gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

迷歩録   もらる

2017-01-20 13:51:19 | 日記
  <strong>本曇り  蚯蚓しばれる  大寒かな  高嶺颪や  炬燵にミカン

                            ひのひら  ろくべえ 


    対人援助の場で問われる、モラル、モラルとは道徳、道義、倫理のことでる。この内在的な課題は

   そのことにかかわる一人一人の問題として存在しているのだが、チームとして組織内で構築すること

   を遠避けている所もあるのではないだろうか。特に「モラル」ではなくモラール、(士気、やる気

   職場での労働意欲)をどのように高めるべきかを工夫している職場は少ないのではないだろうか。

     職場によっては自主的な勉強会までも経営者が介入してストップをかけるという所もあるようだ

   さらには経営者として労働や時間外労働は、見て見ぬふりをしたり、強制したりするのに、モラール

   には全く触れないという所が多いのではないだろうか。

    対人援助の職場は命に直接かかわるような職場もある。そんな職場でのモラールはとても重要な意

   味をなすのだが、しかし、そのことを実施している職場は少ないのに、労働者の労働意欲を批判した

   り、労働者個人の問題とすり替えたりとしてしまい。人事管理をする事務部門がそのことを知らなか

   ったりすると、そこにはモラール・アップ(労働意欲向上)は生まれないばかりか、負のモラルハザ

   ード(倫理の欠如、倫理の荒廃、)が起きてしまう結果となってしまう。

    そうならないためにも労働者一人一人は勿論のこと、経営者、管理者一体となった労働意欲が向上

   できるようなモラール対策委員会をつくる必要があるのではないだろうか。

    不当労働行為で幹部が逮捕されるという事件も起きている。労働者の権利や主張を取り入れた成長

   でなければ、外見や建物がいくら綺麗でも内容は最低ということになってしまう。さらにそこで働

   く者は、人間として最低などとなってしまえば、そこはもう対人援助の場ではなく、収容所となって

   しまう。

    医療や教育、福祉の名を借りた収容所とならないためにも、経営者、管理者、労働者が一体となっ

   て、「もらる」「もらーる」を考え工夫し、もらーる・さぽーと、を行うためにもらーる・さーべい

   (労働意欲調査)を行い、もらるはざーど(倫理の欠如、倫理の荒廃)が起きないように心掛けなけ

   ればならないのではないだろうか。

    モラルや、モラールは、互いに協力しなければできないこと、その協力によって、はじめてクライ

   アントの人生への援助が可能となるのではないだろうか。

    医療の場では不正請求、教育の場では体罰、福祉の場では人手不足など対人援助の場でも問題は山

   積だが、この山積問題を解決していくには厚生労働省の教育指導は勿論のこと、そこで働く一人一人

   の意識向上が大切なのではないだろうか。

    「もらる」は一人一人の深層にある。そのことを肝に命じて取り組むことが大切なのだろう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