札幌に一緒に行ったカメ

すっかり忘れていたが
こいつ、
俺を刺した
皆で友人の家で飲んでいた時だった
10年前か
学生の時の仲間が偶然にもかなり仙台に帰ってきて
土曜日はパーティで
日曜日は何かイベントがあると皆で押しかけていた
各々彼女や奥さんも連れてね
そういった日々を暮らしていたある日曜の朝
まず、Tシャツに血がついているのに気付いた
だが酔いの抜けていない俺
よく肩からも血を出していたからね。平気だった(?)
シャワーを浴びていると
脇腹から血が流れ出してきてびっくりした
何があった?
何があった?
俺は記憶を辿った
酔っ払いの頭を回しに回して・・・
あっ、カメの野郎
その前の晩の事だ・・・
ガッツン
急に俺の裏拳が隣に座っていたカメに入った
「いて。何するんだよ」
「おお。すまんすまん。大丈夫か」
俺もなぜカメを殴ったか分からない
「う〜ん。どうしたんだろうなあ。あっ!」
俺の脇腹にナイフがぷっすん
「中々刺さらないから投げてみたら入っていったんだよ
でも、血も出ていないぜ」
「本当だ」
「短気だからなあ、ヒデちゃんは」
カメの言葉に皆頷く
「すまん」
俺は謝らせられた
寝ている間にふさがっていた傷を掻いたのかどうかして
傷口が広がったのだろうか
流れ出た血は、傷口が塞がるとともに止まった
「あ〜あ。でもかすり傷程度で良かった」
と俺が思っていると
電話が鳴った
「起きた〜。皆で昨日話したところにいこうよ」
友人の岩(女性)から電話だ
「起きていたけどよ。俺、腹から血が出てきたぞ」
「えっ?やっぱり」
「なあ。やっぱり刺さってたんだなあ」
「刺さってたんだねえ。でも、大丈夫なの」
「血、止まった」
彼女、大爆笑だった

すっかり忘れていたが
こいつ、
俺を刺した
皆で友人の家で飲んでいた時だった
10年前か
学生の時の仲間が偶然にもかなり仙台に帰ってきて
土曜日はパーティで
日曜日は何かイベントがあると皆で押しかけていた
各々彼女や奥さんも連れてね
そういった日々を暮らしていたある日曜の朝
まず、Tシャツに血がついているのに気付いた
だが酔いの抜けていない俺
よく肩からも血を出していたからね。平気だった(?)
シャワーを浴びていると
脇腹から血が流れ出してきてびっくりした
何があった?
何があった?
俺は記憶を辿った
酔っ払いの頭を回しに回して・・・
あっ、カメの野郎
その前の晩の事だ・・・
ガッツン
急に俺の裏拳が隣に座っていたカメに入った
「いて。何するんだよ」
「おお。すまんすまん。大丈夫か」
俺もなぜカメを殴ったか分からない
「う〜ん。どうしたんだろうなあ。あっ!」
俺の脇腹にナイフがぷっすん
「中々刺さらないから投げてみたら入っていったんだよ
でも、血も出ていないぜ」
「本当だ」
「短気だからなあ、ヒデちゃんは」
カメの言葉に皆頷く
「すまん」
俺は謝らせられた
寝ている間にふさがっていた傷を掻いたのかどうかして
傷口が広がったのだろうか
流れ出た血は、傷口が塞がるとともに止まった
「あ〜あ。でもかすり傷程度で良かった」
と俺が思っていると
電話が鳴った
「起きた〜。皆で昨日話したところにいこうよ」
友人の岩(女性)から電話だ
「起きていたけどよ。俺、腹から血が出てきたぞ」
「えっ?やっぱり」
「なあ。やっぱり刺さってたんだなあ」
「刺さってたんだねえ。でも、大丈夫なの」
「血、止まった」
彼女、大爆笑だった










