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鈴木、根岸氏に ノーベル化学賞

2010-10-07 09:04:35 | 社会
鈴木、根岸氏に化学賞=新触媒反応開発、製薬など貢献―ノーベル賞、日本人計18人(時事通信) - goo ニュース

2010年のノーベル化学賞が受賞者3名のうち日本人2名に授与される事が決まりました。
おめでとう御座います。

受賞理由は「有機合成におけるパラジウム触媒クロスカップリング反応」だそうですが何だか良く判りません。

北海道大名誉教授鈴木章(80)氏と米バデュー大学特別教授根岸英一(75)氏のお二人です。
さて根岸教授は米国籍を持っているのでしょうか? 先の南部名誉教授見たいに米国籍の日本人で海外でしっかり働いているお方でしょうか?
どうでも良いことでしたね。
日本人の頭脳が海外で評価されるととても嬉しい気持ちになります。


時事通信:
 スウェーデン王立科学アカデミーは6日、2010年のノーベル化学賞を、有機合成化学の新たな触媒反応を開発した北海道大の鈴木章名誉教授(80)と米パデュー大の根岸英一特別教授(75)、米デラウェア大のリチャード・ヘック名誉教授(79)の計3人に授与すると発表した。授賞理由は「有機合成におけるパラジウム触媒クロスカップリング反応」。2種類の有機化合物を比較的簡単で効率良く結合させる画期的な方法で、抗がん剤をはじめとする医薬品や液晶、半導体などの開発に大きく貢献したことが高く評価された。日本人のノーベル賞は、08年に益川敏英名古屋大特別教授(70)ら4人が受賞して以来、2年ぶりの快挙。米国籍の南部陽一郎シカゴ大名誉教授(89)を含め、計18人となった。化学賞は08年の下村脩・米ウッズホール海洋生物学研究所特別上席研究員(82)以来、計7人で、物理賞と並んで多い。

 有機化合物は炭素が骨格を形成するが、炭素同士は結びつきにくい。そこで、自らは変化しないが、周りの物質の反応を促す「触媒」を利用することが考案された。

 根岸氏は1977年、有機亜鉛化合物と有機ハロゲン化物を、希少金属のパラジウムやニッケルを触媒として結合させ、新化合物を生み出す「根岸カップリング」を開発。鈴木氏は79年、有機ホウ素化合物と有機ハロゲン化物を、パラジウム触媒のほかに塩基(アルカリ)物質を加えることで結合する「鈴木カップリング」を開発した。

 有機ホウ素化合物が安定して扱いやすいことから、この反応は複雑な医薬品合成などに幅広く使われるようになった。ヘック氏はこれらに先立つ72年、有機ハロゲン化物とパラジウム触媒を使う反応を開発し、基礎を築いた。(引用終わり)
 











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2 コメント

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失礼いたします。 (tenjin95)
2010-10-07 09:52:18
> 管理人様

トラバありがとうございます。
北大の鈴木博士が、日本には資源がないのだから、知恵で何とかするしかないという主旨の会見をしておられました。先日のレアアースにも通じることかと存じます。受賞はおめでたい限りでございます。
知恵なら限りなし!!! (浜の偏屈爺)
2010-10-08 09:16:18
tenjin95 の和尚様 お早うございます
爺も鈴木教授の発言をTVで見聞きしました。本当にそうですよね。
奥様が新婚時代助手として駆り出され破れた白衣を繕ったりして使った思い出話をされていました。内助の功十分ですね。

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