マダムヤンのひとりごと

香港が大好き!中国の情報を発信したいと思っているのですが…ごめんなさい!子どもの話題ばかりになっていますね。

お母さんの命日に

2017-08-22 | お母さん

朝起きてカーテンを開け、窓を開け、空を見上げると視界の中にサルスベリのピンクの花が。

おんなじ・・・

空気の温度も、匂いも、あの日とおんなじ。

あの日は病院で朝を迎え、外の空気を吸いに外に出てベンチに座ってスタバのコーヒーを飲んでいました。
空はね、もう真夏のその色ではなくて、どことなく金色がかった青をしていて、
夏が終わっていくことに気づかされました。
どうしてなのか、身体にまとわりついていた空気、その感じを忘れることが出来ません。

朝早くにお墓参りに行きました。
手を合わせても、やっぱりそこに居るとは思えません。
家の仏壇に向かって手を合わせると、どこかで見ていてくれる気がします。
お墓はただの遺骨の置き場所なのかな・・・

今日は何にもしないで過ごしましょう。
ただただ、お母さんのことを思い出して過ごしましょう。

8年経ちました、悲しみは癒えません、増すばかりです。

まだ幼いryuryuが左胸を指差して
「おばあちゃんはここにいるよ」って、私を励ましてくれたこと。
そんなryuryuの顔が浮かんできます。

もっと話したいことがあったのに・・・
毎日写真に向かって話しかけていること、ちゃんと聞いてくれてるかしら?

会いたいな。お願い、出てきて。




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嬉しいお盆さん

2017-07-14 | お母さん

今日はお盆さんなので、仕事もお休み。

お母さん、帰ってるよね。
お線香をあげながら話しかけてみると、いつもと違う感じ。
なんとなく、私の話を聴いてくれる人がいる感じ・・・
「今日も暑くなるね」
「午後は三者懇談だから一緒に行かない?」
「桃、食べた?」

8年前から全然年を取らない写真のお母さんはいい笑顔で私を見ています。

「居るんだよね?じゃ、そこの百合の花、揺らしてみて」

じっと百合を見つめます・・・動かないや・・・。

思い出してしまうね。
8年前の夏のこと。
お母さんが手術の前に来ていた洋服、大事に大事にそのままにしてあります。
大好きなお母さんの匂い・・・失くしたくないから。

たった3日間だけど、一緒にいられるよね。
お父さんも怒ってばっかりだから、叱ってやってくれる?
ryuryu、すっごく身長が伸びたでしょ?頼りになるよ。
私も年取ったでしょ、やんなっちゃうよね。
お母さんが私の年の頃には、バリバリお百姓さんしてたものね。
私には出来ないな、そんな体力がないし根性もないな。
心から尊敬します、お母さん。あなたは偉大です!
なのに、なぜ死んじゃったのよ!!

本当に、なんて暑いんでしょうね。
お母さんだったら、朝起きるとすぐにエアコンのスイッチを入れちゃうね。
ね、ね、思い出すね。
家にエアコンがない時代、そう、はるか昔のことだけど。
涼みに柳沢峠までドライブして行ったよね。
山の空気は下界のそれとは違って、風が涼しくて気持ちがよかったね。
懐かしいなぁ~。

さ、お新盆に行きましょうね。
暑いから家に居る?じゃ、お父さんといてあげて。
じゃ、行ってきますね。





 

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母の日

2017-05-13 | お母さん

昨日、ショッピングセンターに行ったら、カーネーション畑?と思えるくらい、カーネーションの花がいっぱいいっぱい売られていました。

その横にはエプロン。

そっか・・・「母の日」

贈る人がいないもん。

お母さんがいない「母の日」も、もう8回目。
毎年その場で悲しみがこみあげてきます。
そう、こらえられなくてその場で涙が出てきます。

いいな、お母さんのいる人。羨ましい。

でも、勇気を出してお母さんにピンクのカーネーションを買って来たわ。
カーネーションの横にあるお母さんの写真
嬉しそうな顔に見えてきて、余計に悲しくなります。

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お誕生日は感謝の日

2016-12-05 | お母さん

NHKの「まいあさラジオ」に投稿したら、読んでもらえたのよ。

「今日は私のお誕生日です。私は自宅の座敷で生まれました。今のようにエアコンもファンヒーターもない寒い座敷での出産はきっと辛いものだったことでしょう。
母が亡くなってからは、お誕生日は母に感謝する日となりました。
今日は日曜日、お墓参りに出かけようと思います。手を合わせと天国にいる母と話をしたいな、と思います。」 

