教室の窓から経営学が見える

地域経済を元気にするためのヒントを、人との出会いと経営学の2つの視点から考えるブログです。

中村文昭氏との出会い ~上田運輸(株)創立50周年記念講演より~

2012年04月18日 | 経営に学ぶ

                       小松市にある上田運輸(株)

中村文昭氏の講演会がありますから、参加なさいませんか」というメッセージが「かが元気通信」を通じて届いたのは3月も末の31日(土)。差出人は『かが元気塾』のコーディネーターを務めていただいている近藤修司先生です。先生は小松市にある上田運輸(株)の人材育成プロジェクト『上田未来塾』のコーディネーターも務めておられます。そのご縁で、同社の創立50周年記念イベントとして開催される中村文昭氏の講演会にお誘いくださったのです。

ところが、その講演会というのはなんと翌日の夕方!幸い私は予定が空いていましたので「ぜひ参加させてください!」とお返事したのですが、メッセージが配信された皆さん、さぞ驚かれたことでしょうね。

さて、講演会当日。会場となったホテルサンルート小松には、すでにたくさんの方が来ておられました。駐車場で「平野先生!」と声をかけられ振り向くと、そこには『かが元気塾』3期生の澤さんが・・・。これまでご縁がなかった企業の創立記念イベントで不安だったのですが、知り合いに会えて一気に安心。さっそく受付に向かいました。

会場にはすでに近藤先生のお姿が。『かが元気塾』からは澤さんの他にも3期生の谷本さん谷口さん、そして4期生の岸さんの姿も。他にも会社関係だけでなく、地域の方々がたくさんおられました。上田真社長の「地域に愛される企業でありたい」とのお気持ちから、この講演会を会社の関係者だけではなく、広く地域の人たちにも開放してくださったのです。
 
                上田運輸(株)のトラック基地

さて、いよいよ講演会の始まりです。登壇された中村氏は、失礼ながらとてもカリスマ講師とは思えない風貌。ご自身でも言っておられましたが「夜店の屋台の金魚売り」といったスタイルに、ちょっと意外な思いが。でも、お話が始まるとどんどん中村氏の世界に引き込まれていき、気がつけば時間は2時間を超えていたのです。(途中休憩なしで!)

中村文昭氏(有)クロフネカンパニーのHPより

私もこれまでたくさんの講演を聞いてきましたが、2時間を超える講演で、しかも途中休憩がなかったことにも気が付かず夢中になってしまったのは初めてです。講演が終わっても、その感動はなかなか冷めやらず・・・さっそく参加された皆さんにその感動コメントをメールで送っていただき、当日は参加できなかった『かが元気塾』のメンバーにも「かが元気通信」を通じてご紹介しました。

それではその感動のコメントを、紹介させていただきます。

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      谷本義典さん(日本海水産)

『かが元気塾』で学んで近藤先生と出会い、私にとってはデッカイ付録が付いてきた昨日の「中村文昭」さんの講演会でした。「中村文昭」さんの講演は以前CDで聴いてました。落ち込んだ時に聴くようになりました。近藤先生からのメールを拝見するや即<お願いしますメール>です。あまりにも嬉しくて『かが元気塾3期生有志』にも<たにやんの嬉しい話>で発信しました。

お題は「出会いこそ宝である。人のご縁ででっかく生きろ!」でした。「中村文昭」さんの体験談に基づくお話なので、私にも分かりやすくやる気が出ました。最初から言うのもなんですが『かが元気塾』で学んできたことと【根元】は同じだと思いました。

私が忘れてはいけないので書きとめた言葉を書きます。
「初心に戻る」「人から学ぶ」「出会いを大切に」「別世界(異業種)の話を聞く」
私には足りない「人の話を聞く」で中村さんに教わった【すなお】です。

【す】・・・すごうですね!
【な】・・・なるほど!
【お】・・・おもしろいですね!

これを言うと相手は自分からしゃべりですと言うのです。なるほど・・・(笑)

さらには、「2回会える人になれ」「葉書作戦」「出会った人と繋がる」「日々成長(進化)」「予測を上回る」など・・・すなわち【人間力アップ】モチベーションを高めることが大切だと受け取りました。

【仕事】に対しても人に喜んでもらえること!役に立つこと!とおっしゃっておられました。私にとって良いヒントをいただきました。頭で考えるのではなく行動に移すことです。 やりたいことは即行動ですよ!

【何のために】働くのか?学校に行くのか?~するのか?やはり生活のためと思っていてもやりたくないやらされ感たっぷりの仕事はしたくないですよね。そのためにも、やりがいのある職場にしましょうとも言っておられました。中村さん曰く自分は<天命追及型>の人間だ!今の日本は<目標達成型>とも言っておられました。

驚いたことは、今まで夫婦喧嘩を一度もしたことがない!ということです。それは、中村さんはご両親の夫婦喧嘩を一度も見たことが無いからだそうです。また、嫁さんとは【お互い与え合う】仲だからそうです。仕事もすべてにおいてそうだと思う人柄です。

松田聖子ではありませんが【生まれ変わったらそーしよー】という人も、今が0歳です。 良い思ったこと【素直】に【行動】しましょう。と「中村文昭」さんは言っておられました。

中村さんにもらったサインにもありますが<【頼まれごとは試されごと】>とありますが『かが元気塾』でいう【自分ごと】に思える私でした。

        中村氏のサイン

近藤先生とのご縁で憧れだった「中村文昭さん」の講演を聴き「元気」「やる気」をいただきました。このご縁は大事にしまっておくのではなく広げて行きます。このような講演会を開催していただいた「上田運輸」さんありがとうございました。また、創立50周年おめでとうございます。100年企業宣言されてすごいです。感動しました!
 
