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追憶の欠片№9

2017-12-21 07:46:12 | 日記・エッセイ・コラム

H社の在籍時も 超零細企業を運営している時も 明日やる事に追われてハリネズミのように忙しなく動き回っていた                                                  過去を見つめる事はなかった その時のMonsieurの近くの目線 遠くを見る視線は未来を見つめているしか無かった                                                    ここ数年は頼まれ事が少なくなって来ている もっと重症なのはMonsieurがやりたい事が思い当たらなくなって来て                                                いる事である 特に『やんちゃ仲間の夢工房』が完成と同時にMonsieurの心の一面に深い靄が掛かっている 隙間より

明日の景色が壊れ掛かって見える この明日が壊れ掛かって来ているMonsieurの心模様はもしかすると・・・消極的な                                                     死を受け入れ始めているのかもしれない 人類の世代交代の役目は果たした 『そよ風』は完成した 寝ていれば、記念                                            樹が成長して小さな森は風格が漂ってくるに違いない 17回目の改造で石窯が完成した Monsieurが目指した小さな                                             森の美術館とお菓子屋さん 地域の休みっパのコンセプトは次の人に任せられるレベルに達した

最近のMonsieurは消極的な死の受け入れなのだろう・・・・か これも迄 作り上げて来た『そよ風』の庭作りから                                              Monsieurの手がけた一つ一つの存在を消してしまいたい衝動に駆られる事が多い 厳冬期の北鎌尾根にチャレンジした事                                                 槇有恒さんのアイガー東山稜を登攀した時の若さも イタリア生活を求めて渡欧した時も H社を途中下車した時も 明日へ                                                     夢見る明日の視線しか無かった ここ最近は困難大好き人間のMonsieurが小さく消え掛かって来ているのかも知れない

もしかする・・・・とMonsieurの【終の棲家の探訪計画】は消極的な死を受け入れるための行為なのかもしれない 今日の                                                       朝 2階にあったCDを喫茶室でCDを掛けたスイングジャズの最後の方に サイモンとガーファンクルの『明日に架ける橋』                                                            が流れた じっと耳を傾けていたら trouble waterの小節にI will lay me downというふうに聞えて来た だとすると                                                    Monsieurの残された役目は消極的に死を受け入れる事では無くて・・・・逆巻く川に横たわって橋に成れ(!)

2017-12-21 Monsieur