お墓参りに行きました。
お花を供えてお線香を手向けて、手を合わせると自然に涙がこぼれます
今日はお母さんに「ありがとう」を言う日。

お母さんが生きている間には言えなかったから。
息を引き取る寸前に、遠くに行ってしまうお母さんに向かって叫んだけれど
聴こえたかどうか・・・?
やっぱり生きている間に、面と向かって言っておくべきでした。
感謝の気持ちって、言葉にしないとね、ダメなのよ。
もっともっとお母さんと話したいことがあったのに
行きたいところがあったのに
教えてもらいたいことだっていっぱいあったのに

お誕生日なのに、なんだかとっても悲しい気持ちになっていました。

親となってわかる親の気持ち
母となってわかる母の気持ち
わかってからは感謝の気持ちしか湧いてきません。

でもね、わかってからでは感謝の言葉を言う相手がいないのよ



 

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第2回 歌の会のあと。。。

2016-08-30 | お母さん

みなさまからたくさんのプレゼントをいただきました。
本当に心から感謝します



歌の会の後のpartyコロボックルで。



楽しいママが「自撮り棒」を自慢してたの(笑)




あれれ???
もっと写真があったはずなんだけど・・・
「唄いましょう」のメンバーがいないわね~。

あ、そっか・・・素敵なアクセサリーを友人が持って来ていたので
アクセサリー選びに夢中になっていたのね。

サッカーのママたちが先に失礼します、と言うので
お楽しみの「輪唱」を始めました。 

し~ずか~なこ~はん~のも~りの~かげ~から~

上手ジョウズ
けっこう真剣に歌うから、面白いったらない

いいね~、こういう雰囲気

もちろん、アレもあります。
結果にコミットするライザップ





美味しいビールをたくさん飲みました
コロボックルのお兄さま、にぎやか過ぎてごめんなさい 

なが~いなが~い1日が終わりました。

たった1日の中で、あんなにたくさんの方たちとお会いでき
いろんな思い出を胸によみがえらせ
いろんな思いを心に抱き
いろんな夢をまた見ることができました。

これも人とのつながりがあってこそ。
大切にしていきたいですね
みなさま、本当に本当に本当にありがとうございました。
 



 

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第2回 歌の会

2016-08-30 | お母さん

今年も「歌の会」をすることが出来ました


プログラムはこんな感じ

前々から気にしていたお天気予報、前日にいきなり雨マークに変わってしまいました。
雨になると、聴きに来て下さる人の数がグンと減ってしまうんじゃないかしら?
今回は800名収容のホールを借りたのに、知り合いがパラパラ・・・なんてことにならないかしら?
モチベーションが下がっていきます。

当日、朝のうちはどんよりとした曇り空、そう、いつポツポツと雨が落ちてきてもおかしくないくらい。

ホールで最後のリハを始める頃、とうとう雨が降って来てしまいました。
お昼ごろにはドシャ降りとなり、あ~あ。。。なんで今日降るのよ。。。と悲しくなるほどです。

お手伝いをしてくださるT田さんの
「大丈夫、あと30分位で小降りになるよ」と言う言葉を信じて、空に向かって祈りました。

・・・それでも雨は降り続けています。

時間は迫ります。
開場をすると、お客様もだんだんといらしたようです。ちょっとホッとしました。

あ~~~~~緊張超MAX


お二人の先生方、よろしくお願いします


お母さん、どこに座っているかしら?今日も見守っていてくださいね


手に持っているのは、お母さんの大親友のおばさまが作って下さったブリザーブドフラワーのアレンジメントです。
いつも「綾ちゃんがいればね~」と、一緒にお母さんの思い出話をします。
まったくね、まだ綾ちゃんがいないのが不思議に思えます。


