現代日本人文芸

現代に生きる日本人の文芸です。小説、エッセイ、俳句、短歌、川柳、現代詩、日本の伝統文芸を愛し新しい日本の文芸を創作

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現代日本人文芸:二宮正治小説:小池百合子をひとりで歩かせてはならない第23回:(フィクション)

2016-10-01 02:20:10 | 日記

 Nは東京の築地で懐かしい女性達に会った。

学生の頃音楽の関係で知り合った学習院出身の女性達である。

Nは名前を聞いてビビれた。日本史の教科書に出てくる名前ばかりだったのだ。

この音楽好きの女性たちと築地で魚を買って料理してよく食べた。

「あれから四十年以上の月日が過ぎた」

 このNの言葉に、みんな目を潤ませる。

なんでこの築地でこの学習新出身の女性たちと会ったかというと、

行きつけのお店の店主が、お店をやめる決断をしたのだった。

「最後にみんなで集まろう」

 Nがみんなに呼びかけて集まったのだった。

「豊洲には行かないんですか」

「もう店がもたないんだよ」

「東京都が保証してくんないんですか」

 Nが心配そうに言う。

「Nさん、小池都知事に一筆書いてよ」

 女性たちが心配そうに言う。

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