古代日本国成立の物語

小学生の頃から好きだった邪馬台国と古代史。自分なりに解き明かしたいと思い続けて40年。少し真面目に取り組んでみよう。

崇神天皇(その1)

2017年01月04日 | 古代日本国成立の物語(第二部)
 「古代日本国成立の物語」の第一部は2016年末をもって終了としましたが、この第一部は毎日1つの記事を投稿することにこだわって物語を紡いできました。結果、連載モノとして読んでいただくことができたのではないかと思っています。そして新しい年の始まりとともに第二部を開始しようと思うのですが、第二部については、材料が整っていない状態、料理が出来上がっていない生煮えの状態、検証が十分にできていない思いつきレベルの状態、ストーリーがつながっていない断片状態、であっても随時アップしていこうと考えています。第一部のような連載モノにならないと思いますが、時々訪ねていただけるとありがたいです。

 第二部は日本書紀をもとに崇神天皇を考える所から始めようと思います。まず、崇神天皇の事績に関連のある第7代孝霊天皇に遡って確認作業をしてみます。

■孝霊天皇
 后…細姫命
 子…孝元天皇

 妃…倭国香媛
 ※古事記では意富夜麻登玖邇阿礼比売命
 子…倭迹々日百襲姫命、彦五十狹芹彦命(別名を吉備津彦命)、倭迹々稚屋姫命

■孝元天皇
 后…欝色謎命(穂積臣の先祖である欝色雄命の妹)
 子…大彦命、開化天皇、倭迹々姫命

 妃…伊香色謎命(物部氏の先祖である大綜麻杵命の娘) 
 ※先代旧事本紀では大綜麻杵命と高屋阿波良姫の子で弟に伊香色雄命がいる
 子…彦太忍信命(武内宿禰の祖父)

■開化天皇
  母…欝色謎命
  后…伊香色謎命 → 父親の妃を自分の后にした
  子…崇神天皇(第二子)

  妃…丹波竹野媛
  子…彦湯産隅命(第一子) 

■崇神天皇
  母…伊香色謎命
  后…御間城姫
  子…活目入彦五十狭茅尊(垂仁天皇)、彦五十狭茅命、国方姫命、千千衝倭姫命、倭彦命、五十日鶴彦命

  妃…遠津年魚眼眼妙媛(紀伊国の荒河戸畔の娘)
  子…豊城入彦命、豊鍬入姫命、

  妃…尾張大海媛
  子…八坂入彦命、淳名城入姫命、十市瓊入姫命

●考察
 第10代崇神天皇は第9代開化天皇とその后である伊香色謎命の間にできた子である。したがって第二子でありながら皇位継承権をもった嫡男である。このことは問題ないのだろうが、この開化天皇の「后」である伊香色謎命は、自分の父親である第8代孝元天皇の「妃」である。つまり、父親の相手を皇后として娶ったことになる。私はここに不自然さを感じるのだ。つまり、神武天皇の系譜にある欠史八代に崇神天皇を無理やり繋げるための作為ではないかと考えるのだ。本来、皇位を継ぐ地位にあったのは開化天皇の第一子である丹波竹野媛との間にできた彦湯産隅命ではなかったのか。さらにこのことは神武王朝と丹後王国のつながりを示唆してくれている
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