いつも結婚式で歌っている曲はバイオリンと一緒に歌います。
1部の最後の曲は"you raise me up"
最高に気分よく気持よく歌いました

2部の始めにはサプライズ

「天城越え」を披露しましたよ。
みなさん、とてもビックリされたそうです。
でもね、残念なことに、1番拍手が多かったのがこの曲だったかも
それに掛け声なんかもいただきました。


一つ一つの曲それぞれに心を込めて歌いました。
日本の歌を歌うとき、頭のなかにお母さんの声が聴こえてきます
目にはお母さんが歌っている顔が浮かんできます
「ここに幸あり」を歌っていると、お母さんが私に乗り移っているような気がするくらいです。
お母さん、よく歌っていたものね


ラストの曲は「stand alone」

もう、バイオリンとピアノの伴奏が最高
「凛として」という歌詞がとても気に入っています。
その言葉には、顔を上げ、背筋をピンと伸ばし、前を見つめて・・・
というイメージがありますが、もう1つ
「覚悟」が感じられます。
「潔さ」さえ感じられ、私を力づけてくれる言葉です。 


アンコールで「千の風になって」を歌いました。
「わたしのお墓の前で泣かないで下さい。
 そこにわたしはいません。死んでなんかいません」

うそっ!お母さんは死んじゃったじゃん・・・
涙が出そうになります
でも、お墓にはいないやっぱり千の風になって大空を吹きわたっているのよね。
私たち家族が、何かあると心の中で
「お母さん
と呼びかけられる、そんな心のより処になってくれているのよね。

そして、昨年も歌いました
みなさんで「花」を合唱しました。

やっぱりみんなで心を一つにして歌うっていいですね

最後の最後に「夕やけこやけ」をアカペラで。
いつのまにか会場のみなさんも一緒に口ずさみ、とってもホンワカした素敵な歌になりました

こうして第2回「歌の会」も幕を閉じました。

大雨の中、なんと!200名を超えるお客様に来ていただくことができました。


東京からもお母さんの大親友とそのご友人の方々、素敵な方たちでしょう
遠くから、どうもありがとうございました


友人のご両親。お母さんのことを思い出して涙が止まらなかったそうです。友人の弟さまと私の弟は
中学~高校と、一緒にハンドボールをしていました。
お母さんは、親御さんたちとハンドボールの試合の応援に、アチラコチラへ一緒に出かけたことを
いつも懐かしんでいました。
ご両親お揃いだなんて、とっても羨ましいわぁ


とっても楽しい友人たちと

昨年の会のあとに結成された「唄いましょう」の会。そう、みんなも「歌いたい」って。
歌のサークルができたんです。
とうとう1年越になってしまいましたが、年内には活動をはじめましょうね。
いつも助けてくれたり、励ましてくれたり、感謝しています


ルーデンス母の会と+きっと中学校ではルーデンスだった母です。
みんな本当にありがとう


メグミックルとryuryuと。
メグミックルには、いつも何かと助けていただくことばかりでね。
本当に感謝します、ありがとう

舞台の照明・音響をして下さったT良さま
写真やビデオの撮影など、いろいろなことをお手伝いして下さった
T田さま、K本さま。
みなさま、本当にありがとうございました

また次回もよろしくお願いします


ryuryuと
ryuryuもいろいろとお手伝いしてくれて、どうもありがとうね
いつの間にか、こんなに頼りがいのある男の子になったのね

最後に
 
親子孫3代で。
引きこもりのお父さんも、この日は大勢の友人と会って、話をして、とても嬉しそうです。
顔色もとってもよいですね。
私の歌を聴いて、また「まだまだだな。綾子の方が上手いな。」って 思ったのでしょうね。
そりゃそうよ~。お父さんにはお母さんの歌が永遠に1番だものね。 
介護タクシーで会場に駆けつけてくれて、どうもありがとうね。
また私の歌を聞くことが出来るように、いつまでも元気でいてくださいね。 

