「 檀家 」 と言えば 「 お寺 」 の組織の事ですが、銀太郎が檀家寺住職 （？）の組織があります。
「 銀太郎が釣ったサケ 」 を味わっていただく檀家で、「 イクラ組 」 「 切り身組 」と 「 半身組 」 そして 「 丸ごと組 」を紹介します。
イクラ組 ・・ 美味しいとこ持ってけ組で銀太郎妻の「お友達」が多い。
切 身 組 ・・ サケのサバキが苦手（だろう）組。
半 身 組 ・・ 丸ごともらってもチョット多い（？）組。
丸ごと組 ・・ 豪快にいきましょう！組。 ・・・ でありますっ。
そうそう、銀太郎家の 「 １家・逸品 」 になっている 「 とば 」 をもらえる檀家はチョーラッキー。
北オホーツク海岸の、銀太郎の釣り場付近に居座る仲間釣師たちはみんな独自の檀家をもっているようですが、仕事に直結させている仲間もいて、○○保険の勧誘に一役・・なんてパターンもあります。
苦労して釣り上げたサケではあるものの、品の悪い檀家モドキを持つと、「 今、サケ安いよね・・ 」 なんて言葉をお返しにもらって怒っている仲間もいるから、檀家選定もなかなかのものなのです。
銀太郎にも 「 檀家 」 はたくさんいて、シーズンはじめの頃、銀ピカで大き目のサケは高価な袋に入り 「 箱入り娘 」 で冷凍されます。 遠くは和歌山、石川、仙台・・・。 しかし銀太郎家の 「 ご近所 」 と 「 職場 」 には 「 檀家 」 はいません。 いないと言うより 「 ご遠慮 」 なのであります。
サラリーマン釣師にとっての９月は 「 稼ぎ時 」 。 銀太郎は以前、近所にサケをおすそ分けした事があったのですが、銀太郎の職場にたまたま来た Ｓ さんに 「 ドーモ・ドーモ！先日は大きなサケを・・ 」 とやられてしまった。
「札幌で法事が・・」との理由で職場を休んでいたのに、「 お・お・バ・レ 」・・（怒）。 あれ以来、口の硬い檀家以外は、お寺を変えていただく事となりました。 無縁仏を作ってしまったぁ～。
「 大漁 」 の時などは、あらかじめ電話連絡をとって、銀太郎が自宅到着時には近隣の町からも檀家が集まります。
我家の前は街灯も明るく、広く舗装にしてあります。 地下水も使えるので檀家たちはサケを洗ったり、魚をある程度処理してから帰って行きます。
翌朝、銀太郎の家の前が 「 砂だらけ・・ 」 までは許容範囲なのですが、あちらこちらに 「 イクラ 」 が転がっているのは、まことに迷惑！。
朝、「 行って来ま～す 」 と我家の玄関のドアを開ければ 「 銀バエ 」 が舞い踊っている ・・ 。これだけは ホント 勘弁していただきたい （ 祈 ）。
↓９月の銀太郎家前は「砂・イクラ・銀バエ・おまけに匂い」・・近寄らない方がいいなぁ～と感じた方はポチッ！
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