★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

「潜水服は蝶の夢を見る」

2009-06-21 03:38:31 | 映画(さ行)
<T1013/2009/A106/S048>

スズメバチ」に続いて「〜蝶の夢〜」とは、昆虫つながり???
というわけではなく、
「ひらりん的フランス映画祭2009.06」
の第7弾。
フランス語作品だけど、2007年アカデミー賞の4部門でノミネート。
原題は「LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLON」
英題は「THE DIVING BELL AND THE BUTTERFLY」
2007年製作の伝記系難病ドラマ、112分もの。

あらすじ・・・今回は「TSUTAYA online」さんから引用させてもらいしました。
目の前に広がる暗闇…
視界が徐々に開けてくると、そこは病室らしい…
意識を取り戻したジャン=ドミニク・ボビー(通称:ジャン=ドー)(マチュー・アマルリック)は状況を把握出来ないが、やがて、自分が倒れ、昏睡から目が覚めたのだと理解する。
医者や看護婦がやってくる。だが、おかしい。意識ははっきりしているのに、自分の言葉が通じない。しかも、身体全体が動かない。唯一、動くのは左眼だけ。つい先日までは、ELLE誌編集長として活躍し、人生を謳歌していたのに…。これなら死んでしまった方がましだ。そんなジャン=ドミニク・ボビーに、言語療法士アンリエット(マリ=ジョゼ・クローズ)が、瞬きでコミュニケーションをとる方法を教えてくれる。彼の希望は未来へと向かっていく。
そしてある日、ジャン=ドミニク・ボビーは瞬きで自伝を綴り始める。たとえ体は潜水服を着ているように動かなくても、蝶のように自由に羽ばたく記憶と想像力で―。そこには友達、帰らぬ日々や恋人、そして家族への溢れんばかりの想いが詰まっていた。




ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
●実話系伝記なので、主人公が最後に亡くなっちゃうのはわかってたので、
どんな入院生活を送ってたかが、ポイント。
●最初のほうの、不随になった主人公の本人目線の描写は、
はっきり言って、見づらくうっとうしいけど、
これは主人公の不便さを体感させてるのね。
●絶望の淵に落とされる気持ちから、徐々に希望を見出す主人公。
●雑誌の編集長をやってただけあって、バイタリティがあるし、
交友関係も豊か!!!
●結婚してないセリーヌ(エマニュエル・セニエ)との間に3人の子供がいるけど、
今は別の恋人がいるらしい・・・けど、
言語療法士アンリエットや理学療法士マリー(オラツ・ロペス・ヘルメンディア)を、
女ったらしの気持ちで見てるのね・・・
といっても顔面麻痺してるので表情は変わらないけど。
●高齢の実父も実はプレイボーイで鳴らしてたらしいが、
足が不自由なので、今はアパートの4階の部屋から出る事もない。
そんな父が、息子と同様に“ロックト・イン・シンドローム(閉じ込め症候群)”だ・・・
なんて言って、ジャン=ドーを慰めてたね。
●いろんな人に心配され、お見舞いされたりするのも心強いもの。
頭がチョロっと動かせるようになったり、
舌が動かせるようになったり、だいぶ回復の兆し。
●名作の現代版リメイク作を自叙伝に重ねていくストーリーは、独創的だけど、
編集者の書取り係クロードと、生ガキをやらしく食べ漁る妄想は男性的。

●小説作りに想像力を掻き立てるのと、蘇る記憶・・・
仕事の記憶・家族の記憶・・・女との記憶・・・
そして発病の記憶・・・
●小説はやっとの事完成して出版されたけど、
ジャン=ドーは運悪く合併症の肺炎で容態急変・・・
出版から10日で亡くなってしまったとの事。