みなさま、本当に本当にありがとうございました

「来年もやってね」
「毎年の夏の恒例にしてね」
とか
95歳のおばあさまから
「あと10年寿命が延びましたよ」
とか
「ずっと聴いていたいじゃんね~」
とか

嬉しいお言葉をたくさんいただきました。
ありがたいですね。

また、来年の夏にお会い出来るように頑張ります
これからもよろしくお願いします 



        

 





 

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歌の会

2015-09-01 | お母さん

音楽会を開きました
       プログラムです。

会場いっぱいのお客さまこんなにたくさんの人が聴きに来てくださるとは・・・
嬉しくって一気に緊張が高まってしまいました。


地域の公民館の音楽室をお借りしての「歌の会」
もともとは、私が指導をしている「童謡の会」のみなさまに、私の歌を聴いていただく
ことを考えて、計画したこと。
なので、会のみなさんが、いちばん出かけて行きやすいところを会場に選びました。

公民館はホールと違って、ステージもありませんし、ピアノはアップライト、座席もありません。
前日に会場のお掃除と椅子並べ、ピアノの移動と調律を済ませました。

当日、リハーサルも終え、2Fの和室で着替えなどをして本番に備えます。
下では受付が始まったようす・・・何人くらい聴きに来てくれるかしら
ちょっと心配。ガラガラだったら、悲しいよね・・・

すると
「ママ椅子が足りない
「ママ、ヤバッスリッパも足りない
とryuryuが慌てて2Fへやって来ました。

たくさんの人が聴きに来てくださいました。
50名位を想定していたのですが
130名以上のお客様で会場はいっぱいになりました。 

会場に入った瞬間からお客様の多さにビックリしてしまい
感激して、頭の中が真っ白になるほどでした。
嬉しいですね~、本当に感謝です 


緊張してコチコチです


髪をアップにして、ちょっと恥ずかしい・・・


お客様も私の歌と一緒に口ずさんでいるのが見えます


小学校の同級生も駆けつけてくれました・・・ウレシイ

胸の赤いバラのコサージュ、とっても素敵でしょう?
東京から聴きに来てくださったお母さんの大親友のおばさまの作品です。
休憩の時につけてくださいました。どうもありがとうございます


伴奏のhirohiro先生、先生が背中を押してくださらなければ、実現できませんでした。
そして、お忙しい中、何度も何度も伴奏合わせをして下さり、この日のために
大大大協力をしていただきました。どうもありがとうございます。


ryuryuもここで見守ってくれています


千の風になって・・・まで、12曲。全部歌い切りました。


私の歌に涙を流してくださっています
私も感動・・・涙をこらえました。



アンコールのあと、み~んなで「花」を合唱しました
それはそれは楽しい合唱でしたね


た~くさんの写真を撮っていただきました。その中でいちばんのお気に入り 

みなさまからこんなにたくさんのお花をもいただきました。

ありがとうございます

実は・・・
お父さんも介護タクシーを利用して、聴きに来てくれました。

お父さんも、懐かしい友人や知人に会うことも出来てよかったね。
私の歌を聴いて
「やっぱりお母さんの方が上手いな、でもよかったぞ」って。

そりゃぁね~、お母さんにはやっぱり負けちゃうな。

最後の椅子のお片付けなど、お客様みなさまにご協力いただいて
会が終わりました。

お母さん、聴いててくれたよね?
及第点、もらえたかしら?

