平和を作るために
「窮鼠猫をかむ」ということわざがある。追い詰められて逃げ場を失ったネズミが、猫をかむのである。弱い者も追い詰められると死力を出して強者を負かすことのたとえだ。まさに、C国がそうである。今のところ、頻繁に大陸弾道弾のようなロケットを打ち上げて威嚇しているだけだが、そのうち、とんでもない事態を引き起こす可能性がある。
それに対して、日米であちらの空域で戦闘訓練をしたとのことだ。C国もだがA国の双方が、やんちゃな指導者たちだから、ほんとうに心配だ。何が起こるかわからない時代になってきた。そして、N国の指導者は、この機に乗じて、だから、軍隊が必要なんだといった論法を強力に主張するのだろう。困った時代になった。
環境問題や平和を考えなければならない昨今、どうしようもない二人が、核のボタンを押す権限を持っている。ほんとうに恐ろしい。神様は、人間が神様との関係を断つことを罪と言われた。そして、人間も、同じ人間同士、とことん話し合って関係を築こうとしないならば、それもまた、罪であることを聖書は私たちに教えている。
イエス様は、これから神殿に参って献げ物をしようとしていた男に、まず、関係を悪くしている人物と仲直りしてから、それから神様に献げ物をするように言われた。実に、身近なところから、私たちは平和を作る作業を推し進めていかなければならないのだ。夫婦、家族、教会員、ご近所、学校、職場、外国の方々など。
平良 師