●もっと、暗いジメジメした作品かと思いきや、
基本、自由人の主人公だけに、記憶のエピソードが大胆で面白いし、
麻痺で言葉にならないから、心の中の言葉がすごく正直なのが共感を呼ぶ。
●作品中の言葉で気になったのが「チネチッタ」と「父の日」。
入院してる病院の建物が、イタリア・ローマ郊外にある映画撮影所のようだ・・
と言ってたのかな。
そういえば「チネチッタ川崎」でこの作品を観ようか、迷ったっけ。
ちょうど「父の日」(6月第3日曜日)に鑑賞したのは偶然だったけど、
作品中では、ちょうど父の日に子供たちが初めてお見舞いに来て、
嬉しくもあり、惨めにもなった主人公だったのね。
●オスカーは4部門ノミネート止まりだったけど、
外国語作品賞だったら、受賞してもおかしくない・・・と、ひらりんは思ったね。

ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は・・・
主演のマチュー・アマルリックは「007/慰めの報酬 」の悪役の人。
難病系のヨーロッパ作品として思い出したのは、「海を飛ぶ夢」。
 

という事で今回は・・・
目ヂカラ度・・・
目をおっぴろげてるシーンが多いので、
ひらりんもコンタクトが乾燥しそうになりながら鑑賞してました。


●文末にブログランキングの宣伝を・・・・・・・・・・・
最近下位に低迷してるブログランキング・・・
気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりで、
ちょっと悔しい・・・ので・・・、
ひらりん同様「主人公が根っからのフランス人男だった」
と思ったあなた・・・
バナーにポチッとクリックおねがいしまーーす。

「人気ブログランキング(映画)」
『映画・DVD』 ジャンルのランキング
コメント   トラックバック (31)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 「スズメバチ」 | トップ | 「輝ける女たち」 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