お母さんとの想い出でいっぱいの音楽会でした。

最後に、聴きに来てくださったみなさま
心より感謝を申し上げます



 

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命日

2015-08-21 | お母さん

やっぱりこの頃になると
風は秋の風・・・
医大病院の外のベンチでため息ついていた
あの朝の風を思い出します。

あれから丸6年。
小学校に入ったばかりのryuryuは
もう中学生。
お父さんもお母さんより6つも年上になってしまったわ。
私も気がついたら・・・いい年だわ。 

あれから夏を思いっきり楽しんだことはないなぁ。
やっぱりあの夏を思い出してしまうから・・・。

6年前の今日は、まだ眠っていたのにね。
明日はお母さんの命日。

忙しい週末になりそうだから
朝早くにryuryuとお墓参りに行きますね。

たまには夢にでも出てきてくださいよ。
会いたくってたまらないよ。
 

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音楽会をします♪

2015-07-22 | お母さん

お母さんの七回忌に合わせて、歌の会をします。

お母さんが好きだった歌
お母さんと一緒に歌った曲

ほんの小さな歌の会です。
会場も、いつも童謡を歌っている公民館。

このブログをご覧になって、
「行ってみようかなぁ~」って思ってくださったら
ぜひ、お出かけください。
また、近くになったら、再度告知します。
よろしくお願いします(^o^)/



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お盆さん

2015-07-15 | お母さん

今ね、お母さんが1年ぶりに帰って来ています。

何回目のお盆さんだろう・・・?
6回目になるんだね。
どこにいるのかな?
全然、姿形を現してくれません。
 
昨日の朝、お上人さんがお経をあげてくださっている時に
「お母さん、いるんだったら、そこの百合の花を揺らしてみて」
と、心の中で念じてみましたが
思いは通じず、百合の花が揺れることはありません。
ガッカリ・・・

6年前の今頃は・・・と思い出します。
毎日の出来事を、はっきりと思い出すことが出来ます。
気持ちが落ちていきますよ・・・

時が経てば経つほど
手術をしなければよかったのでは・・・
もっと多くの病院で診察してから、治療の方法を決めればよかったのでは・・・
ガンマナイフって治療が出来たのかも・・・
私はなんて無知だったのかしら・・・
などなど
後悔することばかりが胸をよぎります。

8月には七回忌の法要をします。
まる6年という月日が経ったというのに
悲しみが少なくなることなんてありません。
私の背を追い越したryuryuを見ると
時の流れを感じるのですが
気持ちは変わらず・・・
ずっとずっと悲しい気持ちのままです。

「お母さん」って呼べる人がいないって
想像をはるかに超えて悲しいことなのです。

8/29の音楽会の準備で
「千の風になって」の練習をしています。
毎日毎日、泣けちゃって歌えなくなります。

♬千の風になって、あの大きな空を吹き渡っています♪

きっと、そうですね。
お母さんはお墓になんか眠っていませんね。

また、暑くて悲しくて寂しい夏になりました。

 



 

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嬉しい一言

2015-06-18 | お母さん

毎朝、私の横で歯磨きをしているryuryuに

「ママ、ちっちゃくなった?」

と言われます。 

「そうじゃないでしょ~、ryuryuが大きくなったんじゃん」

と返します。

この、やりとりも毎朝の習慣になりつつありますね。

脚の長さの話になりました。

「ね~、ママの腰はどこ?」
  「オレはここ」
と腰骨のところを押さえて言います。
  「オレってけっこう脚長いよ」

あら、そう?自慢してるのね。
うん、確かに長いかも。 

「ママに似て脚長さんでよかったね~」
と冗談を言うと

「歌声もママ似だといいなぁ~」


え?今なんて言ったの???

まぁ、歌声ですって。歌じゃなくて歌声

なんて嬉しいことを言ってくれるのでしょう

声楽を勉強したのに、それを活かし切れてない私は
ryuryuのその一言に感動してしまいました。

今年はお母さんの7回忌
お母さんを偲んで「歌の会」を開こうと思います。
小さな会をね。
お母さんが好きだった歌、いつも口ずさんでいた歌
私と一緒に歌った歌・・・
それらの歌を、いつもお世話になっている童謡の会の方たちや、
お母さんの友人、ご近所の方たちに聴いていただこうと思っています。

お母さん譲りの歌声。
ryuryuにホメられて、超HAPPYな朝になりました。 


 


 

 

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空気

2014-08-19 | お母さん

今朝、身支度をするために2Fへ上がり
ベッドに腰をかけると

んんん・・・??? 

