SHURE E500PTH 音質評価（仮）

やることがいろいろあってブログの更新が一番後回しになってる(；・∀・)
んですが、アクセスログを見ると「SHURE E500」で検索されてくる方も
多いようなので、僕の音質評価（仮）を簡単にですが、まとめておきます。

E500＝SHURE E500PTH
5Pro＝Ultimate Ears Super.fi 5 Pro
E4c＝SHURE E4c
と略します。

１．総合評価
E500＞＞5Pro＞＞E4c

E4cから5Proに移行した時、E4cにはもう戻れないなぁと感じたものですが、
5ProとE500にも同様な感想を抱きました。そう5Proにはもう戻れない。。

但し、コスト面を抜きに考えているので、コストパフォーマンスを
考えればUltimate Ears Super.fi 3 Studio辺りの1万円前後の
ヘッドホン／イヤホンがそこそこの高音質で満足のできる値段かもしれません。

E500は反則的に高音質という印象です。


２．高音
E500＞＞5Pro＝E4c

高音の伸び…の評価です。


３．中音域
E500＞＞5Pro＝E4c


４．低音の量感
E500＞＞5Pro＞E4c

E4cはフラット特性の為、好みもあるでしょうが5Proを聴くと
E4cでは物足りなく感じます。
5Proは中高音域よりも低音域が全面に出るため、E500の全音域が
隈なく聴こえてかつ低音の十分なボリュームの音質を聴くと
5Proでは物足りなく感じます。


５．音の広がり
E500＞5Pro＞＞E4c

以前5Proの音質評価で5Proの音の広がりはスゴイと書いたんですが、
E500もなかなかの音の広がりを持っています。
E500＞5Proと書いたんですが若干質的に異なる印象です。
例えるとE500は夜の野外で鳴らしているような広がりの印象です。
5Proは（残響がある訳ではないですが）ホールで鳴らしているような印象です。


６．装着感
5Pro＞E4c＞E500

5Proは以前、スピーカを耳の中に置くような感じと書きましたが、
圧迫感もなく、電車内で車内放送を聞く場合にも直ぐに外せて良いです。
E4c、E500は5Proに慣れているとどうしても（本来そういうイヤホンなのですが）
耳栓という感じです。特にSサイズのイヤーパッドを使っている場合。

簡単ですが以上です。
その他、E500の感想として、カナル型のイヤホン全般に言えること
ですがイヤーパッドの選択で音質が大幅に変わるという点です。

僕のベストチョイスはE500の場合、グレイのソフトイヤーパッドのSです。

以下、E500の各イヤーパッドの音質感想を書いておきます。
僕の感想なので人によって違う可能性があります。

・フォームパッド（通称：黄スポ）：スポンジタイプ
→フラットな音質になる。僕的には少し物足りないですが、
一番好みという人も多い。あとスポンジなので取り回しが少し面倒です。

・透明パッドS（通称：クリアS）
→グレイSの次に良い感じです。グレイSほど低音がブーストしない。
音域・解像度もグレイSの次に良い感じ。但し中音域は出ているが
ボーカルが少しこもる感じになるような気がする。
あと透明パッドは硬いので装着感が悪いです。
（よって、Mサイズは僕の耳には合わないので評価はナシです。）

・グレイソフトイヤーパッドS（通称：グレイS）
→一番良いです。ちょっと低音がブースト気味に感じますが、
エージングが進むにつれて締りが出てきたように思います。
中音、高音全て隈なく聴こえ、解像度・音質とも最高です。
あと装着感が良いですね。

・グレイソフトイヤーパッドM（通称：グレイM）
→デフォルトのイヤーパッドです。これでも5Proより良い音質
のような気がしなくもないですが、Sサイズで耳の奥まで
差し込んだ音質を体験するとグレイMの音質はひどく物足りなく
感じてしまいます。

少しといいつつ、結構長文になってしまいましたかね。(；・∀・)