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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

与那国島に陸自200人配備へ

2010-11-09 07:54:09 | 中国関連
与那国島に陸自200人配備へ…対中警戒を強化(読売新聞)

8日防衛省は与那国島へ200人規模の陸自情報部隊の配備を決めたそうです。
これまでの日中関係でしたら考えられない決断ですが、この後ろには恐らくいやきっと「9月に始まる尖閣沖での漁船騒動」が後押ししたのでしょう?
さて与那国島は日本最西端だそうで改めて地図を眺めました。
なんと台湾には111キロ、石垣島までは124キロの国境の島と紹介されている。
もっとも与那国島と石垣島の間には西表島がありますから上の表現は極端です。
まあ空港のある大きな島としておきましょう。それにしても隣の国まで110キロほどとは知りませんでした。

町のHPでは町民1605名(男829名女776名)ですからそこへ200人の情報収集部隊が展開するとなると町政は活性化するでしょうか?
隊員の住民税なんか入ったら「チョー嬉しい」かも知れません。
レーダー基地か電波傍受基地が出来ると海底の潜水艦による監視と合わせて「台湾-与那国」間の中国海軍監視網が強化されます。
まあその情報をどう生かすかが政権の貫目(貫禄)の有り無しだと思いますがね。

中国がどう反発するか?配備が実施されるかどうか?注目しましょう。


読売新聞:
防衛省は8日、鹿児島県から沖縄県にまたがる南西諸島周辺で中国海軍の活動が活発化していることに対応するため、陸上自衛隊に「沿岸監視隊」(仮称)を新設し、警戒・あ監視態勢を強化する方針を固めた。

 日本最西端の与那国島(沖縄県)への配備が最有力となっている。尖閣諸島を含む東シナ海での中国艦船の動きをレーダーで監視するのが主任務となる。米軍とも情報交換することで、日米防衛協力にも資することが期待される。

 防衛省関係者によると、新部隊は200人規模の「中隊」程度となる見通し。同省は2011年度予算の概算要求で、部隊配備検討のための調査費として3000万円を計上している。

 陸自の南西諸島の防衛態勢は、沖縄本島に約2100人の部隊を置いているのが最南端だ。空自のレーダーサイトは沖縄県内に沖縄本島、久米島、宮古島の3か所あるが、宮古島以西には部隊は置いていない。海自も周辺海域でP3C哨戒機による警戒監視活動を1日1回行っているが、全体として「防衛上の一種の空白地域」(10年版防衛白書)となっているのが実情だ。(引用終り)

写真:地図はグーグル、碑はウィキ

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