ベトナム旅行記(その3)「フォーとアオザイと出会い」・・フエ観光・ダナン観光・ホイアンへ

2015-10-30 19:28:53 | 
10月19日(3日目)
「今日の予定」
○フエ観光
○ダナン観光
ホイアンへ

ベトナム3日目も晴天です。
と言うか晴天すぎて暑い。
一晩中、バイクのクラクションがうるさくて眠れませんでした。
まだ朝の5時というのにもう店は開いてるし、バイクは走っているし、人は行き来しているしなんでこんなにみんな早起きなんだろうと思ったホテルから見た光景です。


6時半からの朝食に行きます。
嫁はもちろん「フォー」
ただねぇ、フォーを食べると腹がいっぱいになって他のものが食べられなくなるんだよなぁ。


ということで私が選んだのがこれ。
なんか選ぶのがヘタ。と言うかセンスが無い(笑)


それに追加してフランスパン。
ジャムは普段は付けませんがどんな味か確かめたかったので食べましたが、何も無いほうが美味しい。
最後はベトナムコーヒー。
旨い。


昨夜はわかりませんでしたがプールがありました。
さすがに朝から入る勇気はありません。


グリーンホテルの名前通り「緑」の多いホテルでした。
可もなく不可もなくでしょうか。


「フエ観光」
ホーチミンやハノイとは一味違う、ベトナムの雰囲気を味わうことが出来る街が「フエ」です。
ベトナム最後の王朝、阮(グエン)朝があった街で1993年にベトナムで初めての世界遺産に登録されています。
朝9時 ホテルを出発しました。


この木、なんの木、不思議な木

「阮(グエン)朝王宮」                 
新市街地から橋を渡ったフォーン川の向こうに阮朝王宮がその雄大な姿を現しました。



この王宮は、ベトナム戦争のためにほとんど破壊されてしまいました。




ここでお金を払いましたがびっくりすることに監視?するはずの若い男性は下を向いてスマホでゲームをしていました。
公務員なので時間さえくれば仕事をするしないに関わらずお金を貰えるので仕事をしないそうです。


見ていて腹が立ちますがここは社会主義の国、日本じゃない、がまんがまん。


まぁ何とカラフルな鳥居です。


その奥が大和殿です。


移動中に鮮やかな「アオザイ」が目に入ってきました。
アオザイはその人にフィットするように身体を15箇所測るそうです。
そんなアオザイをいつまでも着ることができるように女性はプロポーションを維持するそうです。
だからぽっちゃり系のアオザイ女性はいないんだね。
この王宮の中でもひときわ目立った「アオザイ」を着こなしている綺麗なお母さんでした。


「シクロ」
ご存知ベトナム名物「シクロ(三輪タクシー)」です。
三輪自転車の前に座席をくっつけた人力タクシーです。
ベトナムの街並みをゆっくり堪能できるのが魅力ですが、料金は交渉制で、中には悪質なドライバーもいるため、個人で乗るとトラブルに遭う確率が高いです。


バスに乗りこみ「ドンバ市場」に向います


フエの町並みです。
ハノイのようにバイクは多くありません。


「ドンバ市場」


活気がありました。
おじちゃんはいません。
おばちゃんたちが元気です。


通路の幅が1mくらいのところを通ります。
右も左もおばちゃんが話しかけてきます。


ゆっくり見て、色々買いたかったのですが、なにせここにいられる時間は20分間。
ツアーの厳しいところです。
値段の高いツアーと提携している店は時間が50分間もあり、こんな面白いところは20分間しかないなんて・・・。
も~う見え見え(笑)


値段の交渉中にも後ろから腕を引っ張られます。
「ノーサンキュー」と強く言うと引っ込みますが又、別のおばちゃんが話しかけてきます。
「2階でシルクが安いよ」って言葉を何人から聞いた事か(笑)
いやぁ、活気があってここは大好き。
さっきの公務員にここのおばちゃんの爪の垢でも煎じて飲ませたいよホントに。
もっとここにいたかったなぁ。


さて、市場を後にしてバスで移動します。
バイクの一番人気は「ホンダ」
ところが「ホンダ」は高くて手が出ない。
ではどうするのか?