お土産に「中村文昭しゃべくり」までいただきまして大感謝でした。
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        澤寿枝さん(サロン・ド・ウアーヴ)

平野先生  お世話になっております。澤です。皆様に言葉でお伝えする事が不得意なのですが、私が感じた事を一生懸命書いてみました、宜しくお願いいたします。

昨夜は、近藤先生のおかげで人生での貴重な体験ができました。中村文昭氏の講演は最初~最後まで引きこまれ心動かされました。今のお笑い芸人より笑えたし、こっそり涙をこらえながら聞いていた話題もありました。

今日までのご自身の体験談をはじめ『なんのため?』なんのために仕事しとるの?なんのために学校行っとるの?など、『なんのため』の入り口と出口のありかたをお話しされ考えさせられました。

今、中村文昭氏のお話しを聴けて良かったです。残された人生の時間を、聴く前よりも少しまともに歩んでいけそうです。

余談ですが質問コーナーでは中村文昭氏に質問があったのですが、小心者の私は手を挙げられませんでした。それは年間300以上の講演で全国を飛び回り家にはほとんど帰られなくて、夫婦けんかをした事がないとのことですが、奥様は欲求不満にならないのですか?ということです

以上です。平野先生、簡単になりましたが宜しくお願いいたしますm(__)m  澤

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         岸英樹さん(加賀フルーツランド)

中村文昭さんはお会いしたい方の一人だったので、今回は最高に嬉しかったです。生き方として目標達成型ではなく、天命追求型でいきたい。仕事とは人に喜んでもらうこと。人から頼まれることにできないことはない。全部ちょっと頑張ればできること。などなど心に染みる言葉がたくさんありました。出逢い、人に会うことの大切さを再認識しました。

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       谷口勇一さん(谷口税理士事務所)

中村文昭さんの講演会は以前にも知り合いから誘われたことがありました。ただその時は、何をやっている方かわからなかったですし、何だか怪しげなカンジ(すみません)だったので、行きませんでした。今回近藤先生からご案内をいただきまして、3期生同期の谷本さんが絶賛されていたので、参加しました。

もともと講演会等で人の話しを聞くのは好きで、いろいろな方のお話を聞いてきましたが、今回は驚きました。完全に引き込まれました。すべてご自分の体験に基づくことを生々しく、また楽しく、お話されているからでしょう。2時間15分くらい、休憩なしのお話でしたが、あっという間に時間が過ぎました。これだけ休憩なしの講演はなかなかないと思いますが、本当に集中しました。

「頼まれごとは試されごと」をしっかり頭に入れて、人とのご縁を大切にしていきます。当日参加できなかった方も是非、次回チャンスがあれば参加してください。絶対オススメです。


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『かが元気塾』から参加された4名の方の他に、近藤先生からもコメントをいただきました。


               近藤修司先生

中村さんは、ユニークな存在ですが、自分の本業で、悩みながら実践されているので人を動かす力がありますね。子供のころから自分の生き方を真剣にしてきたら、師匠にであって、目覚められたのでしょうね。

かが元気塾生は本業を生きざまにされているので、現場の課題解決から変わる可能性があります。現場が教室、ニーズが先生、成果がテキストですね。自分でテキストをつくるマインドが成長につながりますね。
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皆さん、お忙しい中、早速コメントをいただきありがとうございました。私が感じたことは、皆さんがすっかりコメントしてくださいましたね。

わたしもこの日、お土産に頂いた中村文昭氏の講演CDは、毎日の通勤の車の中で聴いています。私もすっかり中村文昭ファンになってしまったようです。「何のために?」を自分に問い続け、「頼まれごとは試されごと」と心得て、「できない理由を挙げるのではなく、今できることをやる!」の精神で、これからも一歩一歩進んでいきたいと思います。
この素晴らしい機会を与えてくださった上田運輸の皆さん。本当にありがとうございました。50周年を迎えられ、これからは100年企業を目指してますますご発展ください。

 


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3 コメント

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Unknown (谷口)
2012-04-20 22:11:31
澤さんの感想には笑ってしまいました。65日が濃いので大丈夫なんでしょう・・・。
感涙… (さぁ~みん♪)
2012-04-23 03:24:21
谷本さんの…
右手に力強く握られたマイク…その姿から深い深~い思いと 熱い闘志が伝わりすぎて 何十年かぶりの感涙でしたよ☆
写真が・・・ (平野)
2012-04-23 20:55:14
澤さんの写真だけがマイクを握っていませんね。ちょうどいい写真がなかったので、『かが元気塾』で熱心に受講されている凛々しい(?)遠景のお姿を拡大したものなんです。今度ぜひ、すてきな笑顔の写真を撮影させてください。(もちろん近距離で・・・)

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