食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

ユーロ

2012-01-17 06:44:35 | 日記
 カール大帝、 シーザー、 ナポレオン、  時の為政者達は、皆、ヨーロッパを一つにしたいという野望を持っていた。


 そして、ECから、ユーロ。


 ユーロの生みの親であるオーストリア人貴族のお母さんが、日本人であることは意外と知られていない。


 確か、○○○光子、という方。 


 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、


 市場は、ユーロ圏 9カ国の国債格下げという厳しい判断を下した。


 11年ぶりとなる円高・ユーロ安は、我が国の実体経済においても、欧州向け輸出の落ち込みを呼び起こしている。


 生保・銀行といった国内投機家が、ユーロ圏の国債を売却する動きを見せれば、より円高・ユーロ安に滑車がかかるだろう。


 中国は言わずもがな、アジアの新興国にも飛び火している。


 ユーロ不安が世界経済を揺るがす。 そんな構図が今年も続くだろう。


 ユーロは、2002年に統一されたと言うけれど、10年経って、実は、共通の通貨を使っているだけで何もまとまってはいなかった。


 思うに、、、、、、、、、


 このまま、ユーロ崩壊を迎えるのか、もしくは、共通の債券を出して、オレ達は一つなんだ。運命共同体なんだ。という志から、本当にヨーロッパが一つのユニットになれるかどうかはこれから決まるのではないだろうか?


 もしかしたら、我々は、世界経済が一つにまとまっていこうとする烈風吹きすさぶ行程にたたずんでいるのかもしれない。