![]() | リーダーシップ―胆力と大局観 (新潮新書) |
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| 新潮社 |
副題が「胆力と大局観」、為政者の覚悟を問う。 と、なっています。
第一部、リーダーの責任。
第二部、偉人のリーダーシップ。
第三部、民主党リーダーの置き土産。
民主党政権の交代してから、国民から迫られた切実な問い掛けは「真のリーダーシップとは何か?」ということではなかったか、という主題が通奏低音のように全編を貫きます。
2011年6月2日の鳩山氏と菅前首相とのあいだで交わされた「確認覚え書き書」。
日付も両者の署名も無い文書。そこに責任感の欠如が見える。逆手にとって延命を計った菅さんは、とんでもない方、リーダーとして相応しくない。
就任当時、自らを「騎兵隊首相」「騎兵隊内閣」と言った、不見識、不勉強さ ナンセンス。
第二騎兵隊隊長、世良修茂が、福島、仙台、で働いた非道、荒淫、放埒を知らなかったのか。東北での悲劇を無神経に逆なでした騎兵隊内閣命名。
そして東日本大震災。
なんという皮肉なことになったのかと、、、、、。
1657年、明暦大火では、江戸城本丸まで焼き落ちて、寛永寺に幕府機能を移そうという意見に反対し、二の丸に移し、大胆に16万両の支出。浅草の幕府米蔵に火が迫ると、町民に米の自由持ち出しを許可。結果復興と、救助、自ずと火消しに役立ったこと。
安政大地震と、堀田正睦の対応。
リスボン大地震と、カラヴァーリョの対応。
偉人のリーダーシップには、吉田松陰が登場。
日本が壊滅的敗北した、ミッドウエー海戦。
そこに山口少将という人物がいて、アメリカ攻撃機来襲の情報が入るや、すぐさま発進を南雲中将司令官の進言。しかし、南雲は800㌔爆弾を地上用から、艦載用、そして魚雷へ付け替えていて、空母からの発進が遅れ、壊滅。
空母がやられてしまった。
しかし、一隻残った空母「飛龍」から、独断で逆襲し、ヨークタウンをやっつけたと。
大局観の相違と、一秒を争う迅速な判断の差。
そして、その後の責任ととりかたまで詳しい。
民主党に対しては、より手厳しい。私も、もっと言いたい。
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