王様の耳はロバの耳

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太郎対一郎 初の党首討論

2008-11-29 07:37:59 | 政治
麻生・小沢氏が党首討論、補正予算で応酬(読売新聞) - goo ニュース

28日3時からNHKTVによる「党首討論」を見る事が出来た。
意外と少人数の委員会で行われており驚きでした。まあTV始めマスメディアが発達しているから場所はこれで十分なのであろう。
45分のうち30分は「2次補正予算」を直ちに出す出さないの応答で終始した。

小沢民主党党首は冒頭「2年半で3人の総理に就任のお祝いを言った。間もなく4人目になるがこれを避ける策は2つある」と振った。

その1:
麻生総理は政局より政策と言いながら10月30日提出予定の「2次補正予算」を取りやめてしまった。今では年内提出はしないとなったがこれは国民に対する背信行為で「速やかに提出」が論理の筋道だと問いかけます。
麻生総理は「1次補正は通して貰った。中小企業に対する融資枠拡大で年末は乗り切れる。二次補正は来年年初に出す。年度末はそれで補い来年度の本予算と3段ロケットで繋ぐ」と答えます。
以降小沢氏による11月以降の深刻な不景気による倒産の増加と雇用の縮小がかたられ「1次補正が成立しないうちから2次補正を口にした総理が何故伸ばすのか?」と追いましたが麻生総理は「1次補正以降リーマンの破綻をきっかけに金融災害と言われるほどの世界的経済の危機が来た。日本は対応が早く借り手の問題は1次補正で間に合う。貸し手である銀行に貸し渋り・貸しはがしをやらせぬためにも金融機能強化法の成立に協力して欲しい」
小沢氏「修正協議に応じる事が必要だ」麻生氏「是非政党間協議が出来るようお願いしたい」と話を自分に都合の良い様に発言してました。

さてその2:
小沢氏は「年末1ヶ月何もしないのならもう一つの方法として衆院の解散総選挙がある。今までも年末総選挙の例が無いわけでない。」と迫りましたが麻生氏は「総選挙はしない。議会制民主主義のルールから見ても解散せずとも瑕疵はない」
と法律論で交わしました。

最後に小沢氏は「総理に不適切な発言が多い。綸言汗の如しとも言う。」と注意を促すと麻生氏も(低姿勢で)「誤解はお詫びする」としましたがその後で「政策協議が出来るよう期待している。約束を守って欲しい」と付け加えました。

これが麻生氏の本音なのでしよう。

討論が終ってから記者細田幹事長に感想を求めると「総理の完勝です」と答えました。

何が如何なって完勝だったのでしょう。
「のらりくらり2次補正を先延ばしした事で言質を取られず討論を終了する」としたらその通りでした。
しかし与党の幹事長が党首討論に政治的課題を見出さず「勝ち負けを気にしている」のならそれは間違いでしょう。

小沢氏は「当初テロ特措法(給油法)の延長に賛成し後に反対した」その理由を明らかにするとか麻生氏は「小沢氏が当初テロ特措法に協力的であったのを突然変えた理由を厳しく問う(尤もルール上反論が許されるのかは判りませんが)とか先の非公開党首会談の密約を明らかにする」とかあると面白かったのですがね。

小沢氏の指摘したとおり「この12月一ヶ月に日本経済が急激に悪くなれば与党の怠慢です」反対に麻生氏が答えた「1次補正で年末の経済対策は十分」に終ってくれれば国民ともども同慶の至りです。
でも「2次補正」は民主党の反対を警戒して年内提出を避けたようですから「与党の思惑で打つ手が遅れるとすれば国民は悲惨ですよ」どうなりますか?


読売新聞:
麻生首相と小沢民主党代表による初めての党首討論が28日午後3時から、衆院第1委員室で行われた。

 小沢氏は冒頭、首相が2008年度第2次補正予算案提出を来年1月召集の通常国会冒頭に先送りしたことについて、「国民に対する背信行為だ」と批判し、今国会に提出すべきだと主張した。

 これに対し、首相は「第1次補正予算が通っているので、中小企業対策は年内にかけては対応できる」と述べる一方、参院で審議中の金融機能強化法改正案の早急な採決を求めた。

 国会での党首討論は、福田内閣当時の4月9日に開かれて以来、約8か月ぶり。

 共産、社民両党などは会派所属議員数が規定に満たないため討論の権利が与えられず、45分間の討論は首相と小沢氏の2人だけで行われた。(引用終り)
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