現代日本人文芸

現代に生きる日本人の文芸です。小説、エッセイ、俳句、短歌、川柳、現代詩、日本の伝統文芸を愛し新しい日本の文芸を創作

現代日本人文芸:二宮正治小説:小池百合子をひとりで歩かせてはならない第30回:(フィクション)

2016-10-12 06:28:03 | 日記

 Nは東京五輪施設にかかる費用に疑問を持ち、知人の専門家に調査を依頼した。

この知人はNの顔を見て、

「すごいな」

 こう言うのである。

「各施設ニ、三割高いのか」

 Nのこの言葉に、

「二、三割どころではない。はっきり言ってデタラメだ。なんでこんな金額が出るんだ」

 知人が言葉を返す。

「小池都知事は気づいているかなあ」

「言ってあげたほうがいいぞ。小池都知事も二、三割水増しくらいの感覚しか無いはず」

「それにしても、なんでこうなるの」

「ホントだよなあ。五輪に詳しいリーダーがいないからこうなるんだ」

 Nは大きくため息をついた。

「このまま行ったら三兆円どころか四兆円くらいになるのでは」

「小池都知事を助けて」

 二人は顔を見合わせた。 

*この物語はフィクションです。

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