赤立山

赤富士は有名ですね。

朝焼けや夕日を浴びて赤く染まる富士山は
特に朝日だと思うのですが、
縁起物として絵にも描かれています。

立山は、屏風のような連峰で、
富山湾の東側にありますので、
赤く染まるのは、夕日を浴びるときだけです。


立春の今日

久々の天気。
能登から立山が望めるのは、年間数日で
比較的冬が多いと思います。

今日は午後までしっかり見えていました。

用事を終えて夕方の最後の瞬間
慌ててカメラを取って港に向かいました。

立山連峰の主峰・雄山周辺のアップです。
日中より、光が斜めから当たるこの時刻の方が、尾根や谷筋がくっきり判ります。
時刻的にはやや遅きに失した感が有りますが、険しい立山の一面です。

ズームを引いてみた感じ。

穏やかな富山湾と、赤く染まった立山連峰の光景は、心を穏やかにしてくれます。





一番始めの写真の角度から、やや東側を望んだものです。

海の中に点々と見える黒い点は、定置網の浮き
特に、この辺りの沿岸は定置網のメッカで、相当な網が「定置」されています。

更に西側を望んだものです。

富山新港に向かう船でしょうか。
遥かに、陽炎に浮かぶように見えます。

この時期、海水温の方が気温より高いため、このような光景が見られます。
もっと冷え込んだ日は、海がまるでお湯であるかのうように、海面からもうもうと湯気が立つのが見えることが有ります。

それは、やがて雪雲となり、富山に大雪を降らせる雲となるのです。


撮影したときの気温は、２度でした。


この好天の影響で明日は放射冷却のため
最低気温の予想が－４度。
かなり冷え込むようです。


昨夜遅く、能登に帰りましたが
明日から、一週間
東京です。