★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

★「ALWAYS 続・三丁目の夕日」

2007-11-04 03:38:47 | 映画(あ行)
<2007/A187/S99>

今週の週末レイトショウは、前作で日本アカデミー賞を総ざらいしたものの続編。
主演??の吉岡秀隆の演技には、いささかハテナマークを付けたくなるひらりんですが・・・
同い年の薬師丸ひろ子もいい味出してるし・・・
堤真一のべらんめぇオヤジもさまになってるし・・・
いなかっぺ堀北真希もかわいいし・・・
という事で、初日にシネコンに駆け込んでみたのでした。
それにしても、本編開始前に信託銀行のCMが入るなんて初っ・・・
さすが、観客ターゲットが年齢層高めだから・・だろうね。
2007年製作の昭和時代系ファミリー・ドラマ、146分もの。

あらすじ・・・今回はcinemacafe.comさんより抜粋させてもらいました。
昭和34年春。東京オリンピックの開催が決定し、日本が高度経済成長時代に足を踏み入れることになるこの年――。黙って去って行ったヒロミ(小雪)を想い続けながら、淳之介(須賀健太)と暮らしていた茶川(吉岡秀隆)のもとに、川渕(小日向文世)が再び淳之介を連れ戻しにやって来る。人並みの暮らしをさせることを条件に淳之介を預かった茶川は、安定した生活をするため、そしてヒロミに一人前の自分を見せるために、一度は諦めていた“芥川賞受賞”の夢に向かって再び純文学の執筆を始める。一方、鈴木オートでは、六子(堀北真希)も一人前に仕事をこなせるようになり、順調に取引先が拡大。則文(堤真一)の家業も安定し始める。そんなある日、則文の親戚が事業に失敗し、その娘の美加をしばらく預かることに。お嬢様育ちの美加は、お手伝いさんのいない生活に少々戸惑い気味…。

ここからひらりんレビューでネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
いやいや、登場人物が多すぎて書くのが面倒だね・・この作品。
メインは茶川とヒロミの愛の行方なんだけど・・・。
なんせグウタラ男の茶川・・東大の同窓会で悪口言われてへこんだり・・・
米代が値上げしたのを知らず、淳之介が給食を我慢して米代にしてたなんて、泣ける話も。
でもって、川渕に芥川賞受賞を公約しちゃうのね。。。

かわって、話はお向かいの鈴木オート。
一郎は、出来上がった東京タワーに行きたいと小遣いを貯めてるが・・・誰も連れてってくれなーーい。
六子(ロクちゃん)の東北弁は相変わらず健在で、幼馴染みの武雄が尋ねてきたり・・・
銀座に石原裕次郎の映画「嵐を呼ぶ男」?を見に行ったり。
いとこの美加ちゃん、初めて銭湯に行ったり・・・
スキヤキは、豚肉じゃなくて牛でしょ・・・と文句言ったり・・・最初は大変でしたっ。
オヤジの則文は戦争の生き残りとして、戦友会に出席・・・
母のトモエはショッピングの途中、日本橋で昔の恋人(上川隆也)にばったり遭遇。
しばし、空が見える日本橋で黄昏てましたね。

そんなこんなしてる間に、ヒロミの消息が判明・・・
ストリップ劇場に押しかけるが、間が悪く・・・
金持ち旦那が求婚してるところを目撃・・・あっさり帰る。
死ぬ気になって純文学を書き始める茶川
やっと完成し、一応、芥川賞にノミネートされ、周りは色めき立つ・・・
そんな時、選考委員と名乗る男がやって来て、
受賞にはお金が必要・・・と、ワイロを請求・・・
ご近所さんたちがカンパでお金集めて、やっとの事で持って帰ってもらったのね。
しかし、怪しーーーい・・・と思ってたら、やっぱり詐欺・・・
しかも、ロクちゃんの幼馴染みの武雄がグレてて、ヤクザな兄貴に芥川賞ネタをバラしてたのね。
後でこっ酷く、ロクちゃんに怒られてたけど・・・・。
そんなこんなは知らず、浮かれて待ってるご近所さん。
新聞記者も集まってきてたけど、その中に「東MAX(アズマックス)」を発見っ。
しかし、当選する事もなく、どっちらけ。。。
その場に来ていた川渕にも、こっ酷くけなされるが、ご近所さんが反撃。。。
日頃、純文学なんて読んだ事なかったのに、みんなこっそり買って読んでたのね・・・
読んでみなきゃ・・・わからんだろ・・・と、その場で川渕に読ませることに。

そうそう、ヒロミはダンサーの仕事をやめて、大阪に行く前に茶川の駄菓子屋によって、
カレー作って待ってたけど・・・
入れ違いで茶川はストリップ劇場に会いに行ってて行き違いに・・・
運の悪い男・・だけど・・・
東京駅から特急「こだま号」に乗る前に同僚のダンサーから手渡された雑誌・・・
それが茶川が書いた小説が載ってた雑誌で・・・
小説のタイトルが・・・「踊り子」。。。
そう、茶川はヒロミとの出会いを小説にしていたのでした・・・
ココが一番泣けるトコだねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ。
たぶん横浜あたりで降りて、引き返してきたんでしょうね。
ヒロミは駄菓子屋の前に到着、茶川の頼りないプロポーズ??に応え、
淳之介と3人で抱き合うのでした。
その光景に川渕は、「お金じゃ買えない価値がある=プライスレス」を感じたのでしょう・・・
あれっ、「マスターカード」が協賛してたっけ???この映画。

