湖南オヤジのlast stand

50代オヤジのささやかなチャレンジ記録です。

横山岳東峰から網谷右俣 右ハム肉離れ回復チェック??

2017-02-18 23:59:59 | 山スキー

姫路マラソンまで1週間となったが、シリアスな練習を再開して日も浅く、速いペースで走れないのは仕方がないが、30krm走していないので持久力がついているのか不安でしょうがない。

そんな中、職場からよく見える横山岳はまだ白く、私を誘惑する。

(1月28日、伊吹山からの横山岳(中央))

金曜に雨が降り、もう県内では新雪は期待できないが、日中はザラメが楽しめるかも、と右ハム肉離れの回復具合最終チェックを兼ね、土曜に出撃。昼過ぎまでは晴れる予報。

但し近場だと気が緩み、ランニングの練習再開で疲れている体が動かず寝坊。 道路に流れる雪解け水が朝の山間のマイナス気温で凍りつき、凍結路面を走っていることを実感しながらR303を金居原に向かう。

前回は6年前にショートスキーで北西尾根経由で登ったが、今回はかねてからの課題としていた東峰からの網谷右股へのドロップ。沢を脱出できるのかしら・・・

 

R303からの東尾根登山道に続く林道入口は雪に埋もれ駐車できなかったので戻って・・・ 

8:44 山の駅に駐車。 

身支度をして 

R303を600m弱歩いて

 

 9:08 登高開始。

よいしょ!!と乗り越えてスキーにシールを張って 

林道を進む。 

 

9:19 とりあえず、尾根に続く登山道方向に進んでみる。

沢に沿って進むみたい・・ 

右は林道。遠回りになるのでパス! 

9:30 沢の奥の登山道の取りつきは難儀しそうなので、作業小屋跡地のような段々を乗り越えて

左から斜面に取りつく。

尾根の端のほうに長くジグ切って斜面を進むが・・・雨のあとで雪がシャーベット状。スキーが雪面からずり落ちまくって難儀。 

9:55 東尾根右側に乗る。50mハイクアップするのに25分・・序盤からとほほ 

木陰で雪面はある程度締まっていて登りやすい。 

 

ぜーぜー 

標高470m地点 

 ブナの若木と杉の混合林の尾根をうねうねハイクアップ

 

標高540m 過ぎて

10:45林道から東尾根への登山道接続部分に到着。 

 

よっこらしょと 

標高600m 

 東峰が見えてきた

進んで 

12:07 標高770m 

このあたり、日当たりがよいので雪が柔らかく、斜度が大きいと、スキーがずり落ちて、難儀。 

新緑の時季に来たいですね・・ 

12:31 標高830m 

もうちょっと 

ぜーぜー

 

もう少しでジャンクション。 

12:55 標高910m 東々尾根とのジャンクションピーク

 西に進む

ここもよさそうだが・・・すぐに狭隘な沢になるので長くは滑れない。 

ぜーぜー 

本日の目的斜面ではないが観察・・ 

見た感じ・・ターンは切れそうな雪質。 

13:41 標高1080m 東峰岩峰 

 三国岳 三周ケ岳 烏帽子山??

鞍部に降りて 

登り返す 

余呉湖がキラっと光ってます 

 14:00 横山岳東峰 1130m

 とりあえず西峰を目指す

 

吊り尾根 

網谷川・・

 

右奥にきらりと余呉湖・・ 

雪庇が大きくなってきている

 

14:30 横山岳西峰1131.7m 

山頂標識は雪の中・・ 

 遅い昼食

 さっさと戻る。

来るときに迂回した雪庇の終端 

 巻いて

登りかえした。 

うねうねと 

戻っていく 

西の空が怪しくなってきた。 

 もう少し・・・

 

東峰に戻ってきた。

15:34 ドロップ開始・・あれれ、シャーベット雪なのに滑らない??なぜ??

あ、シールつけっぱなしだ~~

シールたたんで、GO!! 

