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迷歩録  こうりゅう

2018-01-05 09:28:30 | 日記
  東方の  梅膨らみて  日の出待  冷たき風や  凍える手足


                                ひのひら  ろくべえ


   人間の社会は、当たり前だが人間対人間の交流で成り立っている。そのような事は

  誰にでも解る。しかしそのことを大切にしているものは少ない。自分の欲を満たすこ

  とに精を出し、他人の存在を忘れてしまってることはないだろうか。

   交流という、日常的に繰り返される何気ないコミュニケーションの中にこそ、自分

  の生き方や考え方が現れている。そのことを知ることこそが自分を知ること、自分を

  知って、交流というものを行う。これこそが人間関係、人間関係の基本は相手を優先

  すること、相手が如何に満足できるかを考えながら、交流すること、つまり相手があ

  って、自分があるという事を常に意識して行う事が大切なのではないだろうか。

   交流というものは。目の前に存在するものとの交流だけではない。目の前にいない

  者、あるいは間接的に交流している者など、多くの交流がある。その交流によって人

  間は生きていることを実感したいものである。

   他者を評論家的に批評するのは簡単だが、そのものに成り代わりその心理を察する

  ことは難しい、しかし難しいと投げ出すのではなく、難しいからこそ解ろうとチャレ

  ンジすることに意味があるのではないだろうか。

   交流(コミュニケーション)こそが人間としての価値を学ぶ修行なのではないだろ

  うか。