ところで鈴木オート・・・
ロクちゃんの幼馴染みは改心し、盗み取ったお金を働いて返す事を約束・・・
ロクちゃんとの忍ずの池でのボート・デートを夢見て。
そしていとこの美加ちゃんも父親の就職先が決まり福岡に行く事に・・・
別れ際、一郎は新品の「24いろのクレパス買って・・・」いや、色鉛筆をプレゼント。
美加の色鉛筆が短くなってたのを知ってたから、
東京タワー自腹で行く為に貯めてた金を使っちゃうなんて、ちょっといい奴っ。
それを知ってたロクちゃんが鈴木家を誘って東京タワーに・・・
オヤジの則文は高所恐怖症っぽいが、
展望室に登って見た夕日は、一郎いわく・・・
目に沁みる・・・もんでしたね。

まっ、こんな感じだったかなっ。

一番驚いたのは冒頭の、ゴジラの登場シーーン。
オヤジ則文の夢のシーンだけど、東京がゴジラにメチャメチャにされながらも・・・
家族を救うために髪の毛逆立ててクルマを走らせる・・・なんてシーンは
おっさんの観客を唸らせる効果満点でしたね・・・もちろんひらりんも。
ヒット作の続編という事で、かなりの期待をもたれての製作は、かなりきつかったはずだけど・・・
懐かしさ・面白さ+感動を詰め込んだ作品は、前作同様でしたね。
ひらりん的には、苦手な茶川(吉岡秀隆)の子供っぽい演技にやっと慣れてきたので、
今回のほうが楽しめたかもっ。

ここまでネタバレ注意↑


ひらりん的この映画の関連作は・・・
堤真一・・・ひらりんのお気に入り「舞妓Haaaan」でも大活躍してたね。
薬師丸ひろ子・・・「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」では主人公の母役。
小雪・・・「ゲゲゲの鬼太郎」では雌狐の親分でした。
 


という事で今回は
昭和度・・・
期待を裏切らず、上手く続編を作ってくれた・・・のが感動。
こういう作品は老若男女が観れるから、観客動員見込めるよねーーー。
そうそう前作のひらりんレビュー(2005.11.30付)はこちら



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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ALWAYS 大好き! (スノーパンダ)
2007-11-17 08:48:34
絵日記ブログですが、ときどき 映画見ています。

三丁目 大好き~!! TB御願い致します。

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二子玉川 de ぼちぼち絵日記
続・三丁目! (たうだう夫)
2007-11-27 15:59:55
はじめまして。たうだう夫です。
TBありがとうございました!

ワタクシも、冒頭の○○○シーンに度肝を抜かれ、
「何が始まったんじゃい!?」
と思ってたら、
「なるほど、そういうことか。」
と。

素敵な掴みで一気に物語に没入してしまいましたヨ。

街並みや、行き交う車など
本当に色んなものが昭和を再現していて
すごいなぁとしみじみ見てしまいました。
(と言っても、昭和50年代生まれなので、
 当時のことは知りませんが・・・)

TBありがとうございました (sakurai)
2007-11-27 21:11:54
やっぱり冒頭のゴジラに目が釘付でしたあ。
あとは、てんこ盛りで、おなかいっぱいでしたね。
こっちが構えて見てるのに、あっさりハードルをクリアしたようですね。大したもんだ。
でも、そろそろいいかも、ってう感じもしました。
でなかったら、もっとあとを舞台にするとかかああ。
ゴジラ (16mm)
2007-11-27 23:00:36
こんばんは。
TBありがとうございます。

やはり山崎監督には『ゴジラ』を撮ってもらいたいですね(笑)
まじに。
でなければ、今度はSFを。

ちなみに私も吉岡の演技が苦手です(笑)
アズマックス!! (メビウス)
2007-11-28 22:40:45
ひらりんさんこんばんわ♪TB有難うございました♪

そうそう東MAX♪新聞記者の中にちゃっかり紛れてましたよねw
『あなたの作品が、芥川賞の最終選考に残ったんですよ?』ってしっかりセリフ入り。しかもあのセリフって予告編とかでも頻繁に流れてたから、彼が喋ってたとは全然気付きませんでした。

でもアズマーーーーックス!!とかやりませんでしたね(笑
私も吉岡は・・・ (いりりん)
2007-12-12 07:20:19
私も吉岡のヘアスタイルはやりすぎだと思います。(笑)
旦那も「堤真一が主演と思ってたのに~!」と
ショックを受けて帰ってきた本作品。
まあ確かにメインは茶川なんですが・・・。
1を見てないので、これから1を見る頃には
茶川ヘアーに慣れるんでしょうか。
でもパイレーツのジョニー、慣れた頃には終わりでした。(笑)
こんばんわ! (頼迅房)
2007-12-12 23:27:35
いつもTBありがとうございます。
みなさん、冒頭のゴジラについておおむね好評な方が多いようですが、私は正直「?」だとおもっているのですが・・・・。
でも、六チャンはずいぶん素敵になりましたよね!
はじめまして~♪ (edo)
2007-12-24 13:26:21
TBありがとうございます♪
あの時代は温かいですね~
東MAX、しっかりまぎれていたのは、笑えました

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