つれづれなるままに弁護士(ネクスト法律事務所)

それは、普段なかなか聞けない、弁護士の本音の独り言

ちょいのみボトル

2015-07-01 11:54:09 | 日記

T社長から「ちょいのみボトル」という日本酒の1合ボトル詰め合わせセットを(ちょくちょく)頂く。

 

こんな感じだ↓

 

「福光屋」という金沢の酒造メーカーさんが出しているセットで、6種類の1合ボトルが詰め合わせになっている(12種類のセットもある)。

 

これが、美味い。

 

美味い日本酒というのはついつい飲みすぎて皮下脂肪や内臓脂肪への不必要な栄養供給に走りがちだが、「ちょいのみボトル」は1合ボトルの詰め合わせなので、(よほど意思が弱くない限り)「あぁ、美味かった。んじゃ、次の1本」とはなりにくい。

あくまで私見だけど(しかも何の権威も裏付けもない私見だが)、

「美味い酒を飲んで、いい塩梅(あんばい)に酔っ払って、そこでまったく別の種類の酒に手を伸ばす」

というのは酒の飲み方としては邪道だと思っている。

であるからして、

「とりあえず、ビールね。はい、かんぱ~い。次、サワー行く? え、カヨちゃんは梅酒のソーダ割? んじゃ、俺もそれ飲む。・・・・・って、うわっ、なになに久保田の千寿があるじゃん。俺、絶対これ飲むわ。かっちゃんも飲みなよ。ぜってーうめーって。この前、俺、先輩に吐くまで飲ましてもらったから間違いないって。最後に〆でワイン飲もっか。赤がいい? 白がいい? 青がいい? いやいや、ワインに青はないでしょ青は。って、誰か突っ込んでよ、もう!・・・あ、ゴメン、俺、ちょっと吐いてくるわ。」

なんていう若者的飲み方は吾輩は大嫌いじゃ。

 

ある一定レベルを超えて酔っ払ったら、アルコールさえ入ってればビールだろうが焼酎だろうが日本酒だろうが馬のしょんべんだろうが同じだ。

そういう状態で、職人が精魂傾けて作ったお酒(別に日本酒に限らない)を飲むのは杜氏さんとか、何十年もワイン造りに人生捧げているワイン農家の親父さんとかに対して無礼ではないか、と思ったりするのだ。

 

などと偉そうにほざいている私も、若い頃は、「味わうために飲む」んじゃなくて、「とりあえず酔っ払うために飲む」(そして、吐く)というスタイルだった。

だから、若者が、「とりあえず酔っ払うために飲む」(そして、おしっこ我慢している私の前にトイレに駆け込んでゲロゲロ吐いている。しかも出てこない。)という事態に遭遇しても、

「ま、そういう時期なんだから仕方ないよね(でも漏れそう)。」

と大きな心(と膀胱)で見守ることにしている。

 

私自身は、35歳過ぎてから始めた弁護士という仕事を、

「単なる食い扶持稼ぎの手段ではなく、一生かけて極めるに値する職人芸」

と思い始めてから酒の飲み方も変わったように思う(単に加齢とともに酒に弱くなっただけ、との一部消息筋からの情報あり)。

酒の世界に限らず、私が「職人好き」なのも、たぶん、このあたりが理由だ。

現在、我が事務所では弁護士を募集中だが、私がそういう考えなので、弁護士業を「金を稼ぐための仕事」としか考えていない方の応募はお断りだ。

 

福光屋さんのお酒は美味い。あまりうまく言えないが、

「職人さんがちゃんと作ってるんだね」

という味がする。どの銘柄でも。

 

福光屋さんの本店は金沢だが、東京だと六本木ミッドタウンとか松屋銀座にショップを出しているので、「ちょいのみボトル」に限らず福光屋さんのお酒はそこで入手可能。

あと、オンラインショップもある↓

http://www.fukumitsuya.co.jp/

 

ちなみに、福光屋さんの某ショップの美人スタッフさんがT社長のご息女であることはT社長と私だけの秘密だ。

「頑固な職人が丁寧に作った酒を、美人の売り子さんから薦められて鼻の下を伸ばして飲む」

というのが日本酒飲みの王道である。


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1 コメント

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こらこら (K女史)
2015-07-04 17:21:35
カヨちゃんって名前出してるじゃん。
私は梅酒好きだからいいの。
なんなら、梅酒専門店が新宿にあるから連れてってくれぇ~U+203CU+FE0E

先生は酔うと酷い。
メールは言葉になってないし全部カタカナで読みずらい。

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