★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

「シルヴィア」

2006-03-21 03:29:33 | 映画(さ行)
グウィネス・パルトロー主演。
主人公のシルヴィア・プラスは有名な作家さん。
こりゃまた、伝記モノだぁぁぁ。
原題は「SYLVIA」。
2003年製作の伝記系ラブ・ストーリー。

あらすじ以下ネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
アメリカ人の才女・シルヴィアは英国・オックスフォードに入学。
そこでテッド・ヒューズ(ダニエル・クレイグ)と出会う。
二人はともに文学専攻・・・難しい言葉を並べ詩を披露しあう・・。
もうすぐに意気投合・・・しちゃって、結婚へ。
才能あふれる二人だけど・・最初に芽が出たのはテッドのほう。
賞をもらい、周りの女性からも熱い視線。
シルヴィアのほうはスランプ。だんだん焦りだす・・・。
夫には女の影が付きまとい・・・
田舎に引っ越したり・・・
子供をもうけたり・・・
でも、夫の浮気が許せず、精神錯乱気味に・・
ちょっとすると、元のさやに戻る二人だけど・・・
ついに、別居・・・
その事が、彼女の創作意欲が自由に発揮されて・・・
バンバンいい詩が作れるようになる・・・
自信を取り戻して夫に会い、復縁を迫るが・・・
愛人が妊娠した事を聞かされ・・・・もうジ・エンド。
なんと、オーブンに頭を突っ込み、自殺してしまう。
享年30歳。

シルヴィアは既に父を亡くしていて、父性愛に乏しかったのかな。
詩人同士として彼の才能に惚れたから・・というのと同時に、
その彼を失う事の恐怖が常に彼女を脅かしていた。
まさに疑心暗鬼状態。
人生、悪いほう悪いほうへ進んでいっても・・・
生き続けるしかない・・・って友達にも言われていたけど・・・
睡眠薬で死に損なった経験を持つ彼女が思いもよらぬ方法で自殺するとは・・・
悲しすぎますね。

彼女の死後、テッドが彼女の詩集を出版し大ヒット。
今も伝説の女性詩人として世界中の人々に読み継がれているという・・・。
ひらりん、詩的センスもないし・・・
英語は得意じゃないし・・・
何がどう素晴らしい詩なのか、
この映画の詩の朗読シーンを見てもさっぱりわかりましぇーーーん。

ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は
パルトローのコメディ系の作品が結構好きなので、「ハッピー・フライト」なんかいかがかなっ。
ダニエル・クレイグって、今度007のボンド役やる人だよね。
スピルバーグ監督の「ミュンヘン」にも出てました。

という事で今回は
伝記度・・・
死後に作品を評価されるって、なんか気の毒。
生前に評価されてれば、別の人生があったかも・・ですね。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
TB返しありがとうございます (カツミアオイ)
2007-03-26 00:15:52
 こんにちは、何度かTBありがとうございます。
 実は、そのたびにコメント記入しようとチャレンジするのですけど、かなりの確率でひらりんさんのブログが表示できないことが多くて、ご挨拶が遅れてしまってすみません!
(多分、うちのPCが古いからだと思います)

 シルヴィア・プラスの詩の魅力は、私も原詩で読んでいないのでわかりませんが、いかにも少女漫画に出てくるような乙女系のリリカルな作品と、クールだけど言葉を詰め込んだ構成力のある女性離れした作品と両方を扱える点にあるみたいです。
 多分、映画は前者のありがちなタイプしか扱っていなかったのかも。(その方が、映像化しやすいし、いかにも詩っぽいから)

 機会があったら、訳したもので良いと思うので、読んでみるといいですよ~☆
TB有難うございました (オカピー)
2007-06-04 01:45:55
いつもお世話になっております。

間違えて二つもTBを返してしまいました。
不都合でしたら削除してください。

初めての書き込みがこんなんで、どうもすみません。

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