■浩ろぐ■

日々の出来事をかきとめる

道警シリーズ布教

2012-01-13 | 読書
冬コミで本を出した「道警シリーズ」のこと。

知らない。

という人が多いので、布教します。

佐々木譲先生は「廃墟に乞う」という作品で直木賞を受賞した作家です。

読者層は図書館勤めの友人によると、
団塊世代以上の方が多いとのこと。

警察小説というジャンルがとっつきにくいのか、
それとも各所で見たことないくらいの酷評を受けている「笑う警官」の映画(角川春樹監督)が悪い印象を与えているのか、定かではないのですが。

映画を見てがっかりした人、原作は名作ですから!

文庫:(ハルキ文庫)
1.「笑う警官」
2.「警察庁から来た男」
3.「警官の紋章」
4.「巡査の休日」

単行本(角川春樹事務所)
5.「密売人」

シリーズで5作品刊行されております。

1作目「笑う警官」はいわゆるタイムリミットサスペンスで、終盤までドキドキしながら読んでいけます。

2作目「警察庁から来た男」以降は、キャラクターが立ってきて、私なんぞはキャラ萌えしているところもあります。

超人的な刑事が登場するわけではなく、
個々の捜査員がそれぞれの仕事をし、
ばらばらのピースが終盤に向けて嵌まっていく感じがとてもいいです。

私の書き散らかしているファンブログはこちらです。
http://jsdk.blog.fc2.com/

興味をもたれたらぜひご一読を。

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