中身は「中国製」で外に「ホンダ」のマークをつけるそうです。
ただ燃費が違い「ホンダ」は1リットル=50~60Km走るのに対して「中国製」は1リットル=20Kmしか走らないということです。


ベトナムで初めて見た「ヤンキー」?


「ベトナムタクシー」
ベトナムでの主な移動方法はタクシーです。
セダンタイプの初乗り=約70円
ワゴンタイプの初乗り=約55円
ちなみにスーパーでのビール=約55円です。
ただしタクシーは「ぼられる」という事を頭に入れていたほうがいいようです。


「ティエンムー寺」
バスを降りて歩きます。


ティエンムー寺は世界遺産に登録されている建造物です。
中国の影響を強く受けた八角形の塔がシンボルで、塔は7重・高さ21.24mに達するという大きな建物です。


「ここに支配者が訪れ、大きな塔を建てるであろう」と予言した老婆が天女であったという伝説が残っていて、別名「天女の寺」と呼ばれています。


朝食を腹いっぱい食べたためか嫁が元気。
階段だって走って上がります(笑)
当然、親友のアイフォンはしっかり左手に握っています。


寺のシンボルである7重の塔は、煉瓦造りで八角形の角には跳ね上がるように飾りがあしらわれています。


なぜお寺に車が?
この車の名前はオースチン
ベトナム戦争のさなか、ティックファンドンという僧侶がティエンムー寺からホーチミンまで乗っていき、アメリカ大使館前で焼身自殺をしたという有名な話が残っています。
その車がこのオースチンです。


「クオックホック」
ベトナムの名門校・国立高等学校です。
ホーチミンを初め、ベトナムの著名人が卒業した高校で、昔は男子校でしたが、今は共学になっています。
入学するのも大変な進学校ということです。


この高校生たちが生徒でしょうか?
女子の制服は「白色のアオザイ」ということです。


さてバスで移動です。
これはアオザイでしょうか?
 


「フエ料理」 


昼食と夕食、この時間がツアー仲間と打ち解ける貴重な時間です。
嫁がさっそく話しかけます。
「どこから来たんですか?」に始まり「子供さんは何人?お孫さんは?」と次々に聞いていきます。
そして核心に(笑)
「私たち大分トリニータというJリーグのサッカーのサポーターなんです」
「大分トリニータを知っていますか?」
大分県の人は知っていました。
福岡や北九州の人も詳しくはありませんが「アビスパ」や「ギラヴァンツ」の名前を知っていました。


そしてお決まりの言葉が「サポーターってお金を貰ってるんですか?」
よ~く聞かれます。今回も聞かれました。
「いいえ自費です」と言うとビックリされます。
そこから嫁の独壇場です(笑)
お酒も入りこうして段々ツアーのみなさんと打ち解けていきます。
この食事の時間が一番楽しい時間です。


何は無くてもまずビール。
パッケージがお洒落な、フエの「フーダビール」
70000ドン=約360円です。


「ブン・ボー・フエ」
フエ風のフォーです。
ブンボーフエはブン(麺)ボー(牛)フエ(地名)なのですが、日本の肉うどんに似ているような似てないような(笑)
味付けは辛めですが旨い。
今回食べたフォーの中でも一番です。
「ブンボーフエ」最高!


