前回に引き続き松嶋まどかさんの詩の世界を勝手に分析してみる
今回は
打ち上げ花火
では詩を
どうして
どうして
散っていくのでしょう
儚く
儚く
消える幻
そのあとは
闇の空
取り残された気持ちが散らばる
誰もみつけてくれないかくれんぼ
生まれた時からの悲しみの連鎖のつなぎ合せ
儚く
儚くちってゆく花火
夢ならどれ程よかったでしょう
頬に当たる冷たい風は
次の季節を運んでくる
どれだけ
どれだけ
涙を流したら
悲しみは消えてゆくの?
闇の空に見る
一瞬の輝きは
昼の空ならば誰も気付かない
儚く
寂しく
散る花火は
跡形もなく消えてゆく
もし、心がいくつも分けられたなら…
もっと楽に生きられる?
揺らいで
空に舞う花火
そこに永遠を感じるとも
人は心に区切りを付け
明日を生きるから
心は散らばったままでも…
打ち上げ花火というタイトルであっても内容がかなり切ない
どうして、どうして散っていくのでしょう
花火の炎が散る瞬間
打ち上げ花火って明るいイメージですが…
何とも切ない始まりです
そのあとは闇の空
取り残された気持ちが散らばる
花火が消えた後の暗い夜空をイメージしてるのでしょうか?
燃え上がる恋の終わり?
それとも人生の儚さとでもいうのか。
誰もみつけてくれないかくれんぼ
松嶋さんらしいというか
このフレーズはものすごく残りました
かくれんぼしても
誰も見つけてはくれない、孤独を表してるんでしょうね
かくれんぼというワードがまた切なさを感じさせますね
儚くちってゆく花火夢ならどれ程よかったでしょう
これは悲しみを表してるのか
華やかな花火(幸せ)が散る瞬間を見て、それが夢ならばどれほどよかったかということではないでしょうか
闇の空に見る
一瞬の輝きは
昼の空ならば誰も気付かない
これも人間の悲しい心理を表してますね
闇だからこそ気付かれる存在
光の中で埋もれてしまうような感覚なのかな
打ち上げ花火は儚さや見えないものへの敬意を感じました
個人的な感想ですが(笑)
松嶋まどかの詩の世界は深いなと思います
絵本のように情景が文章でも伝わるのが天才だなと
松嶋まどかはとても繊細で美しい詩を書く方です
彼女は自分の経験を書かないと以前ブログか何かで読みました
理由としては「歌詞って凄く短い時間でまとめないとならないじゃないですか?私の人生リアルに描いたらまとまらない」
松嶋さんは歌詞は想像や身近な人をモデルにしてることが多いとも語っていました。
だからこそ
取り手に任せる
ってことなんでしょうね
松嶋まどかの詩の世界勝手に解釈パート2
最後までお付き合い頂いてありがとうございます
(画像松嶋まどかFacebookより引用してます)