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迷歩録   よけい

2017-02-13 11:36:15 | 日記
 <strong> 青空に  白く絵を描く  はぐれ雲  春を引き連れ  近づいてくる


                             ひのひら ろくべえ





   「よけい」という言葉で思い出されるのが、「よけい」な一言という言葉である。人間関係の中でこの

   「よけい」な一言が関係性を左右することは良くある。特にコミュニケーションの場面で立場が近い時

    起きる可能性が大きいのかもしれない。

    友人関係、同僚関係など「よけい」な一言によって、今までの関係性が崩れることは良くあること。

    「よけい」一言ではないだろうか。

    なぜ人間は「よけい」な一言を発するのであろうか。相手に対しての気遣いが全く行われていない時

   さらには相手と自分の位置に差があると感じてる時、上から目線の時など気の緩みというか、注意力が

   散漫になった時に「よけい」な一言を発するのではないだろうか。さらには相手との関係性を距離感を

   間違った時など、勘違いと、思い違い、自己の優位性など、心理的にはあまりよろしくない心理を持っ

   ている時に、ついうっかりの発言が「よけい」な一言となる確率が高いのではないだろうか。

    軽々に「よけい」な言葉を発する人は対人援助の場におけるコミュニケーションの時は、注意を必要とするので

   はないだろうか。

    軽々な一言でその後人生を失うものもある。言葉というものは、ノリでもあるが剃刀にもなる。使う

   者の意思次第だが、無意識に出てくることだってある。無意識に出てくるものは、その人の基本的な考

   え方や思想というものを表していることも少なくない。

    飾られた言葉をいくら表現しても、「よけい」な一言でその人の深層人間性を知ることができる。あ

   るいは人間性を知らしめることにもなるのである。

    「よけい」な一言で相手を傷つけないことは対人援助職としての基本的なコミュニケーション技術で

   あろう。日常のコミュニケーションを経験したり体験する中で意識的に学びたい技術である。

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