★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

「トラフィック」

2005-08-16 04:38:21 | 映画(た行)
2000年のアカデミー賞を4部門も獲得した作品。
助演男優賞(B・D・トロ)・監督賞(S・ソダーバーグ)・脚色賞・編集賞。
これは必見・・・的作品でしょう。
2000年製作の麻薬・犯罪ドラマ、148分。

あらすじ以下ネタバレ注意↓(反転モード)
アメリカとメキシコを結ぶ麻薬ルート・・・
さまざまな立場の人間が複雑に絡み合って織り成す3つのお話。
その1・・・メキシコ・ティファナはアメリカとの国境の町。
ここの麻薬取締り警官のハビエール(トロ様)。
サラサール将軍の密命を受け麻薬カルテル一味の壊滅に協力するが・・・
実はこの将軍は、別の麻薬カルテルの仲間だった・・・
メキシコという国は、軍や警察関係者が犯罪組織の手助けをしてる・・って話、
こないだ見た「マイ・ボディガード」でもあったよね。
事実を知ったハビエールの相棒は始末されてしまう。
ハビエールは密かにアメリカの麻薬取締局と連携・・・
サラサール将軍の悪事を暴露する・・・
その2・・・アメリカ・オハイオ。
新しい麻薬取締最高責任者に任命されたロバート。
仕事男のロバート(M・ダグラス)は一人娘の事は妻にまかせっきり。
その娘はドラッグにはまりまくり・・
ある日、娘の男友達が病院に担ぎ込まれたことから麻薬の事実が両親に知れる。
ヤバイぞっ・・・国の麻薬取締りの責任者の娘が中毒じゃ・・・
しかし、この男の偉いところは、すぐに仕事優先から家族優先に切り替えられたこと。
仕事キャンセルして、娘を探しに危なそうなアパートに乗り込んだり・・
乗り込んだら娘が、ヘロヘロ・バコバコになっていたり・・・
娘を立ち直らすのを優先に会に出席したり・・・非常に勇気ある父親でした。
その3・・・アメリカ・サンディエゴ。
ドン・チードル扮する刑事らに捕まった麻薬密売人の自白によって・・・
大物麻薬王が逮捕された・・・キャサリン・ゼダ・ジョーンズが妻役。
夫が麻薬王だったなんて知らずにいい暮らししてたのにぃぃぃぃ。
残されたひとり息子と私の将来どうなっちゃっのよーーー。
しかし、女は強し・・・
面会に行った時の夫の言動からメキシコの取引先を探り当て・・・
直接交渉しに行く・・
見事交渉成立・・・
しかも夫を助けるために夫の裁判に出る証言人を消すように指示する・・
おーーーーっ、こわっ。
結局、証言人が消されちゃって夫は無罪放免・・元の豪邸暮らし・・・

ラスト、相棒を殺されたドン・チードル扮する刑事がその豪邸に、殴り込み・・・
の振りをして机の下に盗聴器を仕掛けてきて・・・
今度こそ尻尾をつかんでやるぞ・・・みたいな殺気・・・ありあり。

三つの物語が平行して・・・っていう作り方はひらりん的にはあまり好きじゃないんだけど・・・
この作品はそんなにわかりづらくはなかったね。
なにせ、メキシコのシーンはちょっと砂っぽいセピアカラーの映像だったり。

これだけ知ってる人が出てると安心して観てられるね。
やっぱ目立ったのはベニチオ・デル・トロだよねっ。
C・Z・ジョーンズも良かった。
ここまでネタバレ注意↑

結局、取締り側と麻薬組織とのいたちごっこの繰り返し・・・
そうそう今日テレビでやってたけど・・・
アメリカからメキシコの国境越えるのはパスポートなしで楽々入れるけど・・・
メキシコからアメリカに入るのは超厳重なんだってね。
なーんか解る気がするね。

ということで今回は
犯罪度・・・★★★☆
だてにアカデミー賞4部門獲得してませんね。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして! (KumiD)
2005-08-16 13:37:33
簡単に読めて、こういうのも良いですね(^^)

私的には、マダガスカルが見たいです(^-^)

よかったら、私のブログにも遊びに来てください!

ミーハーなハリウッドセレブものです★
TBありがとうございました (satty)
2006-03-08 18:30:03
はじめまして♪

ひらりんさんのブログ、分かりやすくて、いつも楽しく拝見させて頂いています!



またTBさせて頂きます♪よろしくお願いしまーす!



この作品は、見応えのある仕上りでした (たろ)
2006-06-21 11:44:31
こんにちは。

コメント&トラックバックを失礼致します。



この作品は、違う場所の出来事・人物関係が同時に進行する映画構造から一度目の観賞では分からない部分があるのではありますが、何度も観直してみますと魅力が増す映画であり、エンディングの深い余韻と重みを強く感じる映画でありました。



また遊びに来させて頂きます。

ではまた。



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