「これが蕎麦なのかっ」蕎麦の概念を変える一品。 [蕎麦や漱石]

いつものようにシャローを連れてドッグランへ。
お昼はどこのラーメンにしようかと考えていると

・・・・フレさんより蕎麦のお達しが（涙）

なんでも気になる蕎麦やがあるらしいです。

その店は「蕎麦や　漱石」
食べログの南阿蘇・高森の蕎麦でランキング1位の店です。
件数自体が多くないのと、他の問題であまり気乗りしませんでしたが。

その理由は・・・・・蕎麦が嫌い（笑）

まあ、嫌いは言い過ぎですが、実際どちらと言われればうどん派です。

自分から蕎麦を食べに蕎麦屋に行く事自体がおそらく初めて。

どうやら体に悪い麺ばかり好んでいるようです（笑）

概観は・・・・殺風景でしたが、店内は落ち着いた雰囲気。
広い窓から見える木々が、雰囲気良いですね。

メニューは2種類+もり（冷）かけ（温）の4種類。

朝びき24に蕎麦の実の殻が混じったものが玄舞となるそうです。

【朝碾（あさびき）かけ 1000円】

この蕎麦を見て何とも思わないわたしは無知ですw

フレさんはすぐに気が付きましたね「やっぱ東京なんだね」と。

東と西では蕎麦つゆが違うんですね。
ベースとなる醤油が違う（薄口と濃口）ので
言われてみれば、確かに・・・ですね。

【朝碾（あさびき）もり　1050円】

そして「もり」

いや～・・・・びっくりしました。
蕎麦が嫌いな理由に、あの麺の独特の風味があるのですが
それがまったく無い。
むしろ甘さというか爽やかさというか。
風味の良い麺が、歯ごたえのある腰を伴ってくるのです。

つけ麺でもそうしているのですが、まずはつけ汁等につけずに
麺をそのまま食べて味をみています。
ほんとに美味しい麺って、実は何もつけなくてもすごい旨いんですよね。
最近印象に残っているのは「つけめんTETSU」ですか。
あと浅草開化楼の麺も、だいたいそのままでイケます。

この蕎麦も同様に、非常に美味しいです。
さらにつゆと切り立てのネギ、そしてこれが一品！の山葵。
特有のツンとくる感じはありますが、風味・味ともにまったくの別物。
ほんとに美味しい山葵ってこんななんだ！と感嘆。

そして、蕎麦がうまけりゃ蕎麦湯も旨い。

つゆを割ってももちろんですが、蕎麦湯そのものを飲んでも
重湯に微かな、上品な甘さが加わったかのような感じ。
初めて蕎麦湯を美味しいと思えました。

まともに蕎麦を食べるのは初めて・・・
と言っても過言では無い位、蕎麦を食べないのですが
この蕎麦は素晴らしい。
既にフレさんは蕎麦の虜になってしまいました（笑）

玄舞も非常に気になりますね。

南阿蘇の他の蕎麦を食べた事はありませんが

お勧めの一軒ではないかと思います。

ちなみに住所は下記で合ってますが
カーナビだとかなりズレた場所に案内されます。
ホームページに地図が乗っていますので
そちらで確認されてから出掛けられた方が無難です。

尚、10歳以下のお子さんはお断りされています。
ただ、「他のお客さんに迷惑を掛けないお子さん」なら大丈夫だそうです。
悩まれた末の結果だそうですので、配慮されるようお願いします。



臨時シャロ通信



散歩後に強制的にブラッシングされるシャロー。

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蕎麦や漱石

阿蘇郡南阿蘇村河陽3781-1

（電）0967-67-0504

（営）11：30～16：00

（休）火曜日、水曜日（祭日の場合は営業）
（煙）×店内禁煙

（駐）あり

（HP）http://sobaya-souseki.com/
（注）十歳以下のお子さんはお断りされています。