社長の住まい流談義

69歳にしてブログを開設しました。
命の続くかぎり、世間と交わりたいと思い、続けたいとおもいます。
よろしく!

停滞からの脱却の見通しはあるのでしょうか?。

2011-08-12 14:04:26 | 民主党政権について
 去る3月11日の震災から早くも5ヶ月経過しました。2度にわたり被災地を訪問して感じたところでは、部分的ではあっても大きな被災地の現場ではガレキの集積が進み、至る所に木材や自動車の残骸の山が築かれて、その後の処分を待っていました。
 今ようやく国の責任においてガレキの処分が行なわれる事になり、撤去作業が開始されました。ネジレ国会の混乱から当たり前の判断に、これほどの時間を費やす政治家や官僚のフットワークの悪さと無責任さにあきれるばかりです。
 
 さて、一方、菅直人総理大臣の退陣が迫りました。私達は大きな関心を持って次期総理大臣の選出を見守らなければなりません。
 震災前の従来からの懸案に対する方向性に加えて、震災復興への明確な工程表と、その施策を実現する為の具体的な財源措置については、ことさら関心を抱いています。即ち財源確保のための増税路線か歳出削減やムダを排しての財源確保かの選択です。
 事あるたびに話題となる数千にも及ぶ国の各種機構や外郭団体の存在、ムダをムダと思わない公務員の体質、国家の舵取りを委ねるに値しない総理大臣の一年ごとの選任、選んだあと直ちに批判攻勢に没頭するマスメデイアや野党勢力など、毎日自らの生活維持に専念している一般国民には縁のない「雲上の争い」としか認識されません。
 
 今、原発事故で帰るに帰れない福島県の原発難民や、家族や家を失い途方にくれる震災難民、職場を失い生きる希望さえ失いかけている多くの人々の「声」が届く国家であって欲しいと願わずにいられません。
 新しい総理大臣の元で、停滞からの脱却に大きな期待をしています。
 
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。