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迷歩録  くせもの

2017-02-24 10:04:32 | 日記
  <strong>冷ややかな  朝に鳴き声  透き通る  鶯の恋  林を抜ける


                            ひのひら  ろくべえ



    「くせもの」と言われると、あまり良い印象は持たない、油断してはならないとか、つきあい方を考えなければ

    などと、ネガチィブな感情しか湧いてこないのではないだろうか。これが一般的な感覚だろうが、何故このよう

    な印象を与える言葉になったのだろうか。本当にそうなのであろうか。

     漢字では曲者とこのような字を書く、広辞苑によると、ひとくせある人、変わり者、異常な能力を備えた人間

    やり手などの意味があるそうな。曲者というとイメージにまず出てくるのが忍者であろう。現代的にはスパイと

    いうことになろう。テレビで話題の国の暗殺などもこの手の人達の仕業なのかどうなのか、曲者という言葉の印

    象をますます悪くする。

     しかし、広辞苑にもあるように、曲者とは異常な能力を備えた人間、あるいはやり手という事を考えれば、ネ

    ガティブな事ではなく、むしろポデティブな事ではないだろうか。他者から曲者と呼ばれるほど優秀な人になり

    たいものである。恋の曲者、仕事の曲者、釣りの曲者、野球の曲者、サッカーの曲者、様々な分野で名を上げて

    いる人々はある意味、皆、曲者ではないだろうか。このように考えると曲者とは優秀な人材という事にもなろう。

     人材が人財に変化していく可能性が最も高い人という事ではないだろうか。この人財を確保することが大事な

    のであろう。特に対人援助職職場における人材は減少傾向にある。今でも人手不足なのに、さらに減少していく

    傾向にあるという事は、社会的地位や、重要性が低いと捉えられても仕方がない。そうならないためにも、対人

    援助職に関係ある業界や関係機関や部署がまとまり、その将来性を吟味した上で、曲者人材を育てるということ

    をしていかなければ、他のサービス業界や製造業の業界に優秀な人材を持っていかれるのではないだろうか。

     資格などの概念を明確にしながら、人材教育を行い、人財つくりに専念することが大切な時期ではないだろう

    か。曲者とは優秀な人材、その人材を教育育てるビジョンこそが求められる時代、業界にとって都合の良いイエ

    スマン的な人材教育ではなく、業過の概念も改革できる「くせもの」を育てることが望まれるのではないだろう

    か。今、対人援助の職場にて活動している人達も、「くせもの」を目指して、自分の能力を高めたいものである。

     曲者と呼ばれる日まで。
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