王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

小6男児 給食パン詰まらせ死亡

2008-10-22 08:33:25 | 社会
給食のパン詰まらせ死亡=小6男児、口にほお張る-千葉・船橋(時事通信) - goo ニュース

事故が起きたのは先週の金曜日だが今週になりマスコミが報じている。
17日千葉県船橋市の小学校で給食中の小6男児(12歳)が10センチほどのパンを一口かじった後、残りを2つに千切り飲み込んだ所、どうやらのどに詰まらせ窒息死したらしい。

この話を耳にした時、爺は言葉を慎重に選ばなければいけないが「身体障害があるか軽度の知的障害なんかがあって気の毒にも窒息死に繋がってしまった」のでないかと思っていた。
そこでしばらく経過を見ていた。今朝の「みのさんの朝ズバッ!」を見た限り立派な体格で「何かの障害があり目が届かないための事件事故」では無いようだし両親が「学校は“早食い競争をさせていた事実”を隠している」見たいな不満を述べていた。

まあ何とも悩ましい事故ではある。
報道からは「いじめられ無理やり早食いさせられた様な話は出てないし苛められる様な小柄な体格でもなさそうだ(爺より大柄に見える)」
小学校6年生の後期になって10センチのパンを二つ割して一気に飲み込む事が食事のマナーとして適切かどうか判断するのは「本人しか居ないのではなかろうか」

勿論そんな馬鹿げた事をするには「理由があった」としてその可能性の一つが「早食い競争」だとしても肯ける理由になるだろうか?

爺が子供の頃は一クラス55人なんて大編成。始まったばかりの不味い給食でもお替りする同級生はいた。
今は一クラス30人から40人?として半分は女生徒であろう。
男児でもあの位の体格のある子供がいるのだから女児であればもっと娘娘した生徒がいるであろうと推測すれば「女児が早食い競争に参加していた」とは考えにくい。では男子全員が参加だろうか? 早食いも入れば少食もいてのんびりもいればせっかちもいる。担任が同じ教室で昼昼を共にしているのだから「男児だけ全員で」というのも無理がありそう。
ではなんだ。

昔はクラスに1-2人おちゃらけ者がいて同級生の人気を集めた。
今回は給食の早食いについて2-3人で競ったところ不運にも「誤飲を起こし窒息死」したのでないか。

気の毒な話である。謹んでご冥福をおいのりします。  合掌
一般的には給食は決まった時間でゆっくり楽しくと教育されているのであろうし学校でやらなくても食事のマナーは家庭で躾がされていて良い年頃である。

先に杉並の小学校で天窓に乗り転落死した児童の担任は書類送検された。
今回はどんな風に学校の責任を問うのであろうか?
過度の早食いが日常的にクラス内で行われていたらそれを注意しなかった担当にやや問題はあるかも知れない。
でも小学6年生にもなったらそういう愚かな行動を取らないと決めるのも大事な事だった。改めて悩ましい。     合掌


時事通信:
千葉県船橋市立峰台小学校(末永啓二校長)で17日昼、6年の男子児童(12)が給食のパンをのどに詰まらせて死亡していたことが21日、分かった。

 市教委などによると、男児は17日午後0時45分ごろ、直径約10センチの丸いはちみつパンを一口ちぎって食べた後、残りを2つに割って両方を一気にほお張り、のどに詰まらせた。(引用終り)
コメント (4)
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