お節料理の商戦が早くも本格化している。百貨店では、アベノミクス効果に期待して78万円の超高級品が登場する一方、あえて価格帯を抑えて種類を増やす店も。
クリスマスと並ぶ年末商戦の重要な柱だけに、あの手この手で売り込みに躍起だ。
調査会社の富士経済によると、都市部を中心に、お節料理は「作るもの」から「買うもの」へと意識が変わって市場拡大が続き、今年正月の市場規模は500億円超だった。
デフレ期でも購入単価は下がらなかったといい、舩瀬三和研究員は「普段のぜいたくを我慢し、家族や親戚が集まる年初くらい奮発しようという意識が根強い」と指摘する。
こうした中、名古屋市中区の松坂屋名古屋店は「アベノミクスや2020年の東京五輪開催決定で消費意欲が上向いている」(須田樹弘食品部長)とみて、5万2500円以上の高級品を前年より5点増やして46点用意する。
鍋用の高級和牛や日本酒が付いた老舗料亭の5段重(52万5000円)、イタリアのブランド陶磁器が付いた最高78万7500円のセットもある。
前年比5%の売り上げ増を目指す。
一方、同区の名古屋三越栄店は若い世代の購入が伸びていることに注目。中心価格帯を昨年の5万~8万円から1万~3万円に下げる。
フランスやドイツなどの洋風お節や、3段重ながら計826キロカロリーに抑えたヘルシーお節など、「買いやすい価格帯に幅広い種類をそろえ、数を売る」作戦で、売り上げ10%増を狙う。
「単身や夫婦2人世帯などの引き合いが強い」と1~2人前の「個食タイプ」に注力するのは、小売り大手のユニーグループ。
昨年、和風お節500点がすぐに完売したため今年は800点に増やし、洋風1000点も加える。
消費増税を控えて購買意欲の低下が懸念される中、プライベートブランド(PB)食材を採用することで、品質を保ちつつ価格を1万5800円に抑えたお節をスーパー「アピタ」やコンビニエンスストア「サークルK」などで販売する。
おやじも百貨店のおせち料理を買う予定。。。
クリスマスと並ぶ年末商戦の重要な柱だけに、あの手この手で売り込みに躍起だ。
調査会社の富士経済によると、都市部を中心に、お節料理は「作るもの」から「買うもの」へと意識が変わって市場拡大が続き、今年正月の市場規模は500億円超だった。
デフレ期でも購入単価は下がらなかったといい、舩瀬三和研究員は「普段のぜいたくを我慢し、家族や親戚が集まる年初くらい奮発しようという意識が根強い」と指摘する。
こうした中、名古屋市中区の松坂屋名古屋店は「アベノミクスや2020年の東京五輪開催決定で消費意欲が上向いている」(須田樹弘食品部長)とみて、5万2500円以上の高級品を前年より5点増やして46点用意する。
鍋用の高級和牛や日本酒が付いた老舗料亭の5段重(52万5000円)、イタリアのブランド陶磁器が付いた最高78万7500円のセットもある。
前年比5%の売り上げ増を目指す。
一方、同区の名古屋三越栄店は若い世代の購入が伸びていることに注目。中心価格帯を昨年の5万~8万円から1万~3万円に下げる。
フランスやドイツなどの洋風お節や、3段重ながら計826キロカロリーに抑えたヘルシーお節など、「買いやすい価格帯に幅広い種類をそろえ、数を売る」作戦で、売り上げ10%増を狙う。
「単身や夫婦2人世帯などの引き合いが強い」と1~2人前の「個食タイプ」に注力するのは、小売り大手のユニーグループ。
昨年、和風お節500点がすぐに完売したため今年は800点に増やし、洋風1000点も加える。
消費増税を控えて購買意欲の低下が懸念される中、プライベートブランド(PB)食材を採用することで、品質を保ちつつ価格を1万5800円に抑えたお節をスーパー「アピタ」やコンビニエンスストア「サークルK」などで販売する。
おやじも百貨店のおせち料理を買う予定。。。