!

加藤、お姉ちゃんサンキュー


仙台
se


盛岡出発のアナウンスで目が覚めた俺

たった2分じゃないか。

12,500円だった。


仙台で威張りちらしおごってもらった分以上かかった。



盛岡に着く寸前、岡部先生から電話があった

男同士

良いものだ



加藤、お姉ちゃん、ありがとう!

デスペラーズ(大場富生)大阪へ

2006-09-12 07:45:20 | 徒然奇
盛岡にある「いけなみ」というバーに集まる

デスペラーズという二人組の片割れ

俺の兄貴のトミー・オオバが大阪に行く


大場富生木版画展
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2006年9月27日(水)→10月3日(火)
Hankyu 大阪・うめだ 9F美術画廊2


この男、元々キック・ボクサーから版画家になった

版画家になったらスパニッシュギタリストになった

そして俺と出会った

キックとギターで盛り上がった

版画家だと知ったのは後だった

彼の版画には、彼の詩がついている

ごつい顔からは想像できない素敵な詩だ

いや、彼らしい詩だ

彼の作ったカレンダーの背表紙に

知らぬ間に撮られた写真が使われた

「無口な男達が集うバー」というコピーがあった

俺を知っている人は

「六つの口の事だろう」




大場富生のもう一つの世界
スパニッシュライブ「DOZEW」

gi

9月28日(木)
いんたーぷれい8
OPEN:19:30
stage:20:00~21:30



アントニオ・バンデラスのデスペラードのテーマソング

「アイ・ミ・モレーナ」を歌う日本の歌手は彼しかいないだろう

いけなみでは


いけなみのママ「尚ちゃん」
n


デスペラーズが打ち合わせなく集まると

アイ・ミ・モレーナ・デ・コラソン

と始まる

いけなみも大場さんのデザイン

良い店だ

デ・コラソン

大阪の人はぜひどうぞ


デ・コラソン

ドロドロ

2006-09-10 14:50:34 | 徒然奇
スタート
1

5分経過
w

10分経過
10

15分経過
15

20分経過
20

終了(かき混ぜ後
ka

「おっ。透き通っているなあ」

と先生が言う
j


「本当ですね」

確かに足が透けて見えた

「油も無くなっているし」

「無いですね」

「こんなに太っているのに」

「ねえ」

・黄緑色・・・・・・・・腎臓・膀胱・泌尿器系
・オレンジ色・・・・・・関節・腰
・茶褐色または黒色・・・肝臓・胆嚢
・深緑色・・・・・・・・胆嚢・循環器系
・白色泡沫・・・・・・・リンパ腺・婦人科系
・白色斑・・・・・・・・胃腸
・黒色斑重・・・・・・・金属物質の蓄積
・赤色斑・・・・・・・・血管など
・白色脂肪・・・・・・・血液・内臓


前回、前々回と比べると、確かに白色脂肪が明らかになくなっている

黒色斑重は魚や鍋釜から入ってくるらしい

例の鉛。砒素、カドミウム、アルミニウム、そして環境ホルモン

腰痛で行っているのだから当然オレンジは出るよね

でも変色の多くはやはりストレスでバランスの崩れた

栄養吸収の結果なんだそうだ

体が痺れるまで

2006-09-09 14:42:39 | 徒然奇
今朝はまだ体が痺れている

しかし首の痛みは随分薄やいでいる

右の僧房筋が首を隠すくらい盛り上がっている

体のバランスががたがたなのだ



いやあ、飲み過ぎた

久々行ったスナックで

そこは家族でやっているんだけど

上のお姉ちゃんが結婚したと突然聞かされた

「なんだとー」

慌てて俺は店を出てタクシーに飛び乗った

「今から金をおろせるところはあるかね」

俺の剣幕に運転手さんは

「郵便局なら11時までやっていますよ」

車をとりあえず発進させて言った

「急いでくれ」

飛ばした

盛岡で一番安全運転をすると評判の

彼が本性を出した

「結婚したら結婚したと教えてくれればこんなに慌てる事はないのに」

「そうですよね」

「全く俺に恥をかかせる気なのか」

お姉ちゃんの彼も個人的に知っている

確かに全然店にいってなかったから聞くすべもなかったが

しかし、今言う事はないだろう



とにかくあとは郵便局の口座に金があるかだ

あった

「運転手さん、次はご祝儀袋だ」

「分かりました」

運転手さんは最短距離で向かったコンビニに横付けした

俺がコンビニに入った瞬間

男性従業員が皆走りだした

急いでいたので俺は

「何があったんだ?」

とは思ったが

気にせずご祝儀袋をもってレジに行くと

女の子がやっと奥から出てきたので

ペンを貸してもらった



字を間違えた



面倒くさいのでそのままにした

従業員が走った件に関しては

女の子の表情では事件性があるように見えなかったので

俺はそのままコンビニを後にした



運転手さん、凄い!

実は歩くと40分の距離を

10分で全てを完了させた

ありがとう、運転手さん

しかも一回も信号にぶつからなかった

ありがとう、警察庁


「電話、早かったね」

店に入ると妹の方が暢気に言った




結婚した二人






良かったなあ

付き合いはじめから知ってたからな

で、俺いくら入れたんだろう

ちゃんと金を入れたかな

ママは女手一つで綺麗な娘を二人育てたのだ

三人だったかな

それを聞いていた

俺は祝福する