31 トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
潜水服は蝶の夢を見る (☆彡映画鑑賞日記☆彡)
 『ぼくは生きている。 話せず、身体は動かせないが、 確実に生きている。』  コチラの「潜水服は蝶の夢を見る」は、2/9公開となった"20万回の瞬きで自伝を綴った、脅威の実話!圧倒的な映像美で描く、きらめく愛の感動作"なのですが、観て来ちゃいましたぁ〜♪ ...
映画『潜水服は蝶の夢を見る』(お薦め度★★) (erabu)
監督、ジュリアン=シュナーベル。脚本、ロナルド=ハーウッド。原作、ジャン=ドミニ
潜水服は蝶の夢を見る (LOVE Cinemas 調布)
以前から観たいと思っていた作品でしたが、やっと鑑賞出来ました。主演はマチュー・アマルリック。ちなみに1月24日公開の『007 慰めの報酬』ではボンドの敵役として出演します。本作は実在の人物・ジャン=ドミニク・ボビーの同名の小説を書き上げるまでの実話を映...
「潜水服は蝶の夢を見る」 (シネマ・ワンダーランド)
ある日、脳梗塞(こうそく)で倒れ、全身麻痺となった雑誌「ELLE」編集長ジャン・ドミニク・ボビーの生き様を実話をもとに描いた感動のヒューマン・ドラマ「潜水服は蝶の夢を見る」(2007年、仏米、ジュリアン・シュナーベル監督、112分)。ボビーは全身の中で唯一...
潜水服は蝶の夢を見る (★YUKAの気ままな有閑日記★)
随分前に(汗)WOWOWで鑑賞―【story】脳梗塞による昏睡状態から目覚めたものの、左目の目蓋以外を動かすことが出来なくなったファッション雑誌ELLEの編集長ジャン=ドミニク・ボビー(マチュー・アマルリック)。意識ははっきりしているにもかかわらず言葉を発することが...
潜水服は蝶の夢を見る/マチュー・アマルリック (カノンな日々)
おすぎさんに宣伝されるずっと前からこの映画は絶対観に行くと決めてました。ああいう宣伝の仕方ってあんまり好きじゃないっていうか、もっと作品本位で訴えてほしいなぁって思うんですよね。かえって作品の良さを歪めかねないような? それに引き換え、劇場予告編は作...
潜水服は蝶の夢を見る (悠雅的生活)
20万回の瞬きと、想像力と、記憶。
『潜水服は蝶の夢を見る』 (京の昼寝〜♪)
□作品オフィシャルサイト 「潜水服は蝶の夢を見る」□監督 ジュリアン・シュナーベル □原作 ジャン=ドミニック・ボービー □キャスト マチュー・アマルリック、エマニュエル・セニエ、マリ=ジョゼ・クローズ、マックス・フォン・シドー、ジャン・ピエール=カッセ...
「潜水服は蝶の夢を見る」 20万回のまばたきで綴られた物語 (ハピネス道)
JUGEMテーマ:映画 今年のアカデミー賞で、監督賞、脚色賞、撮影賞、編集賞の 4部門にノミネートされている本作品。 (外国語作品賞にノミネートされていないのが不思議…) 公開が楽しみでした。 初日に早速観てきました。 ジャン=ドミニク・ボビー。 雑誌EL...
「潜水服は蝶の夢を見る」 LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLON (俺の明日はどっちだ)
息子とドライヴ中に突然の病に倒れ、身体の自由を奪われてしまったELLE編集長、通称“ジャン=ドー”が、全身の中で唯一動く左目の瞬きだけで綴った自伝ベストセラーを映画化した作品。 いかにもフランス映画といったシャルル・トレネの“ La Mer ”が流れる中、レントゲ...
潜水服は蝶の夢を見る (いやいやえん)
事故で全身麻痺になったジャン。右目は縫われ、無くしていない物は動く左目と聞こえる耳と想像力と記憶だけ。言語療法士の力をかりて、瞬きによる自伝を綴り始める。これは実際の物語です。 左目からの視点が多く、考えていることも相手に通じない、もどかしさが良く出...
『潜水服は蝶の夢を見る』 (ラムの大通り)
(原題:Le scaphandre et le Papillon) 「いやあ、久しぶりに見応えある映画を観たね」 ----そうニャの。 これってよく分かんないタイトルの映画だよね。 ある意味、アスミック・エースっぽい気もするけど…。 「うん。確かにそうかも。 この映画、タイトルだけでは想像...
潜水服は蝶の夢を見る (映画鑑賞★日記・・・)
【LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLON/THE DIVING BELL AND THE BUTTERFLY】2008/02/09公開製作国:フランス/アメリカ監督:ジュリアン・シュナーベル出演:マチュー・アマルリック、エマニュエル・セニエ、マリ=ジョゼ・クローズ、アンヌ・コンシニ、パトリック・シェネ、ニ...
映画 「潜水服は蝶の夢を見る」 (ようこそMr.G)
映画 「潜水服は蝶の夢を見る」 を観ました。
魂のはばたき〜『潜水服は蝶の夢を見る』 (真紅のthinkingdays)
 LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLON  THE DIVING BELL AND THE BUTTERFLY  鼓動とともに、ぼやけた視界が現れる。ここは病院、昏睡状態から醒めたジャン =...
『潜水服は蝶の夢を見る』 (Sweet*Days**)
監督:ジュリアン・シュナベール CAST:マチュー・アマルリック、エマニュエル・セニエ 他 第60回カンヌ映画祭 監督賞他受賞 第65回ゴ...
潜水服は蝶の夢を見る (Memoirs_of_dai)
