濃飛樹脂軌道

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自由研究にオフグリッドソーラーを。

2017-12-26 21:40:33 | 電気・化学
今更こんな話題で恐縮ですが。

昨年夏、自分の使っていたオフグリッドソーラーが子供(長女)の夏休み自由研究の題材に使われました。
材料は以下の通り。

左上から、50Wソーラーパネル、自動車用60B19Lバッテリー(12V/28Ah)、各種接続コード、バッテリー接続用端子、シガーソケット、チャージコントローラー&LCD表示器。
それらを組み立てたのが下の画像。

それだけではまとまらないのでコンテナに収納しました…これなら中身は見えないし蓋は両側の金具で固定できるので悪戯されたことはありません。

これで日中は自宅の駐車場で充電、夕方に取り込んで自室の照明や携帯電話の充電などに使っています。
実はソーラーパネル接続配線に仕掛けがしてあり、オーディオ配線用クリップで接続切り離しが簡単にできるのです。
ソーラーパネルからコントローラーまでの配線が比較的細いためコンテナや蓋に加工せずとも難なく使えています。

こちらは完成後の点灯式を行った時の画像。

多くのオフグリッドソーラーワークショップで至極一般に行われる儀式ww
そのあと子供の自由研究で約半月間データを取りました…当日の天気・朝の電圧電流・夕方の電圧・1日の発電量(晴なら大抵0.10kWh前後)などが表示されたので結構サマになり、校内どころか市の自由研究展示にも出展されました…環境意識が高まっているからか、他にもソーラーパネルを使った研究発表がありましたが、大概は電流・電力に対する考察がないなど、正直オフグリッドソーラーを嗜む者として物足りなく感じました。
それから1年半経った今も、スマホ充電や室内照明などで問題なく使えています。

かかった費用は約2万円…主な部品の価格は50Wパネル6千円、コントローラと表示器一式で8千円、バッテリー3千円。
配線関連は不用品をタダで回収したり格安部品を入手したりで大してかかっていません。
子供の自由研究にかける費用としては大きいですが、これが今後も継続的に役立てれば高い買い物ではないですね。

来年7月に美濃加茂で実施予定の同種ワークショップでは折り畳み式の30Wパネルを使いキャンプにも対応できるものにします。
※夏休みを控えて子供の自由研究の教材になりそうなので、身の回りで体験したケースを紹介。
さて夏のワークショップをどう宣伝していくか?今から考えておきます。

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