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地域経済を元気にするためのヒントを、人との出会いと経営学の2つの視点から考えるブログです。

育て!地域を担う「人財」たち! 〜地域再生システム論2011〜

2011年12月30日 | 経営に学ぶ

この「地域再生システム論」とは、近年関心が高まっている「地域再生」を担う人材を育てるため、北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)が内閣府と連携して毎年開いている公開講座。受講する人は大学院生だけではなく、地域活性化に関係する行政、企業、NPO、そのほかいろんな団体・グループの関係者の皆さんです。私もここ数年参加させていただいており、このブログでもその活動をご紹介してきましたので、どうぞご覧下さい。

「地域再生システム論2010」 〜育てよう!地域再生を担う人材たち〜
2010年12月10日
http://blog.goo.ne.jp/hirano2009/e/66c0d781c7a04fd26281597fcdbc74de
『地域再生システム論』でふるさとを元気に!(前編)〜講義室からはじまる実践活動〜
2009年10月25日
http://blog.goo.ne.jp/hirano2009/e/48dafca88522b101e167e2891a37bc31
 『地域再生システム論』でふるさとを元気に!(後編)〜グループワーク・自分ごととしてとらえる〜
2009年10月26日
http://blog.goo.ne.jp/hirano2009/e/efa070d80402b2298fae13ef19a0255e
 「地域に集い・地域で学び・地域で育て、地域に還す」〜『地域再生システム論』発表会〜
2009年12月17日
http://blog.goo.ne.jp/hirano2009/e/14e285553a21b7c189cbc30e1fc1a608

この講座は10月から12月にかけて、4回シリーズで開講されます。毎回午前中は講義や発表があり、午後からはいくつかのテーマごとに分科会に分かれて、熱心な討議が行われるのです。私は今年も『人材育成』をテーマにした分科会に参加したのですが、仕事の都合で初回と最終回にしか参加できず、十分なお手伝いもできないままにファイナルプレゼンテーションの日を迎えてしまいました。

さて、最終回となった12/3(土)。まずはJAIST客員教授で、私たち『かが元気塾』をはじめ、県内各地の経営革新塾を指導してくださっている近藤修司先生が、「感動を創造する知育の場」としてのこの講座の意義を説明されました。先生はその提唱されている「四画面思考法」で、様々な改革実践グループに大きな影響を与えておられる方です。 

会場には学生さんの他に、行政や企業、そして地域で活動している様々なグループの方の姿が・・・(カジュアルな格好をしていると、ちょっと学生さんと区別がつきませんよね)
 

午前の部の後半は、分科会ごとに発表の準備です。私たちの「人材育成グループ」には、昨年参加してくださった長野県の藤沢重徳先生(上田高校)からリンゴの差し入れが・・・藤沢先生は今回、残念ながらお仕事の都合で参加いただけませんでしたが、メールや資料等で応援してくださいました。このように、なかなか日程が合わないメンバーですが、メーリングリストなどを活用して、ファイナルプレゼンテーションに向けての作業を進めてきたのです。その中心となってくださったのが中前信也さん(写真右の男性)。JAISTで地域おこしを研究している中前さんは、ふるさと志賀町小窪に広がる休耕田を借り上げ、有機米栽培の体験場として整備。無農薬の米作りで能登に人を呼び込むため一口1万円でオーナーを募るという活動を展開している、まさに「地域活性化人財」です。そして左の女性たちはJAISTに学んでいる中国からの留学生、劉さん・于さん・李さん。言葉はうまく通じないことがあっても、学ぼうという心は国を越えて共通ですね。

 

さて、いよいよ午後の部の発表です。まずは「地域医療システムグループ」から。発表者はこのブログでもおなじみ、芳珠記念病院の仲井理事長「のびのび能美!ヘルスケアコミュニティver5.0」と題する発表は、この地域をこよなく愛する仲井先生たちの意気込みが伝わってくる内容でした。

 

続いての発表は「温泉と観光グループ」温泉観光を通じてその土地に滞在し、その土地の衣食住の文化に触れることによって地域全体の活性化をめざすというその提案は、山中、山代、片山津といった温泉地を抱える加賀市、そして私たちの『かが元気塾』にとっても、とても示唆に富んだ内容でした。
 
      右は『近藤志塾』でご一緒している清水さん(明和工業)

 

さて、いよいよ私たち「人材育成グループ」の発表です。タイトルは「喜心の絆ネットワーク」。ここ数年の成果をまとめる形で、地域活性化を担う人材を「見つけ」「育て」「交流する」ことによって「人財」を増やしていこうというご提案でした。

 
 
 

こうして、今年の「地域再生システム論2011」も盛況のうちに幕を閉じ、参加したすべての人たちの心を、『地域活性化』という「絆(きずな)」で結びつけてくれました。今年3月に、東日本大震災という未曽有の大災害に襲われた日本。その大変な苦境にある被災地の方が次のようなお話をされたそうです。

「私たちは地震と津波で建物や設備・機械を失いました。家族を失った人もたくさんいます。でも、私たちが残っています。そして人は育っていくのです。いつかきっと、復興を遂げてみせますよ。」

そうです。人は育ち、人は還り、そしてまた人を育てるのですね。
それではおしまいに、私たち人材育成グループが以前提案した4つの言葉を、改めて皆さんに贈りたいと思います。その言葉とは・・・

「地域で集い、地域で学び、地域で育て、地域に還す」

 

被災地の皆さんの一日も早い復興を、そしてさらなるご発展をお祈りしています。

ジャンル:
ビジネス実用
キーワード
システム論 地域活性化 東日本大震災 メーリングリスト グループワーク 北陸先端科学技術大学院大学
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