現代日本人文芸

現代に生きる日本人の文芸です。小説、エッセイ、俳句、短歌、川柳、現代詩、日本の伝統文芸を愛し新しい日本の文芸を創作

現代日本人文芸:二宮正治小説:小池百合子をひとりで歩かせてはならない第34回:(フィクション)

2016-10-17 13:59:03 | 日記

「このまま行くと森喜朗委員長は失脚するぞ。動きすぎだ。焦っているんだろうなあ」

 Nは東京五輪のゴタゴタが世界に伝わっている事に危機感を抱いていた。

「森喜朗先生は小池百合子都知事の本当の凄さを知らない。今から小池劇場が始まる。世界の大物を相手に」

 Nは若き日の小池百合子のすごい能力を目の当たりにしているので、彼女の凄さは誰よりも知っている。

「安倍総理との良好な関係で東京都知事の仕事をするから森喜朗先生は除け者になる」

 Nは仲間に、

「森喜朗委員長に一筆書こうか」

 こう言うと、

「なんて書くんだ」

 この言葉が帰ってきた。

「あんまりいちいち小池都知事に反発すると自分で自分の首を締める事になる」

「ほんとだよなあ、ただ森委員長が『ハイ、ですね』こう言うだろうか。いやしくも、元総理だからなあ」

「失脚したら『ハイそれまでよ』この世界だ」

「それはそうだが」

 Nはフーとため息をついた。

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