ゆったり、いそがず、あわてず、おだやかに…

毎日の生活の中で感じる森羅万象を、自分の想いとして文字・写真で表現する。

楽しかった兄弟会

2011年09月27日 21時26分08秒 | 小さな幸せ


写真は、ホテルの窓からの夕景である。今日も一日、なにごともなく暮れていく。

一年に1回の恒例兄弟会が開かれた。今年は松本在住者が幹事のせいか、松本・美ヶ原温泉郷での開催で、男兄弟夫婦8人での集いである。

長兄夫婦の80歳を筆頭に、ほかの全員が70歳以上の高齢者。だからみんな「あそこが痛い」「ここが具合悪い」といった調子である。でも、少しばかり調子が悪いだけで寝込むほどではないので、まあまあ「全員がなんとか健康」と言えようか。

宴会は楽しかった。いつものことながら「こども時代のはなし」「おやじ、おふくろのはなし」「(自分たちの)子どもや孫たちのはなし」「近況のはなし」――途切れずによくも話が続く。話す人、飲む人、笑う人、拍手する人、なんと楽しいひと時なのだろうか。

お酒を飲むのも、いつのまにか手酌。誰もお酌をしないし強要もしない。飲みたいものを飲む。なにもかもが自然体だ。だれにも気兼ねしないし、だれにも遠慮をしない。

『一番要領よかったのはお前さんだったなあ。あの時は……』『百姓仕事の一番上手なのはあんただったなあ。○○の倍は早かったぞ』などなどと、遠い昔話に花が咲く。忘れかけた子ども時分の己の姿を思い出し、その頃にタイムスリップしていく。

「さあ、来年の幹事は□□だぞ。楽しみにして待っているから頼むよ」という声とともに、今年の兄弟会は終了した。現実に戻った瞬間である。

一年に1回ぐらい、現実離れした集いがあってもよいのではないだろうか。ただ、みんな高齢者であるだけに、この8人でいつまで続けていかれるかがちょっぴり心配ごとである。この会が、みんなの健康を維持し長生きさせてくれる「一服の薬」だと信じている。

また、来年だ!

知識の引き出しが増えた!

2011年09月17日 21時07分40秒 | パソコン
今日は仲間グループ定例のパソコン勉強会。『雑学パソコン塾』と称して「電子メール」を学んだ。といっても、一般的なメール勉強でなく、少しばかりレベルアップした内容だ。POP、SMTP、DNS――などなど、横文字がひっぱんに出てくるという、いささか頭の痛い(?)勉強会である。

ふだんなにも考えずメールを出したり見たりしているが、ひとつのメールに対してインターネットの先々で多くの関係者やサーバーのお世話になっていることを再認識した。利用者はインターネットなどの難しい仕組みやルールをよく知らないで活用させてもらっているが、これはこれでよいのだとも再認識した。

たとえばテレビの機械本体のことをまったく知らなくても、チャンネルの選び方やスイッチの押し方さえ知っていれば、楽しいテレビが観られるということはすばらしいことだ。だから老若男女のみなさんから絶大の支持を得られている。

パソコンだって同じようにならなければいけないと思っている。パソコン愛好者の層はずいぶんと広がってきているが、テレビ愛好者とは比較にならないであろう。

なら、今日の勉強はなんだったのか? と疑問が起きよう。別に深く詮索する必要もないであろう。テレビだっても、ただ観るだけでなく、録画する方法を知ったり、文字情報を読んだり、双方向での情報交流を図ったり――と、知れば知るほど奥行きの深みを増し楽しさも倍増してくる。パソコンだって同じだ。

ましてやメールなどインターネットは外部との情報交流だ。深く知ることによって、やり方も効率的になるし楽しさも増えてくる。絶対に知らないより知っているほうがよい。いや、機会があるなら知るべきだと思う。

今日の勉強会は有意義であったが、講師が仲間内だということがすばらしいことであった。知識豊富な仲間が大勢いることに感謝し頼りにしているのが現実の姿である。

愛機――デスクトップ・パソコンが永眠!?

2011年09月08日 21時31分59秒 | パソコン
その昔、といっても7年前に、清水の舞台から飛び降りるような気持ちで50万円近くも出して買ったデスクトップ・パソコンが壊れてしまった。10日前ごろからだろうか、パソコンのスイッチを入れてしばらくすると、画面が横縞模様になってしまい起動できなくなってしまった。いや、正確にいうと、正常に起動できるときもあったのだ。

そうした起動できない症状が重なってきたので、「これはリカバリーするしかないな」と思い、リカバリーを実行した。リカバリーは順調に進み、正常に起動したので、セキュリティなど最低のものをインストールして正常化の第1歩を歩んだ。

翌日、パソコンにさらなる仕事をしてもらうためにスイッチを入れた。正常に起動できると信じていたのに、またまた、縞模様画面だ。それこそ「え、どうして!」だ。せっかくリカバリーしたのに病状が戻ってしまったようだ。

メーカーに電話し症状を話し、パソコンを診てもらうことになった。現物をメーカーに送る。

先ほどメーカーから電話があり、一部壊れている個所がある由。部品交換し、修理すれば、約7万円かかるとのこと。

7万円をかけて修理しても、じきに違う箇所が故障するかもしれない。また、7万円出すなら、新しいパソコンが買えてしまう(もちろん仕様は大幅に変わってしまうが)。――ということで、残念ながら修理することを辞退した。

身分不相応(?)の高級機パソコンを買って愛用してきたから、未練はたっぷり。「なんか娘が居なくなってしまった」ようで、淋しい気持ちになってしまった。妻は、「そんなに淋しいなら修理して使えば――」というが、「同じお金を出すなら、来年発売になるであろうWin8に期待したい」と泣く泣く結論づけた。

わが愛機よ、長い間ありがとう! あとは、ノートパソコン2台にガンバってもらうから~~!

ペンキ屋さんと台風と

2011年09月01日 21時29分26秒 | 思うがままに
大型で強い台風が日本に近づき、各地に大雨を降らせている。わが街は雨雲に覆われているが、雨は時折の小雨程度だ。ただ週末に四国あたりに上陸したときにどうなるかだ。

台風前から雨の日が多く、わが家のペンキ塗り作業も大幅に遅れている。あともう少しだ。雨さえ降らなければ今週末には終わりそうだ。

若いペンキ職人さんを見ていても、どうも効率よく働いているとは思えない。この暑い時期、せっかく8時半ごろ到着しても車の中から9時過ぎごろまで出てこない。タバコでも吸っているのだろうか?

昨日、社長が見えた時にそっと注意した。日中暑いのだから、朝涼しい時間に現場に着いたら早速仕事を始めるべきではないか。その分、日中の暑い時間に休んだほうが効率的ではないか。施主としては、「この会社の社員管理はどうなっているのか」と不審に思ってしまうと――。

今日は、職人さんひとりで来た。「あれ、若い相棒はどうしたの?」と聞くと、「昨日辞めました」だと。「え、そんな!」と絶句。

だって、幾日もお茶を飲んできた仲(?)ではないか。昨日だって、午前、午後と飲んだのに、辞めた若い職人さんは何も言わずに帰っていった。一言、「事情で今日で会社を辞めます」と言って欲しかった。言ったからどうにかなるというものではないが――。

今日は職人さんひとりきりでの作業だから、なにかしらわびしげであったが、仕事は熱心にちょっとばかり遅くまでやってくれた。もう少しだ。

とにもかくにもペンキを塗ってもらったおかげで、ボロ家もずいぶんときれいになった。ペンキ職人さんたちには感謝している。どうもありがとう!