この空気の温度
窓から見える空の青色
太陽の光の色

あの日とおんなじ。ほら、あの日と。

思わずもう一度当たりを見回してみた。
ドドド・・・と頭の中に浮かんできたのは
医大の病棟の外のベンチに座って見た
あの時の風景。
胸を抱きしめた。
「おかあさん・・」
涙が出た。

5年前の8月22日のことが
次から次へと頭の中を駆け巡る。

今年の夏も、もう終わりに近づいているのね。

あの年の夏は知らないうちに過ぎてしまっていて
ryuryuに夏休みの想い出の一つも作ってあげられなかったことが
悔やまれて・・・そう、宿題もろくに見てあげられなかったわ。

目を覚まさないお母さんに一晩付き合って
「このまま死んでしまうのかしら?」
「お願いだから目を覚まして!」
色々な思いを巡らせながら
徹夜をして疲れた頭を元気にしようと、コーヒーを買いに出た。
ベンチに座ってひと息ついた時に感じた
そう、あの空気の感触。

何かにつけ、お母さんのことを思い出して泣いてしまうのは
相変わらず。

でも、今朝の感覚は強烈。
目で、皮膚で・・・身体全体が一気に5年前を思い出していたわ。

夏は本当にイヤ。大っ嫌いになってしまった。

もう5年・・・
まだ5年・・・

生きていれば今年は喜寿のお祝いだったのにね。

悲しくてたまらない
会いたいよ・・・おかあさん。 




 


 

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お盆さん 

2014-07-11 | お母さん

もうすぐです。
お母さんが家に帰って来ます。

1年にたった4日間だけの滞在。
それでも、とってもウレシイ。

お母さんを迎える準備をしましょうね。

焼酎漬けの梅はね、もう供えましたよ。
お酒は飲めないのに、梅酒の中の梅は大好きだったのよね。
あと何を?
スモモに桃に、お母さんの大好きな果物もね。

もうすぐ丸5年。
もう5年も経つのですね、ビックリです。
あの夏のことは、何一つ記憶からなくなることもなく
今でもはっきりと思い出すことが出来ます。
そして・・・やっぱり泣いちゃいます。

お母さんと何を話そう・・・
そんなことを考えていると、お母さんの匂いやプヨプヨな感触を想い出してしまい
目が熱くなります・・・。


以前より泣かなくなったと思うけれど、まだまだダメ。
きっと、ずっとずっとダメ。

きっと、私が泣かなくなるのは、あの世でお母さんに会える時ですね。
私はいつでもいいんだけれど、今行ったら、お母さんに
「きちょし」
「かえれし」
って叱られるよね。

だったらさぁ~、幽霊でもいいからたまには顔を見せてよね。
お盆さんでなくても、たまには帰ってこうしね。






 

 

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生き返った畑

2014-05-14 | お母さん

マンパワーってスゴイ

2月の大雪の時にも、みんなで雪かきをして、マンパワーの威力を思い知ったけれど
またまた、思い知らされました。

うちのちっこい畑。
長い間放ったらかしにしているうちに
雑草の背丈が伸び
「あ~ぁあ~、手がつけられないや」
と、思っていたところに、あの大雪。
それらの草が全部倒されて横になり、そのまま枯れてしまっていました。
そして、春になり気温も上がってくると、その下からニョキニョキと新しい雑草が育ってきて
「どうしましょう???困ったなぁ~」
と、思うばかりで何も行動が起こすことができません。

先週の日曜日、ryuryuのサッカーの試合の応援に行っていると
コロボックルのお兄さまから電話があり
「今日、大学生が何人か来るので、畑をやっつけようかと思うんだけど」
と、嬉しいお話がありました。

そして、こんなにきれいな畑に生まれ変わりましたよ

スゴイスゴイ
荒れ地が畑に生まれ変わりましたビックリです

お母さん、見てるよね。
葡萄棚はなくなってしまったけれど
畑が生き返ったよ。

ここで、葡萄作りをしたよね。 
お父さんが元気な頃は、3人で。
ジベ処理したり、房作りしたり、芽欠きをしたり、傘かけしたり ・・・。
夕方になるとお母さんのひと声
「さ、今日はここまでやったら、赤ちょうちんに行くよ
ってね。 
赤ちょうちんって、居酒屋さんね。
畑仕事のあとのビールは格別
美味しくって、お父さんも私も競争で飲んでたわぁ~。