 ザラメまでではないがシャーベット状でターンは十分できる

どこまで続いているだろう・・地図を見ながら現在地チェックしていく。 

見上げるとけっこうな斜度。

標高1000m地点 

スカッとターンができてしあわせ。LINK95、絶妙なしなりでシャーベットの雪から浮き上がってくれる。

 沢が深くなってきた・・・ここから地形図で現在地を確認しながら下っていく。(GARMIN忘れた・・)

標高900m地点  ターンを切ったら後ろからズルズルと表層が流れていく。

あ、私のターンが雪崩れさせたみたい。弱層気味になってきたのか・・・汗 

 案の定、デブリ

標高850m 

まだ柔らかいのでターンはできる。

標高800m  狭くなってきた。水の流れる音がしている。確認しながら滑る。

やっぱり・・・割れだしている。 

またまたデブリ。どこからだろう・・? 

標高750m  あ、なるほど。岩から剥がれ落ちてきたのか・・

デブリ、デブリ・・・右の斜面に斜滑降で逃げて 

 ターンはできた.

標高700m  どんどん狭くなる 雪はどこまでつながってるのか・・??

とにかく滑れる斜面がまだまだ続くのでどんどん降りてしまう・・・

 

 

標高590m これは怪しい。水が流れる音が聞こえてる・・・

やっぱり・・・

標高550m  左の斜面は無理。渡れるかしら・・・真ん中が渡れそうに見えたが罠かもしれないので

確実に行く。

 念を入れ奥の雪に埋もれた場所を渡ってみると

 ずぼっ! ふ、深いぞ! 柔らかい雪を崩さないようそろりそろり対岸にずりずり移動。

罠だと思った場所は・・・やっぱり罠でした。危ない、危ない。 

 再開。

 標高500m 茶色のデブリ・・・

なぜ?? 

下って振り返ると・・・草つき場でした。

 天かすに見えてしまう・・笑

がたがたとデブリを突っ切り右奥斜面に逃げる

 すると林道上部に出たみたい。

 標高510m またまた雪割れ。浅そうなので右から回って奥の繋がっている部分を一気に滑り、渡ってみる。

GO! 

 それ!!、と突っ込まずに

 渡れた!

標高500m 夜這橋上。

ここは勾配がきつい上に雪の付きが悪い。緊張しながら沢に落ちないよう階段降り。

 16:55 脱出。

標高差600mの冒険でした~~。

ここで林道登り返して朝の取りつきルートに戻るか?

 左の林道を滑って白谷に下山するか?

遅いので、とにかく日があるうちに杉野に下山することにする。寝坊したつけです。 

 振り返ると、よく降りてきたな・・という雪割れ具合。

と滑り下っていくが 

すぐに緩斜面になり漕がないと進まない。おまけに雪が多くスケーティングができない。

結局、ヒール解放して、ノルディックスキー・・・ 

ぜーぜー 

 

 

17:22 白谷登山口 小雨が降ってきた

急げ!!

 

 集落が見えてきた

17:49 杉野集落 約3kmのノルディックスキー。肩がパンパンです。

日没は17:40頃。いちおう下山です。汗;

 スキーを担いで

集落の中を抜け 

 17:55 杉野小学校 R303をしばらく歩いて

トンネル前を金居原の集落に入り

18:14 金居原八幡神社

18:34 帰還 杉野から3.6km。スキー靴ウォーク。

雨も降りだしたので、着替えもせず、さっさと帰宅。 

 

横山岳で本格的に滑走しようとすると、この網谷右俣がベストみたいだが、雪がたっぷりあったので標高差600m、距離2kmのロング滑走ができて大満足。前日雨だっだが、気温が下がらなかったのでシャーベット状態の雪で滑りも快調。

 

 振り返ると・・お、お~~。汗:

 

 これで、職場の窓から横山岳をみても煩悩に苛まれることも無くなった

右ハム肉離れ後、無謀と思いながらもリハビリで鷲ケ岳、伊吹山、金糞岳と山スキーしてきたが、右足のターンがまともにできなかった。今回の横山岳は本格滑走となったが、自然な荷重動作ができ違和感がなくなっていたので、全治はした模様。

林道に降りてから、スキー歩行3km、スキー靴歩行4kmと余分な行動も姫路マラソンへの脚づくりにもなった。

約9時間の行動で心身ともくたくた。風呂に入って夕食後爆睡したのはいうまでもありません。

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