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迷歩録  せんりょ

2017-04-12 14:03:21 | 日記
  雨の後  背伸びする山  風光る  騒めく竹に  雀や遊ぶ


                             <strong>ひのひら  ろくべえ  




     「せんりょ」とは、いろいろと考えを思いめぐらすこと(広辞苑)とある。おもいをめぐすことだけが

     大切でなく、思いを巡らすとは考えるという事であり、目の前の問題を効率よく処理をするためでもあ

     る。いくら考えをめぐらしても、失敗に至ることもある。それを千慮一失という。

      対人援助の場におけるコミュニケーションはこのようなことが多いのではないだろうか。そのことを

     知っておくことが大切なのである。人間関係というものは、相手があること、いくら自分が思いを巡ら

     いし、考えた方法であっても相手の状況で、何の役にも立たないことはいくらでもある。そのことは自

     分が浅はかという事ではなく、自分が臨機応変に対処できなかったという事である。

      コミュニケーションは考えて行なうものではなく、その場の状況など雰囲気を感じ取り、相手が受け

     入れやすい情報を手掛かりに徐々に発展させることがよいのではないだろうか。自分の目的だけを焦り

     押しつけるコミュニケーションは、人間関係を崩してしまうばかりか、人間関係をつくれないという。
 
     結果を導き出すことにもなりかねないのではないだろうか。ゆるりと、一歩づつ進めるしかないのがコ

     ミュニケーションなのであろう。

      感覚を磨くしかないコミュニケーション技術、一人でも多くの人との関係の中で、本気度を高めかか

     わることが必定ではないだろうか。

      失敗を恐れず、失敗を教訓として、日々コミュニケーション技術の向上を願いかかわることが大切で

     あろう。その時、家族だから友人だから、仕事だからなどと理由うをつけないことが大切で、未熟な者

     が、場所や状況で使い分けできないのだから、人間関係すべてを学びとする姿勢が大切なのであろう。

      千慮一失は当たり前、その当たり前が起きることを予測して、細心の注意を払いながら、コミュニケ

     ーションできたならば、技術の一つを達成できたという言でもある。

      千慮一失という事もあるのだから、いい加減ではできない。より慎重に 

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