濃飛樹脂軌道

おもちゃ修理、鉄道玩具「プラレール」をメインに、あとは作者の趣味趣向。独立型(オフグリッド)ソーラー発電にも凝ってます。

旅館の食中毒について考える。

2017-03-07 21:08:44 | 乗り物・旅行・グルメ
最近、実に残念な話が飛び込んできました。
自分がよくお世話になり、当ブログで散々話題にしてきた旅館「萩の里別館」にて食中毒が発生し、営業禁止の処分が出てしまいました。
…冬季の食中毒はノロウィルスによるものが多くを占め、今回も例外ではありませんでしたが。
※被害に遭われた皆様へ:お見舞い申し上げます。

そこで自分が何回も宿泊利用してきた経験を思い出し、発生に至る経緯やメカニズムを推測したいと思います。
おそらく最大の問題は人数に対する調理場のキャパシティの少なさにあったと思われます。
今までの経験ではいずれも比較的宿泊者が少なく(多くても7~8名)、その分衛生面には気を配る余裕があったので問題は起きませんでした。
しかし今回の件では21名という大人数が一泊二食で利用することになり、調理場の衛生面に気を配る余裕が少なくなっていたことが背景にあるでしょう。
ノロウィルスは加熱に弱く、充分加熱していればこんな悲劇は起きなかったでしょうが…大人数に供食ともなると加熱調理にかけられる時間も充分でなく、さらには家族経営で少人数で対応しなければならなかったことによる気配りの欠如が根底にあるのは明白でしょう。
この旅館が老夫婦二名による運営であることを考えれば、キャパ超えの可能性は否定できません。

キャパ超えはもう一つ、トイレの問題も。この旅館の大便器は収容人数に対して少ないです。
感染した宿泊者が女性16名、客室に対して使える大便器はすべて男女共用で3基(うち1基は従業員と共用)なので、トイレからの感染を疑うことも否定はできません。こちらもキャパは不足気味。
以前申し上げた「温水洗浄便座がない」ことも加味すると、ペーパーホルダーからの感染も疑われます…参照文献はこちら
朝のトイレが混雑していたものと推測すれば、成立します。
※これは男性客主体の駅前旅館(商人宿)の宿命かもしれませんが。

食品衛生法の営業禁止処分についてググった結果、何らかの是正処置が施されなければ営業を再開できないとありますが…厨房の消毒や調理師の再教育もさることながら、キャパシティの適正化がなされないことには再発のリスクは高くなると思われます。
そうなると一泊二食の宿泊人数を減らす他ないでしょう…それか夕食つきプランを廃止して朝食だけ、あるいは素泊まりのみにするケースも考えられますが。
それらが割に合わなければ最悪廃業もありえます。
同じ「萩の里」屋号を持つ「萩の里本館」は定員15名で何ら問題なく運営されているので、それに倣えば再開は可能かもしれません。
※早い話「無理するな」ですね。

今後飛騨萩原の宿泊先を変更する可能性はゼロではありませんが…損害賠償請求など厳しい面は多々あるとは思いつつ、今まで散々お世話になった以上、復活を願わずにはいられません。何らかの対策が打たれて復活すればまた利用すると思います。
※今回の件で衛生対策として500円ほど値上げがあったとしても、背に腹は変えられません。それだけ利用価値の高い旅館であることに変わりはないですから。
ジャンル:
食と健康・美容
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