おんたけ100kmまで1週間。やっと脚の疲れも抜けてきて、軽くなってきた。齢なのでここで静養して本番前の英気を養おう、と思っていたが、どうも日曜は雨が降らないみたい。
追い込んで体力消耗する気はないのでアクティブレストで少し長い時間体を動かしておこう・・・と思案していたら、長女もたまたま予定が入っていない、ということで、山にハイキングに行くことにする。
(登りの筋肉に刺激も入れられるし・・・(笑))
近場でどこにいこうか・・・
暑いので涼は求めたい。そうなると1000mクラス。
鈴鹿 → ヒル嫌い!!
霊仙山 → ガスがでたら難儀、雷怖い。
伊吹山 → 晴れたら日差しが痛い
横山岳 → 熊が怖い
武奈ヶ岳 → 樹林帯抜けるまで暑そう~~
と、登る気があるのか?という弱気。
いっそ、お気楽に貴船に川沿いハイキングと思ったら、あ、そうだ。八淵の滝から武奈ヶ岳に登れるわ!!これなら涼しい!
と思いだす。娘も中学生のころ八淵の滝を登ったので経験もあるはず、と聞いてみたら「どこ?}
すっかり記憶が無くなってます。(-.-)
ということで、土曜の晩にそそくさ準備して、日曜朝出発。
・・・・・・・
さすがに、梅雨の合間。ガリバー旅行村は空いている。
登山届を出す。
土曜は降らなかったので、水量はぎりぎりかと思ったが、下流から登るのはパス。
オーソドックスに登山道から大摺鉢に向かう。
数年前の台風被害で登山道荒れていると聞いていたが・・・う回路で繋がれてます。9年ぶりですが、やはりイメージが違う。
途中、鎖のある斜面を少し降りて、障子の滝を上から覗き込んで・・・
登り返して
汗が噴き出したころで
大摺鉢。涼しい~~
ここから貴船の滝を目指す。
記憶では鎖場、はしご、ぼると、ホチキス足場が続くはず
確かに・・・
大摺鉢の上に出て
娘に、三点支持だ~~とか
こういう岩は滑るぞ~~とか言いながら小摺鉢を過ぎ、
順番に手を出していけば大丈夫~~などと講釈たれながら・・
上流を目指して登っていくと・・・
屏風ケ滝が見えてきて
いよいよ貴船の滝が見えてくる
よっこらしょと、乗り越えると
貴船の滝・・沢屋さんが先行してます。
貴船の滝前の渡渉に移る。
私が先行して鎖場を降りて、次に降りてくる娘を岩場で待つ。
娘が降り切る前に狭いので立ち位置を変えたら、ツルン~~。「滑りやすい岩」をずり落ち、流れに浸かってしまう。水量が多いので腰まで浸かる。
引き返すにも手ががりが少ないので、無駄な労力を使わない方が得策と判断し、そのまま渡るべき次の岩に浮きながら渡ってしまう。
娘はというと、多少靴を濡らしながらルート通り渡渉。とほほ。
因みに娘は8年ぶりの登山。
濡れたので火照った体がひんやり冷えて気持ちが良い。夏場の日中で良かった~~。
再開。
左から梯子を登り
七遍返しの滝を過ぎて
八雲が原に向かって登っていき
ぜーぜー
視界が広がり
八雲が原
昼食を迷ったが、娘もまだ元気、ということで、晴れてきたこともあり、武奈ヶ岳までいっきに登ることにする。
穏やかな登山道を進んでいく
もう少し・・・たくさんの登山者
登頂。長女は初登頂!おめでとう!
登って良かった!晴れました!
トンボの大群の下で昼食。
帰りは、安全に北陵を下って細川分岐をめざす。
斜面を下っていくと
細川越
八淵の滝を目指して降りて
湿地帯を進んで
しばらく流れに沿って進んで
イブルキノコバ近くの望武小屋
広谷に出て、八淵の滝に降りていく
大摺鉢の上に出て
無事、大摺鉢を渡る。
登山道にわたり返して
ガリバー旅行村に戻って終了。10.70 km 7時間15分00秒
帰りは、てんくうと、比良とぴあ、どちらか迷ったが、南下するので比良とぴあによって汗を流す。
浜大津のあたか飯店で二人で打ち上げ。
梅雨中でしたが、よいハイキングでした。