エロい視点は万人共通です 【Story】 昏睡(こんすい)状態から目覚めたものの、左目の瞼以外を動かすことができないELLE誌編集長ジャン=ド...
「潜水服は蝶の夢を見る」 (首都クロム)
 病前の生活と、病後の生活と、どちらがより“人生”かと言うのを考えるのは難しいと思います。彼にとってはどちらも全てであるでしょうから、彼でない私がこうと断言することは勿論できません。しかし確かなことは、病後に彼が見たもの・感じたものは、人生を謳歌してい...
潜水服は蝶の夢を見る (いとし・こいしーいとしいこいしいものごとのおぼえがきー)
潜水服は蝶の夢を見る  2/9(土)@チネチッタ こう毎週末になると雪じゃ寒くてヤんなっちゃうわっとバーゲンでゲットしたパラビオンの紫色の長靴を履いて行ってきました。なのに川崎は雪残ってないでやんの。海っぺりは暖かいのかしらん。 初日なのに深
「潜水服は蝶の夢を見る」:春日二丁目バス停付近の会話 (【映画がはねたら、都バスに乗って】)
{/hiyo_en2/}学校の校門が並んでいる風景を見ると、この時期、卒業の頃が思い出されるわ。 {/kaeru_en4/}おや、お前にも卒業なんて頃があったのか。 {/hiyo_en2/}当たり前じゃない。早く窮屈なセーラー服を脱ぎ捨てて、蝶のように美しく変身したいって願ったものよ。 {/k...
映画レビュー「潜水服は蝶の夢を見る」 (映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子公式HP)
潜水服は蝶の夢を見る 特別版【初回限定生産】 [DVD]◆プチレビュー◆20万回のまばたきで自伝をつづった伊達男の物語は感動の実話。圧倒的に美しい映像に酔いしれる。 【90点】 3人の子の父親で一流モード誌ELLEの編集長ジャン=ドーは、突然の脳梗塞で左のまぶた以外...
潜水服は蝶の夢を見る (tomozoのうれし★たのし★大好き)
重いテーマなので、なかなか見る機会をつくれず、DVDにて鑑賞。目蓋を動かす以外、なんら伝達手段をもたない主人公の話なんて、長い闘病の末の認知症の義父を見送って1
潜水服は蝶の夢を見る (パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ)
ぼくは生きている。話せず、身体は動かないが、確実に生きている。 「身体は“潜水服”を着たように重くても、ぼくの想像力と記憶は、“蝶”のように自由に羽ばたく__。」実在した奇跡の伊達男、ジャン=ドミニク・ボビー!   順風満帆に輝いていた人生が、...
【潜水服は蝶の夢を見る】 (日々のつぶやき)
監督:ジュリアン:シュナーベル 出演:マチュー・アマルリック、エマニュエル・セニエ、マリ=ジョゼ・クローズ 『ぼくは生きている。』 「それまで有名雑誌の編集者として活躍し幸せに暮らしてきたのに、突然体に自由を失うロックト・インシンドロームに冒さ
「潜水服は蝶の夢を見る」 (☆ EL JARDIN SECRETO ☆)
感動の衣をまとった相当の曲者。左目以外の全身が麻痺した男性が、20万回のまばたきで自伝を綴った。と言えば、これはもう感動以外の何ものでもないはずと思うのですが・・・。映画は、主人公のボビーが病院のベッドの上で3週間ぶりに目を覚ますところから始まります。周...
潜水服は蝶の夢を見る (みるき〜うぇい)
原題:LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLON/THE DIVING BELL AND THE BUTTERFLY 角川エンタテインメントより¥4935で発売中 2007年度作品/フランス・アメリカ 第60回カンヌ国際映画祭 監督賞受賞(ジュリアン・シュナーベル) 第65回ゴールデン・グローブ 外...
潜水服は蝶の夢を見る (佐藤秀の徒然幻視録)
ジャン=ドミニック ボービー原作、 ジュリアン・シュナーベル監督、マチュー・アマルリック、マリー=ジョゼ・クローズ、マックス・フォン・シドー。原作者の実体験に基づいた映画で、本来なら「潜水服」というより「潜水鐘」。英訳はDiving Bellだ。最も原始的な潜水装...
潜水服は蝶の夢を見る (tomozoのうれし★たのし★大好き)
重いテーマなので、なかなか見る機会をつくれず、DVDにて鑑賞。目蓋を動かす以外、なんら伝達手段をもたない主人公の話なんて、長い闘病の末の認知症の義父を見送って1
潜水服は蝶の夢を見る (B-scale fan's log)
2007年 ジュリアン・シュナーベル監督     マチュー・アマルリック主演 『フランスのファッション誌の編集長が脳梗塞で倒れ、  体のほとんどが麻痺して動かなくなった。  喋ることも出来ず唯一動く左目のまぶたを使って、  コミニケーションを回復した男の自伝。...
潜水服は蝶の夢を見る (Blossom)
潜水服は蝶の夢を見る LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLON THE DIVING BELL AND THE BUTTERFLY 監督 ジュリアン・シュナーベル 出演 マチュー・アマルリック エ...
潜水服は蝶の夢を見る(2007年、フランス) (楽天売れ筋お買い物ランキング)
「潜水服は蝶の夢を見る」(原題:Lescaphandreetlepapillon、英題:TheDivingBellandtheButterfly)は、2007年公開のフランス映画です。42歳という若さで突然の病に倒れ、身体の自由を奪われたELLEの元...