現代日本人文芸

現代に生きる日本人の文芸です。小説、エッセイ、俳句、短歌、川柳、現代詩、日本の伝統文芸を愛し新しい日本の文芸を創作

現代日本人文芸:二宮正治小説:小池百合子をひとりで歩かせてはならない第36回:(フィクション)

2016-10-19 06:27:05 | 日記

「小池都知事とバッハIOC会長の会談は大成功だった」

 この報に接してNは上機嫌だった。

仲間も祝杯をあげている。

「これからは小池都知事が東京オリンピックの采配をふるえばいい。世界の人々が東京オリンピックの成功を願っているのだ」

 Nの鼻息は荒い。

「韓国でのボートカヌー競技開催というのはどうなるんだ、Nさん」

「やるやらないは二の次にして小池都知事は朴大統領を始めとして韓国の要人と会談して太いパイプを築けばいい。できれば中国とも」

「できるかな」

「できるよ、小池都知事なら」

 Nは一息置いて、

「最近小池都知事は光り輝きているよな」

 こう言うと仲間は異口同音に、

「そうだなあ」

 こう言うのだった。

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