Mの植物紀

植物狂のひとりごと

富貴蘭のオークションについて

2017-05-20 06:52:12 | 蘭の仲間

若い人は、富貴蘭という植物に興味をもつかもしれないが、危険。とくにオークションはあかん。

① ニセモノの出品。有名品種がお手ごろ価格。ありえない。画像が荒いのが特徴。やたら不健康な植物体。

②ホンモノの出品。人気があり、入札額がウナギのぼり。ただ、これは仲間うちで価格を吊り上げている可能性がある。これをすると、手持ちの植物の価値があがる。株式の違法行為に近い。いわゆる価格操作。これはニセモノほど分かりやすくないのでタチが悪い。有名棚、大棚の出品。これが危ない。

③青、小苗などの出品。青とは斑の抜けたことをいうが、これが曲者である。青から斑入りに戻ることはない。斑入りを育てると、どうしても青が増えてくるが、チャンスがあると言って出品する。本当に妥当なチャンスがあるなら、手放さないよ。チャンスなどない。
富貴蘭は なかなか育たない。育ちにくい小苗は基本、育たない。富貴蘭はなかなか枯れない。枯れつつあるものを訳ありだと言って売ることもある。

④ルビー根。富貴蘭では根先の色を観賞するが、一部の品種で赤紫色になり、美しい。しかし、多少 色素が薄い根もルビー根として出しちゃう。

とにかく富貴蘭は閉鎖的で不健全な世界。投機的要素もある。一部のニセモノ品種は氷山の一角で、内実、全体的に腐っている。ホンモノもイカサマだよ。富貴蘭はVANDAの一部。



実は、日本の先達はNepenthes 洋ランの世界で偉大な足跡を残してきた。伝統的に園芸大国なのである。日本の伝統を守るべく様々な園芸にチャレンジしたい。熱帯の未踏の森に分け行った冒険者。ウツボカズラのアリサプトラナにラフレシアナ、などなど。原産地以外には日本にしかないものもある。ドイツと肩を並べる分野だ。Nepenthesを極めて、お国芸にしたいものだ。
市井における伝統的な園芸とは、雑多な海外種なのだ。
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