お父さんが脳梗塞になってからは
お母さんと2人で、葡萄を作っていました。
消毒も私がするようになって
お母さんは、消毒の農薬の入ったタンクをかき混ぜる係でね。
私の薬のかけ方が悪いからって
「もっと、ちゃんとかけろし」ってウルサイのよね。
棚上散布っていうのがあって、葡萄棚の下からもぐって、棚の上に上半身を出して、
ピストルみたいな道具で農薬を撒きます。
そんなこともやったやった・・・懐かしいな

で、2人で作った巨峰は
1年目・・・これ、巨峰???って感じの出来栄え。
2年目・・・うんうん、巨峰らしいね
3年目・・・やっと巨峰ができましたでもね・・・
お母さんは、巨峰を見ることも食べることもできませんでしたね
やっと巨峰が巨峰になったのに。

そして、直ぐに葡萄棚も取り払われて、雑草畑になってしまいました。

何にもないその畑でも、
そこにはお父さんの元気な姿、お母さんの笑っている姿
みんなで輪になって腰をおろして、お茶を飲んでいる姿
いろんな姿が私には見えます。

本当に感謝します
畑が畑になって、お母さんも喜んでいることでしょう。

コロボックルのお兄さまと、大学生のみなさま、
どうもありがとうございました。
美味しい野菜をいっぱい作ってくださいね、楽しみにしています 



 

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お母さん

2014-01-13 | お母さん

ryuryuも、4月からは6年生。
「自分の部屋が欲しい」って。
そうね、もう大きくなったもんね。
当然のことだわ・・・

ということで、お母さんの部屋をryuryuにあげることに。
でも・・・どうしましょう???
お母さんが亡くなってから4年以上、片付けが終わっていません。
でも、ryuryuはどんどん大きくなっていくし・・・
一念発起!片付けを始めることにしました。

あまりにも急な旅立ちだったので
お母さんが居た頃のまま。
使っていたカバンの中から出てくるハンカチは
お母さんの匂い。

唯一の楽しみだったママさんコーラスの楽譜やら書類やら。
その中からは、
「まったく、歌詞が覚えられん」っと言って
歌詞を書き写していた紙が何枚も出てきます。
お母さんの書いた「字」
お母さんの顔がすぐそこに浮かんできます。

化粧台を片付け始めると
私が香港や空港で買い求めた、CHANELの口紅や香水が
封も切らずにそのままでしまってあります。
きっと、「もったいない」ってしまっておいたのでしょうね。
あんなに早くあの世へ行ってしまうのだったら
思う存分使ってほしかったのに。

遠くに居て、私がお母さんに書いた手紙もそんなに多くはなかったけれど
そんな手紙もちゃんととってあって。
読み返してみると、「そんな時もあったんだね」って
それからずいぶん時が経ったことをしみじみと感じます。
私が結婚した頃の日記も見つかりました。
その年の日記だけ行方不明だったんです。
「幸せだと言っているが、やっぱり近くにいてほしい」
って。
初めて知りましたよ。本当は寂しかったのね。
本当に親不幸だったよね。ごめんなさい。

片付けもなかなか思うようにはかどりません。
一つ一つを手に取って、お母さんの匂いを確かめて・・・
泣いて泣いて・・・

クローゼットの片付けがまだ手つかず。
あんなにたくさんの洋服をどう片付けましょう。
いつになったら、ryuryuの部屋になることやら・・・

ryuryuは家具屋さんで学習机を選んだりしていますが
ごめんね、まだまだ時間がかかりそう。

片付けるってことは、悲しみを乗り越えるってことなのかしら?
過去を振り切るってことかしら?

ひと区切りつけると、お母さんに会いたくて会いたくて
たまらなくなり、
お風呂の中で思いっきり声をあげて泣いてしまいました。





 

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