「宮廷料理」がルーツといわれ、味もさることながら、食物で動植物などを形作る繊細な装飾が施された、みた目にも華やかです。







腹もいっぱいになり再びバスで「ダナン」に向けて移動します。
「バスの中からの風景」




「ランコービーチ」
ダナンへ向う途中ここで休憩をとりました。
人がまったくいない静かなビーチです。
海の色は綺麗だし、波は高いし、なぜサーフィンをしないのかガイドさんに聞いてみました。


やはりマリンスポーツはお金がかかるので定着はまだまだ先だと思いますとの返事でした。


このビーチで美人姉妹?に遭遇。
生ジュースを売っていましたが衛生面から腹を下すと注意されていたので買いませんでした。


それでもポーズをお願いするとなんとピースサイン。
ベトナムに来て初めての「Wピース」に感激(笑)
明るいお姉さんでした。


「バスの中からの風景」


今日のバスはゆっくり走ります。
あのハロン湾に向う無謀なバスとは雲泥の差です。


なんと今日は「ネズミ捕り」の日だそうで警察に捕まると免許が無くなるそうです。
それでゆっくりなんだな・・・って、まてよなんでネズミ捕りが今日って知っているんだ(笑)


もし捕まったら、ドライバーと警察官との話し合いだそうです(つまり「ワ○ロ」ってことらしい)



これは銀行?もしくは両替?
必ず警察官がいるそうです。


「ダナン大聖堂」
ピンク色のカトリック教会です。
塔の切先には鶏の像があることから「鶏教会」とも呼ばれています


フランス統治時代の1923年に建てられたネオゴシック様式の建物です。
ミサの時間なので教会の中に入ることができました。




再びバスで移動です。


ええ! これってバイクの前にイスを乗っけているだけじゃないの?
お母さん、転ぶと赤ちゃんが大変な事になるよ。



「ドラゴン橋」
ダナンの象徴ともいえるドラゴン橋。


目がハート(笑)・・画像はWebより


全体がこんなかんじ。
全長は666メートル。・・画像はWebより


炎を吐きます(笑)・・画像はWebより


夜見ると、綺麗です。・・画像はWebより



バスはダナンから「ホイアン」へ


「フーティンブティックリゾート・スパ」
ホイアンに早く到着したので一旦ホテルでチュックインしてから外で夕食です。


おしぼりを持ってお出迎えしてくれたお姉さん。


今日から2連泊です。


枕元には花がありました。


アメニティも充実していました。


外に出ると・・



真下にプールが見えます。


夕陽が沈んだあとの・・・


マジックアワーが綺麗です。


「ホイアン料理」
バスを降りて川沿いを歩きます。


到着しました。


雰囲気のあるレストランです。


ダナンの地ビール「ラルー」です。


この薄いせんべいのようなものをパリンと割って、それを皿の代わりにして


これをその上に乗せて食べます。
これが日本人好みの味付けで美味しい。


そしてホイアンの三大名物料理「ホワイトローズ」
ワンタンのような米粉で作られた生地の上に、海老のすり身や揚げたニンニクが添えられている料理です。
これも美味しい。


「揚げワンタン」
揚げた黄色い皮に乗せられているのは豚と海老のすり身です。
これもまたまた旨い。



さて腹も満腹になったところでホテルの周りの散策に出かけます。


1軒のお店に入りました。
笑顔のステキな誠実そうなお母さんです。
「フォー」ありますか?と嫁。
え?こんな小さいお店でまさか言うのか?
「プライスダウン」と嫁(笑)
30個買うので少しおまけしてくれたお母さん。


それ以上は「プライスダウン」と言えない嫁と私(笑)
袋に30個詰めて満足の嫁。


そこに娘さんだろうか笑顔で挨拶に来てくれました。
思わず青葉(孫)を思い出した私と嫁。
その笑顔に暖かい気持ちになりました。
カメラを向けると少し緊張した様子。


「明日の夜も来るからね」と子供達に約束しました。
このベトナムに来てからのいろいろな嫌な事を全て忘れてしまうほどの幸せな気持ちになりました。

                                          
ベトナム旅行記(その4)「フォーとアオザイと出会い」・・世界遺産ミーソン遺跡・世界遺産ホイアン
・・・に続く










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