王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

IS イラク西部の州都 制圧 !!

2015-05-16 07:29:15 | 従軍慰安婦関連
イラク西部の州都制圧=アバディ政権に打撃―「イスラム国」(時事通信) - goo ニュース

昨日15日イラク西部アンバル州の州都ラマディ中心部の行政庁舎をIS勢力が制圧したそうです。

ここはシリアやレバノンに通じる交通の要衝で政権側に打撃となる様です。

数日前にはISのナンバー2を爆殺したとの報道が有りましたし3月には北部ティクリートを奪回して大喜びの報道が有りました。
次はもっと北部の要衝モスルの攻略かと思わせる報道が有りました??!!

実はその後は西部のマラディ奪回が目標だったようでこれが一進一退の状態だったようです。

どうやらこの地区はスンニー派の住民が多く政府軍はシーア派の兵士を送り込むのに躊躇があるようです。
政府軍に兵力不足が原因の様です。
宗派に関係ない国民軍が形成されないのですね。
どうなりますか?
しばらくは見守るしかなさそうです。


写真:避難する住民(共同通信)

時事通信:
【カイロ時事】イラクからの報道によると、過激派組織「イスラム国」は15日、イラク西部アンバル州の州都ラマディ中心部の行政庁舎を制圧した。アンバル州奪還を目指していたイラクのアバディ政権にとって大きな打撃となる。

 行政庁舎の屋上には、同組織の黒い旗が掲げられた。政府軍部隊は依然、ラマディの一部の地域に展開しているものの、劣勢を覆すのは困難な状況だ。

 イラク軍は3月末、「イスラム国」が支配していた北部ティクリートを奪還し、アンバル州奪還を次の目標に掲げて準備を進めてきた。しかし、ティクリートでの作戦で中心的な役割を果たしたイスラム教シーア派民兵をアンバル州のスンニ派部族の反発で投入できないことなどから、苦戦が続いていた。

 一方、「イスラム国」はイラクでの劣勢立て直しのため、隣接するシリアから増援を送り込んでいたとされる。アンバル州では、シーア派に依存するイラク政府よりもスンニ派から派生した「イスラム国」を支持する住民感情も根強く、アバディ政権は反転攻勢の足掛かりをつかめずにいる。 
(引用終わり)
コメント
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