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迷歩録  えきじょうか

2017-04-25 11:48:36 | 日記
  雨の後  筍伸びて  空を刺す  雲雀や舞て  恋歌唄う


                              ひのひら  ろくべえ





     「えきじょうか」(液状化)とは、砂の地盤が地震の衝撃で流れやすくなる現象(広辞苑)とある。

     埋め立ての多い日本、さらに地震の多い日本となれば、無視できない現象であろう。この液状化現象が

     人間の集団に起きるとどうなるのであろうか。

      つまり組織集団が、その弱さによって内部崩壊していくことを、組織の液状化という風に捉える捉え

     方もあるという事である。

      組織の液状化は、未熟な組織に起きることが多い。つまり液状化が起こるという事は組織基盤が軟弱

     であるという事である。それはどういう事なのか、組織成員一人一人が弱いという事でもある。熊本城

     のように頑丈な石垣で創られた物でも壊れることがある。砂でできた地盤などは、たちまち壊れて跡形も

     なくなるのではないだろうか。熊本城の石垣は石そのものが頑丈で強い、しかし弱い石で組まれた石垣な

     らば、形を留めることはできなかったであろう。このように組織というものはその成員一人一人を強くす

     ることが必要なのではないだろうか。

      中心になる者だけが強くても、その組織は液状化していくのであろう。時間をかけ液状化する組織と、

     一瞬にして液状化する組織とあるのかもしれない。いずれにしても組織の社会的役割を考えれば液状化

     してはならないのではないだろうか。特に対人援助をメインとしている組織は、液状化、弱体化などとい

     う事は許されない事ではないだろうか。

      組織的に管理職不在が長く続いたり、経営方針が明らかにされないままにスタッフに残業を強いると

     か、そのような組織は組織の液状化の始まりなのではないだろうか。いくら綺麗ごとを並べても、その

     実態が伴っていなければ、それは組織の液状化の始まりではないだろうか。

      いずれにしてもそのことで、多くのクライアントに多大な迷惑をかけることになっていることを、知

     らなければならない。特に医療の世界は、日本のどこでも医療費は同じなのであるから、同じレベルの

     医療を維持する義務がある。それなのに、各医療機関での医療レベルの差が存在するが、医療費は同じ

     という矛盾の中にあることも知っておくことが大切なのである。

      つまり組織を液状化させずに、全国平均的レベルを維持できるよう組織を液状化させてはならないの

     である。最低が平均なのである。平均以下はあってはならない事、平均以上は歓迎すべきこと。これが

     同一単価の基本である。対人援助というものは、国が支配することが多いことから、隅々まで指導が

     行き届かないそのことをいいことに、基本的な組織の強化などは怠っている組織が多いのではないだろ

     うか。スタッフのレベルを向上させ、組織の液状化を防ぎ、クライアントに満足していただけるような

     組織としたいものである。
    、、
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