日々の歌日記 ・・  硲 比呂介 (船坂圭之介)

一日四首を底限とし連日作成日記の如く記入していきます。未推敲ですから発表の段階で修飾します。これは原石故乞ご了解

二月四日(氷原)二月号掲載歌  偲ぶは遙か

2012-02-04 20:34:39 | 日々の創作短歌
  偲ぶは遙か

  *鳴く牛のこゑのか弱さ 洗脳のさだめかなしも七月のあめ

  *腎病みてわが思ひ居り甘き水こころゆくまでせめて飲みたし

  *十六歳の高校生が真盛りの 二十六歳 頬のかがやく

  *その白き頬にひとすぢ十年の濃き思ひあり なみだひとすぢ

  *凛凛しさの増せる容貌かがやけりうつくしくあれ寺川綾子よ

  *下戸にして真の味はひ知らざればなにがなし夕 涙こぼるる

  *饐えゆくはトマト・わが脳 歳月は音も無くあゆみ逝きたり

  *寝覚むればまた浮かび来る眉ほそくせし亡妻のなつかしき貌 
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