濃飛樹脂軌道

おもちゃ修理、鉄道玩具「プラレール」、独立型ソーラー発電、電気自動車など、理系技術系の話題がメインです。

簡易型トランジスタ・テスター。

2016-10-23 20:00:33 | おもちゃ病院
美濃市ニコニコおもちゃ病院で華々しくデビューした新兵器「トランジスタ・テスター」。
アマゾンで発注したら翌日に到着、現在即戦力として稼動し始めています。
実は海外のサイト(Ali-EXP.)からも発注していますが…中国からの輸送で時間がかかるのか、半月たってもまだ到着していません(T_T).
なのでまだ比較はできませんが、今回紹介するものは機能的にシンプルなので「簡易型」としておきます。

モノはタテ2.5cmx奥行8cmx幅10cm程度、緑色バックの液晶、006P9V対応の電池スナップ、各種測定用の端子ホルダー、ボタンスイッチ、アクリルカバーがついています。
ボタンを押すと電源が入り、電池電圧を測定したのち2~3秒で差し込まれた電子部品(素子ともいう)の特性が表示される優れもの。
試しにマブチFA-130モーターを接続すると、コイル素子のためか上段に[Inductor]と表示され、その下段に[2.0Ω 0.17mH]と数値が出ました。
おもちゃ用の超小型スピーカーもコイル分に反応して[Inductor][10.0Ω 0.1mH]と表示。定格8Ωなのでだいたい合ってます。
本来ならキャリブレーション機能で精度を合わせるべきですが、精密級の電子素子を持ってないので10%の誤差を承知で素子の異常を判定する分には問題ありません。
手持ちのトランジスターを差し込むと、hFE(増幅率)が表示されました。
あとは電子ブロックの抵抗やコンデンサ・ダイオードなども順次測定していきましたが、だいたい誤差範囲10%に収まっていました。現状でもそこそこ使えます。

とはいえ要改良点もあり、自分はクリップ配線端子がないことが不満なので時間があればクリップと配線を買ってきて追加したいです。

まだ来ていないトランジスタ・テスター・キットも、組み立てたらレビューします。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