hinajiro なんちゃって Critic

本や映画について好きなように書いています。映画についてはネタばれ大いにありですのでご注意。本は洋書が中心です。

映画 Room

2017年03月11日 | 映画
数年前に原作を読んで、その内容、言葉の使い方、キャラクター描写、全てにショックを受けたこの作品を一体どうやって映像化したのか興味津々で待ちわびていました。
わかりやすくまとまっていましたね。良かったです。
特に「賭けに出る」シーンは、読書中のザワザワした気持ちを思い出しながらも、やっぱり映像の力強さに魅了されました。
でもそれと同時に私が頭の中で映像化していたのと風景もぴったりマッチしていて、いかに作者の描写力が優れていたかを再確認もしたのです。
母親役、息子役、どちらの演技も素晴らしかったです。

3.5 out of 5 後半の時間の進み方がやや遅過ぎたかな

原作の評価は 9 out of 10 なので、未読の方には今からでもお薦めします。
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